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3/27【全日本】ヨシタツがコロナ王座V3 奮闘・植木を高評価「こいつは男」

『2022 DREAM POWER SERIES〜PATIO presents〜』埼玉・ところざわサクラタウンジャパンパビリオン ホールA(2022年3月27日)
コロナ・プレミア・インターコンチネンタル選手権試合 ○ヨシタツvs植木嵩行×

 ヨシタツがヨシタツ・キングダムの盟友・植木を退け、コロナ王座V3を果たした。

 当初、両者のタイトルマッチは1・9岡崎大会で行われる予定だったが、同大会が中止となって消滅。この日、舞台を所沢に変えて実現した。

 一度は反目し合った両者だったが、3・12後楽園大会で和解。ヨシタツ・キングダム対決の図式でコロナ王座を争った。植木は各種敬礼式ヘッドバットを乱れ打って奮闘。バックフリップで叩きつけ、丸め込みであわやの場面を作ったが、3カウントは奪えず。ヨシタツ幻想(ファンタジー)でグロッギー寸前に追い込んだヨシタツがヨシタツ狂想曲(ラプソディー)で植木の粘りを断ち切った。

 ヨシタツが同門対決を制し、コロナ王座3度目の防衛に成功。試合後、植木を抱き起こして手を挙げて称えた。「俺もだいぶ追い込まれたからね。彼はデスマッチ、ハードコアもやるけど、正統派のレスリングもちゃんとできるというのが広まったんじゃない?」と認めたヨシタツは、植木の胸に手を当てながら「たいしたもんですよ。こいつは男ですよ。(ハートを)持ってる。素晴らしい」と手放しで絶賛した。

 惜敗した植木だが、ヨシタツの言うように存在感はみせた。ヨシタツ・キングダムによる「改革」を見据え、「そのために私がヨシタツ・キングダムの取締官となって、もっともっと内からどんどん全日本プロレス、ヨシタツ・キングダムを盛り上げていきたいと思っております」と誓った。これにはヨシタツも「言葉の意味はよくわからんが、とにかく凄い自信だ」と頼もしげだった。

【試合後のヨシタツ、植木】
▼ヨシタツ「植木、今日はよくやったぞ。俺、ツイッターで何日か前にあおったんだけど、もともとこの話っていうのは岡崎の大会でホントはやる予定だったんだけど、それが流れたっていうので彼が凄く悔しがってたって裏で聞いてた。俺いつかやってやりたいなって思ってた。こんなに早くヨシタツ・キングダムがまた復活することができたから、じゃあこのタイミングでやったらいいんじゃないっていうね。なるべく早くやりたかったから。また仲間になったしね。今日できてホントによかったと思う。ホントに頑張ったと思う。彼に得意なスタイルで来いって、デスマッチでもハードコアでも何でも受けるからって。ぶっちゃけここだけの話、じゃあデスマッチでって言われたら正直どうしようかなと思ったんだけど、正々堂々、王道スタイルで行かせてもらいますと。ここまでよくやったなと思いますよ。俺もだいぶ追い込まれたからね。彼はデスマッチ、ハードコアもやるけど、正統派のレスリングもちゃんとできるというのが広まったんじゃない? 広まればいいし、そういう機会でもあったしね。よく不利なルールで俺に挑んだなというね。たいしたもんですよ。こいつは男ですよ。(植木の胸に手を当てながら※ハートを)持ってる。素晴らしいと思う」

▼植木「ヨシタツさん、一つ言わせてください。一つは今日はありがとうございました。もう一つはヨシタツさん、しゃべりすぎです。しゃべりすぎで褒めすぎです。ヨシタツ・キングダムはもっともっと上を目指さなきゃいけないと自分は思ってます。もっともっと上を目指すためにはヨシタツ・キングダムを内部から改革。そう、私、植木嵩行、前職の通り警察。ヨシタツ・キングダム内で改革していかなきゃいけない。そのために私がヨシタツ・キングダムの取締官となって、もっともっと内からどんどん全日本プロレス、ヨシタツ・キングダムを盛り上げていきたいと思っております」

▼ヨシタツ「言葉の意味はよくわからんが、とにかく凄い自信だ。俺のコメントが長いのはヤングライオンの時から。これは直んないから。植木よくやった。We can do it!」

▼植木「Do it! しゃべりすぎっす…」

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