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6/20【新日本】オカダが“天心vs武尊"に刺激と対抗心 「俺らも来年の東京ドームは超満員」

『NEW JAPAN ROAD』東京・後楽園ホール(2022年6月20日)
○鷹木信悟&内藤哲也&SANADAvsオカダ・カズチカ&中島佑斗&大岩陵平×

 オカダが前日に東京ドームで行われた「那須川天心vs武尊」に刺激を受けつつも対抗心を燃やし、「俺らも来年の東京ドームは超満員」と誓った。

 この日、オカダはヤングライオンの中島&大岩と組んで、L・I・Jr.の内藤&鷹木&SANADAと激突。前日夜に放送されたバラエティ番組『くりぃむナンタラ』でも披露したジャイアントスイングを決めて場内を沸かした。その後もヤングライオンを引っ張りつつ奮闘したものの、最後は大岩が鷹木のパンピングボンバーで沈んでしまった。

 試合後、「思ったより新日本プロレスのヤングライオンは大したことないね。気合い入れてくれよ。そんなもんでね、ヤングライオンだからって新日本の一員だと思ってもらってちゃ困るね。まだまだ頑張りなさい」とヤングライオンを叱咤激励したオカダは、前日に後楽園ホールの隣にある東京ドームで開催された『THE MATCH 2022』について言及した。“世紀の一戦"と目された天心vs武尊をメインに据えたキックボクシングの興行は格闘技界のみならず、世間から大きな注目を集め、最前列300万円のチケットほか、全席が完売。当日は56399人もの記録的な大観衆を集め、PPVのチケット券売数も50万件を超えた。

 オカダは大会自体こそ観戦してないものの、その反響の大きさに「やっぱり悔しいですよ、先に行かれたっていうのはね」と反応した。「新しい部分を出してくれたのが昨日の『THE MATCH』だと思うんで。別に僕たちも負けて悔しいだけじゃなくて、盗めるところは盗んで、どんどんどんどん新日本プロレスを良くしていきます」と刺激も受けた様子。「俺らもやりますよ。来年の東京ドームは超満員。別に5万人を入れられないわけじゃないですし、入れてプロレスの力を見せたいなと思っているんで、そこはしっかり目指して、本当にお互いに競争できるようにやっていきたいなと思います」と新日本ドーム大会の超満員実現を誓った。

【鷹木の話】「いやあ、この後、大事な大事なG1のブロック分けがあるのに、その前に大岩と中島か。いい刺激もらったよ、ヤングライオンから。いい刺激と言えば…いい刺激と言っていいのか分かんねえけどよ、昨日、お隣の東京ドームでは格闘技のイベントで、(※一際デカい声で)56000人! カァー、素直に凄いと思うよ。俺も1・4のメインをやったが、あの時は確か12000人だよ。プロレスラーとして、一プロレスラーとして、そこはスルーできないことだ。まあ今、現状にどうこう言ってもしょうがねえから、まず俺たちがやらなきゃいけないことはG1 CLIMAX、とことん盛り上げてやる」

【試合後の内藤】
▼内藤「普段、なかなか試合することのないヤングライオンと試合ができて、俺は楽しかったよ。彼らがこれからどう成長するか、楽しみだね。ってかさ、最近、某スポーツ新聞社のなんとか本記者が、全然ファミレスに行ってくれないからさ、自分でTシャツ作っちゃった。どう? (※東スポの岡本記者に見せつけると)どうですか? ねえ、岡本記者? どうよ?」

▼岡本「いいんじゃないですか? カッコいいんじゃないですか?」

▼内藤「最近、あなた、UNITED EMPIREの広報さんに付きっきりで、原点であるファミレスにはもう行けないって? ファミレスにはもう行きたくないって、そういうこと? (※岡本記者にジリジリと近づきながら)ちょっと有名になったらそんなんなっちゃった?」

▼岡本「そんなことないです」

▼内藤「変わったなあ。まあいいよ。今度、またファミレスにご招待するから楽しみにしててよ。で、俺がこの先、なんて言いたいか知ってる?」

▼岡本「明日の大会について…」

▼内藤「オッ! 分かってるね。ちゃんとチェックしてるじゃん。で、明日の会場は?」

▼岡本「後楽園ホールです」

▼内藤「で?」

▼岡本「また明日、後楽園ホールでお会いしましょう」

▼内藤「オオ、素晴らしい(笑) で、その先は?」

▼岡本「アディオス」

▼内藤「よく分かってるね〜(※満足げな表情で控室へ)」

※SANADAはノーコメント

【試合後のオカダ】
▼オカダ「いやあ、ヤングライオンの勢いがどんなもんかと思いましたけど、まだまだだね。思ったより新日本プロレスのヤングライオンは大したことないね。気合い入れてくれよ。そんなもんでね、ヤングライオンだからって新日本の一員だと思ってもらってちゃ困るね。まだまだ頑張りなさい。ここまで来るのが目標でしょ? 頑張りなさい」

──昨日の大会後のコメントで『THE MATCH』について言及して、羨ましいという言葉もあったが、大会を見た?

▼オカダ「いや、ちょっと見てないんですけど、試合が終わって帰ってたりもしてたんで。ただ、その盛り上がりっていうのは何を見ても、どのアプリ、どのサイトを見ても書いてる感じだったんで、本当に格闘技としてあそこまでのところに行ってくれたわけですから。まあ、やっぱり悔しいですよ、先に行かれたっていうのはね。それは昨日は立ち技だけでしたけど、総合(格闘技)の人たちも同じことを思っていると思いますし、プロレスも負けじと。でも、格闘技の業界として新たな一歩を踏み出してくれたと思いますし、なんて言うか、また昨日のことをきっかけにいろんなことが変わっていくと思いますんで。いろんなこと、新しい部分を出してくれたのが昨日の『THE MATCH』だと思うんで。別に僕たちも負けて悔しいだけじゃなくて、盗めるところは盗んで、どんどんどんどん新日本プロレスを良くしていきます」

──那須川天心選手と武尊選手と接点もあると思うが、メッセージは発信した?

▼オカダ「いやいや、二人の闘いだと思いますし、そこに僕らがああだこうだ言うのも違うかなと思いますしね。まあ、『頑張って』とかたくさん言われていると思いますし、『お疲れ様』、『残念だね』、『良かったね』、それもたくさん言われていると思いますんで。僕もどっちかって言うと言われる側だし、そういう気持ちも分かるんでね。落ち着いた時にまた何かあればいいんじゃないかと思いますけどね」

──プロレスラー・オカダとして刺激を受けた?

▼オカダ「そうですね。いや、俺らもやりますよ。来年の東京ドームは超満員。別に5万人を入れられないわけじゃないですし、入れてプロレスの力を見せたいなと思っているんで、そこはしっかり目指して、本当にお互いに競争出来るようにやっていきたいなと思います」

【中島の話】「クソッ! チクショー! 今日、新日本のトップの人らと組まれて…クソーッ! いつか食ってやる」

【大岩の話】「(※氷嚢で胸を冷やしながら)クソッ! こんな豪華なメンバーの中で試合させていただいて、こんなに不甲斐ない結果で!まだまだ練習します! クソッ! もっと強くなります! ありがとうございました」

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