3/6【ZERO1】太嘉文&松永がインターコンチタッグ奪還 両国での新日本迎撃を宣言
『大谷晋二郎デビュー30周年記念イヤー ZERO1・21周年記念大会「旗揚げ記念日」』東京・後楽園ホール(2022年3月6日)
インターコンチネンタルタッグ選手権試合 ○太嘉文&松永準也vs橋本友彦&牙城×
太嘉文&松永がインターコンチネンタルタッグ王座を奪還。佐藤嗣崇とともに4・10両国大会での新日本・小島聡&永田裕志&タイガーマスク迎撃を宣言した。
昨年11月の風林火山を制し、インターコンチタッグ王者となった橋本&牙城は1・1後楽園大会で久保田ブラザーズを返り討ち。2度目の防衛戦となったこの日、太嘉文&松永が奪還に乗り出した。
王者組が主導権を握った。橋本がブレーンバスターで太嘉文を叩きつけ、牙城がネックロック、橋本がケサ固めで絞め上げる。場外戦では牙城がボディスラムを敢行した。ZERO1軍は松永がジャンピングエルボー、ハーフハッチで挽回。牙城を逆エビ固めで捕らえた。橋本が串刺しボディアタックで鎮圧にかかっても、松永はドロップキックを放って食い止めた。
名誉挽回を図りたい太嘉文も続こうとしたが、牙城のスピアーを食らって出鼻をくじかれてしまう。王者組は連続串刺し攻撃に出ると、橋本がダイビングサマーソルトドロップ、チョークスラムとたたみかけ、牙城がフロッグスプラッシュを放った。
ピンチを迎えた太嘉文だったが、橋本と牙城の同士討ちを誘い、チキンウイングアームロックで牙城を捕らえた。すかさず松永も橋本を分断すると、太嘉文が一意専心に移行して牙城をギブアップさせた。
太嘉文&松永がインターコンチタッグ王座を奪還。第46代王者となった。試合後、太嘉文は「4月ZERO1両国。今、俺たちには夢がある。俺には大きな夢がある。その夢のために超えなきゃいけない壁がある」とし、「参戦が決まってるんだろ? カードも発表されてないんだろ? だったらチャンピオンになった今言わせてもらうぞ。おい、新日本プロレス! タイガーマスク、小島聡、そして永田裕志! あんたらの前に俺たちが立ちはだるからな」と4・10両国大会での新日本迎撃を宣言した。
太嘉文が「一人足りてない。誰かいないか? 俺たちと一緒に新日本と戦ってくれるヤツはいないか?」と募ると、現れたのは佐藤。太嘉文から「嗣崇、俺とお前、ZERO1入る前、同門だったよな。俺の一番最初の後輩だよな。あんなに静かだったお前がこうやって無言でリングに上がってくれることうれしいよ。一緒に戦ってくれるか?」と呼びかけられると、佐藤は「新日本プロレスという名前に僕は憧れて小さい頃を過ごしてきました」と前置きし、「いろいろありましたけど、僕は今このZERO1のリングで戦っています。そして次の両国で新日本プロレスと戦うチャンスがある。僕はZERO1を代表して、ZERO1を背負って新日本プロレスと戦います。太嘉文さん、一緒にやりましょう」と呼応。4・10両国大会での新日本迎撃が決定的となった。