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6/24【NOAH】潮崎が“未完の大器”谷口に猛ゲキ 「もう“今”しかないぞ?」

『SUNNY VOYAGE 2022』横浜ラジアントホール(2022年6月24日)
○潮崎豪vs谷口周平×


 潮崎が一騎打ちで“黒タイツ回帰"を果たした谷口に完勝。45歳になった“未完の大器"に猛ゲキを飛ばした。

 谷口は今年に入って“ファンキー路線"から脱却し、リングネームも本名に戻して原点回帰の黒タイツ姿に。レネ・デュプリ欠場で急きょ横浜大会で潮崎との一騎打ちに臨んだ。

 2005年デビューの谷口と2004年デビューの潮崎は、かつてGHCタッグ王座も巻いた仲。ともに小橋建太の付け人を務めた過去も持つ。久々のシングルマッチでは潮崎が谷口の気迫を真っ向から受け止め、猛烈な逆水平を何発も返し続けた。

 終盤にはゴーフラッシャーをしのいだ谷口が小橋ばりのハーフネルソンスープレックス、握り拳からのラリアットを放ったものの、潮崎は屈さず。逆に逆水平で正面から谷口を止めるや、最後はカウンターの豪腕ラリアットをぶっ放して完璧な3カウントが数えられた。

 大の字の谷口の胸をポンと叩いてから花道を下がった潮崎。「あいつが今、変わろうとしている、変わりかけている、その気持ちは伝わった」としたものの、これまでも幾度となく谷口にはゲキを飛ばしてきた。「あいつは俺と1年違いか、キャリアは。あそこであいつがくすぶってたらダメだろ? それで終わっちゃうよ、あいつ自身。今、今だよ。今しかないからね。あいつ、それだけは覚えとけって」と、もう45歳になった“未完の大器"に最後の猛ゲキを飛ばした。

【潮崎の話】「最初はレネ・デュプリで。あいつにとってよりプレッシャーに感じたと思うし、俺自身、あいつとシングルマッチはどれぐらいぶりだろう? それぐらいの相手だし。でも、あいつが今、変わろうとしている、変わっている、変わりかけている、その気持ちは伝わったよ。でも、それだけじゃない何かを掴まないとな。あいつは俺と1年違いか、キャリアは。あそこであいつがくすぶってたらダメだろ? それで終わっちゃうよ、あいつ自身。今、今だよ。今しかないからね。あいつ、それだけは覚えとけって。今だけだよ」

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