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4/10【ZERO1】藤波がレジェンドマッチで鮮やかドラゴンスリーパー葬 天龍とZERO1・20周年祝福

『押忍PREMIUM〜ZERO1旗揚げ20周年&21周年記念大会〜プロレス』東京・両国国技館(2022年4月10日)
○藤波辰爾&越中詩郎&LEONAvs藤原喜明&船木誠勝&アレクサンダー大塚×

 藤波がレジェンドマッチで大塚を鮮やかなドラゴンスリーパーで葬って勝利。立会人の天龍源一郎とともにZERO1の20周年&21周年を祝福した。

 ZERO1の20周年&21周年を祝うべくレジェンドレスラーたちが登場。新日本ではドラゴンボンバーズとして活動を共にしていた藤波&越中がLEONAと組み、元藤原組の藤原&船木&大塚と対戦した。ZERO1の創始者・橋本真也さんと激闘を繰り広げ、参戦経験もある天龍が立会人を務めた。

 立会人の天龍を含むレジェンドたちがリングに集結すると、場内のムードは最高潮に。のっけから越中がヒップアタックを連発して盛り上げると、藤波と藤原も真っ向から張り手を打ち合って火花を散らした。

 大物たちの中で目立とうと、LEONAは藤原や船木に食ってかかるが、待っていたのは倍返し。船木は掌底やミドルキックなどでLEONAをメッタ打ちにした。藤原も一本足頭突きなど厳しい攻撃を浴びせる。それでも耐え抜いたLEONAは父・藤波の前で船木にドラゴンスクリューを繰り出して、ピンチを脱した。

 気合い全開の越中が各種ヒップアタックを乱舞して猛追に転じると、体力を回復させたLEONAも大塚を攻め立てる。大塚はジャイアントシングで豪快に11回転させたものの、越中が好フォローを見せてジャンピングヒップアタックで足止めすると、好機に藤波が登場。スリーパーからドラゴンスリーパーの構えに。

 船木がカットに入るが、藤波はドラゴンスクリューで返り討ち。LEONAが延髄斬りで大塚の反撃を防ぐと、今度こそ藤波がドラゴンスリーパーに捕らえて、ギブアップを奪った。

 鮮やかにギブアップを奪った藤波は「久しぶりだったけどね。初期の頃も知っているからね。橋本がいた頃から知っているからね。でも、月日が経つっていうのは早い」と感慨深げ。「でも、これだけ団体が多くなった中で、残っていくというのは大変なんで。選手も育っているし、こうやってみんなで盛り上がって、1つの記念として、我々も2人で上がったけど」と団体の底力を感じたようで、「おめでとうございます」と祝福の言葉を贈った。

 試合を見守った天龍も「20年続いてきたという。その橋本真也の意志を引き継いだことも凄いと思うけど、今日は40団体が一堂に会したっていうのも凄いと思いますよ」と現在のZERO1を称え、「たぶん天国で橋本真也も苦笑いしてますよ。橋本真也が作った団体らしい仕様だね。ハチャメチャで破天荒で」と満足げだった。


【試合後の藤波&LEONA】
▼藤波「久々の船木の蹴りはどうだった? (胸板を見て)真っ赤じゃない?」

▼LEONA「ああ、クソ」

――ZERO1の20周年&21周年の記念大会となったが、リングに上がってみてどうだった?

▼藤波「久しぶりだったけどね。初期の頃も知っているからね。橋本がいた頃から知っているからね。でも、月日が経つっていうのは(早い)。でも、これだけ団体が多くなった中で、残っていくというのは大変なんで。選手も育っているし、こうやってみんなで盛り上がって、1つの記念として、我々も2人で上がったけど。僕自身もそうだけど、(LEONAに)久々にね、船木と。今度シングルやるか?」

▼LEONA「もちろん」

▼藤波「おめでとうございます。20周年ね」

――今後も機会があれば?

▼藤波「そうですね」

【天龍の話】
――ZERO1の20周年記念大会については?

▼天龍「橋本真也が作って、20年続いてきたという。その橋本真也の意志を引き継いだことも凄いと思うけど、今日は40団体が一堂に会したっていうのも凄いと思いますよ。たぶん天国で橋本真也も苦笑いしてますよ。橋本真也が作った団体らしい仕様だね。ハチャメチャで破天荒で」

――レジェンドマッチの見届け人だったが?

▼天龍「何かあっても俺が助けられるわけじゃなくて、俺が助けてほしいなっていう。でも、皆さん元気で。藤原さんも、藤波選手も相変わらずベストコンディションで出ているのを見て、ちょっと安心しましたよ」

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