プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/30【ZERO1】世界ヘビー王者・田中が「ぶっちぎって優勝」宣言、ノア・稲村「火祭りの悔いは火祭りで晴らす」 火祭り直前会見

 『第22回 ZERO1真夏の祭典・火祭り2022』へ向けた会見が30日、都内で行われ、所要のため欠席となったヒデ久保田を除く出場11選手が出席。史上最多6度目の優勝がかかる田中将斗が「世界ヘビーのチャンピオンなんで負けるわけにはいきません。ぶっちぎって優勝したい」と宣言すれば、昨年、無念のリタイアに終わっているノア・稲村愛輝は「火祭りの悔いは火祭りで晴らします」と誓い、全勝優勝を予告した。

 ZERO1の真夏の祭典・火祭りが明日7・1新木場大会で開幕する。今年は12選手が出場しての2ブロック制リーグ戦で、各ブロックの1位選手が7・31後楽園大会で優勝決定戦を争う。

 開幕を翌日に控えたこの日、直前会見が行われた。工藤めぐみGMに火祭り刀を返還した昨年覇者・菅原拓也は史上3人目の連覇達成に挑む。Aブロックにエントリーし、初戦の相手は2011年覇者・関本。「今年の火祭りもスタートから熱いリーグ戦になると思います」と苦闘を覚悟のうえで、「去年、決勝戦で大谷晋二郎から獲った火祭り刀は誰にも渡したくないので、今年も必ず優勝して火祭り刀を手にします」と大谷不在の火祭りを制する覚悟を示した。

 大日本・関本大介は11年ぶり2度目の優勝を狙う。7年ぶり12度目の出場へ向けて「久しぶりに熱〜い夏がやって来ました」と武者震いしたマッスルモンスターは「Bブロックは田中将斗でしょう。俺は田中将斗しか見えてません」と決勝の相手を希望。「火祭り、冠を獲って、また再び日本全国、火祭り刀を持って行脚したい」との青写真を描いた。

 一方、Bブロックは田中が自身が樹立した最多記録を更新する6度目の優勝を狙う。6・4大田区大会でノア・杉浦貴から世界ヘビー級王座を奪還したばかりとあって、「今、世界ヘビーのチャンピオンなんで負けるわけにはいきません。ぶっちぎって優勝したいと思います」と宣言。「反対ブロックは、同じチームの菅原であったり、何度も対戦してる関本と削り合うような試合を久々にしたい」と決勝の相手を見据えた。

 ノア・稲村は2年連続出場となる。昨年は左腓骨骨折で途中欠場に終わっており、「火祭りの悔いは火祭りで晴らします」と1年前の無念を晴らすつもり。「プロレスリング・ノアでやっているプロレスが一番だと自分は常に思っています」との誇りを胸に、「全員に勝って全勝して優勝して、ノアに火祭り刀を持ち帰ります」と全勝優勝を予告してみせた。

 昨年は「田中将斗の強さを求めて」出場したものの、田中との公式戦を前にリタイアとなった。それが今回は初戦でいきなり実現する。惜敗に終わった3・6後楽園大会以来の再戦で、「シングルをやりましたけど、その前のシングルと距離を詰めることが出来なかったので、火祭りという場で成長を見せつけて、越えていきたい」と誓うばかり。「このブロック、田中将斗との闘いを一番に考えてます」と定めたように田中超えで勢いを加速させる構えだ。


☆『第22回 ZERO1真夏の祭典・火祭り2022〜大谷晋二郎エイド 何度でも立ち上がる〜』

[出場選手]
▼Aブロック
・菅原拓也(昨年度覇者/5年連続6回目)
・松永準也(インターコンチネンタル・タッグ王者/初出場)
・クリス・ヴァイス(UNヘビー級王者/5年連続5回目)
・佐藤嗣崇(3年連続3回目)
・関本大介(7年ぶり12回目/優勝1回※2011)
・浅川紫悠(初出場)

▼Bブロック
・田中将斗(世界ヘビー級王者/22年連続22回目/優勝5回※2006〜2008、2012、2017)
・太嘉文(インターコンチネンタル・タッグ王者/3年連続3回目)
・ヒデ久保田(初出場)
・阿部史典(2年連続2回目)
・永尾颯樹(初出場)
・稲村愛輝(2年連続2回目)

[公式戦日程]
◆7/1(金)新木場
▼Aブロック
菅原vs関本
ヴァイスvs浅川

▼Bブロック
田中vs稲村
太嘉文vs阿部


◆7/2(土)甲府
▼Aブロック
ヴァイスvs佐藤

▼Bブロック
永尾vs阿部


◆7/3(日)山梨チャリティープロレス(予定)※会場未定
◆Aブロック
松永vs関本

▼Bブロック
太嘉文vs永尾


◆7/8(金)新木場
▼Aブロック
菅原vsヴァイス
松永vs浅川

▼Bブロック
田中vs阿部
ヒデvs稲村


◆7/17(日)名古屋
▼Aブロック
関本vs浅川
佐藤vs松永

▼Bブロック
田中vsヒデ
太嘉文vs稲村


◆7/18(月・祝)大阪
▼Aブロック
菅原vs浅川
ヴァイスvs松永

▼Bブロック
太嘉文vsヒデ
永尾vs稲村


◆7/20(水)新潟
▼Aブロック
佐藤vs関本

▼Bブロック
田中vs太嘉文
ヒデvs阿部


◆7/27(水)宇都宮
▼Aブロック
菅原vs佐藤

▼Bブロック
田中vs永尾
稲村vs阿部


◆7/30(土)芝
▼Aブロック
菅原vs松永
佐藤vs浅川
ヴァイスvs関本

▼Bブロック
ヒデvs永尾


◆7/31(日)後楽園
▼優勝決定戦
Aブロック1位vsBブロック1位


【Aブロック会見の模様】
▼菅原「昨年覇者の菅原です。明日からいよいよ火祭り2022が始まります。初戦から関本大介という、今年の火祭りもスタートから熱いリーグ戦になると思います。去年、決勝戦で大谷晋二郎から獲った火祭り刀は誰にも渡したくないので、今年も必ず優勝して火祭り刀を手にします」

▼佐藤「3年連続3回目の佐藤嗣崇です。去年と違うところは、僕がZERO1の所属になっての火祭りというところで、今年の火祭りは所属として必ず優勝し、プロレスラーはでかくて強い、これをキーワードに僕もでかくなって、でかい人をどんどん倒して火祭りを必ず制したいと思います」

▼松永「第46代インターコンチネンタルタッグチャンピオンの松永準也です。今回、火祭り初出場ということで、出場のきっかけを作っていただいた関本選手と初戦当たりますので、誰よりも熱く最高の1ヵ月にしたいと思います」

▼ヴァイス「俺にとっては5回目の火祭りだ。ストロングファイターが揃ってるが、オレがストロンゲストだということを証明する」

▼浅川「千葉の団体2AW所属、浅川紫悠です。火祭り2022参戦させていただき、ありがとうございます。火祭りでの目標はもちろん火祭り刀を奪うこと。火祭り参戦とその目標には理由は3つあります。1つは菅原選手との因縁回収。2つは千葉そして2AWの地位向上。3つは単純に世間に対して、プロレス界に対しての浅川紫悠の価値を上げること。その3つを達成するために火祭り刀を奪うのは必要不可欠です」

▼関本「大日本プロレス関本大介です。久しぶりに熱〜い夏がやって来ました。火祭り、冠を獲って、また再び日本全国、火祭り刀を持って行脚したいと思います。よろしくお願いします」

――同じブロックで注目している選手は? 決勝で戦いたい相手は?

▼菅原「初戦当たる関本選手はもちろんそうですけど、何か因縁がどうのと言ってた浅川選手ともじっくりやりたいなと思ってたので、いい機会だと思います。去年は太嘉文に負けたりとか、ZERO1の後輩から足をすくわれるとこがあったんで、そのへんは取りこぼしないよういきたいと思います。反対ブロックですけど、決勝はもちろん田中将斗ですね」

▼佐藤「僕自身、今身体をでかくしてるとこもあって、このブロックで僕よりでかい人が何人もいます。でかい人を倒してこそ、僕自身の強さになると思います。関本選手、クリス選手、菅原選手、この3人には必ず勝つという気持ちでやります。Bブロック決勝で当たりたいのは特にいないですけど、20代のでかいやつで決勝が闘えたらと思います」

▼松永「Bブロックのことはとにかく考えず、初戦当たる関本選手だったり、自分が一番キャリアがないんで、立ち向かう姿勢でぶつかっていきたいと思います」

▼ヴァイス「警戒してるのはAブロック、Bブロックの全員だ」

▼浅川「Aブロックではもちろん私が因縁をふっかけた菅原選手に勝つことがとにかく重要。Bブロックでは常に熱い戦いの田中選手と対戦できることを楽しみにしています」

▼関本「いきなり前回の覇者・菅原と明日当たることになりました。これはより一層、気合が入ります。僕、筋肉とかパワーとか大好きなんでクリス・ヴァイス、こいつの筋肉に何とか打ち込みたいなと思います。Bブロックは田中将斗でしょう。俺は田中将斗しか見えてません」

【Bブロック会見の模様】
▼田中「今、世界ヘビーのチャンピオンなんで負けるわけにはいきません。ぶっちぎって優勝したいと思います」

▼太嘉文「こんな時だからこそ自分が火祭り刀を獲らなければいけない。最高で優勝、最低で優勝。それ以上でもそれ以下でもない。火祭り刀を抜くのは俺」

▼ヒデ久保田のコメント「今年初めて火祭りにエントリーしました! 優勝して火祭り刀を手にするのは大前提の話です。気負わずにリラックスしてゼロワンに入団してからの力、今まで培ってきた力を全て出し、自分らしい試合をしたら自ずと結果は付いてくると思ってます! 皆様、応援よろしくお願いします」

▼永尾「今年、大谷さんがいない分、僕が火祭り出場選手の中で一番熱く戦い抜きたいと思います。そして若さと勢いで優勝と火祭り刀をもぎたりたいと思います。よろしくお願いします」

▼阿部「BASARAの阿部です。今年の火祭り、自分が新しい世代のミスター火祭りだと勝手に自負してます。田中将斗より黒く、太嘉文の髪の毛よりも赤く、永尾より若々しく、稲村より気持ちをでかく、そういうふうにぶっちぎって真っ黒になるくらいしっかりと燃え尽きて、燃え尽きちゃダメですね」

▼田中「黒くなるって明日だよ?」

▼阿部「今日、晴れてるじゃないですか、裸で帰って明日には黒くなってます」

――日焼けに失敗して肌が痛くなって試合ができなくなるでのは?

▼阿部「日焼け失敗しても、肌痛くたって試合に出るのがプロレスラーなんで。7月31日の時には、田中将斗より真っ黒になって火祭り刀を手にしたいと思います」

▼稲村「プロレスリング・ノア稲村愛輝です。まず前年、自分の負傷で途中リタイアという不甲斐ない結果で終わったにも関わらず、今年もまた参戦を認めて下さったZERO1さん、本当にありがとうございます。火祭りの悔いは火祭りで晴らします。全員に勝って全勝して優勝して、ノアに火祭り刀を持ち帰ります。プロレスリング・ノアでやっているプロレスが一番だと自分は常に思っています。以上です」

――同じブロックで注目している選手は? 決勝で戦いたい相手は?

▼田中「火祭りに出て来るだけあって、みんな熱いし強いと思うけど、失うものがないであろう永尾がどんな闘いをしてくるのか? 怖さもあるので気をつけたいなと。いいスタートを切れるかで稲村戦というのは大事だと思ってます。反対ブロックは、同じチームの菅原であったり、何度も対戦してる関本とは削り合うような試合を久々にしたい。最近の対戦では負けてるので、対戦するなら必ず勝たなきゃなと思ってます」

▼太嘉文「気になる選手は全員。反対のブロックも全員。隣にいるおふざけの阿部史典にぶん殴られた借りは、開幕戦で組まれてますから、倍以上でぶん殴りたいと思います。決勝で当たりたいのは昨年覇者です」

▼永尾「僕も全員という気持ちなんですけど、同じブロックの内3人は闘ったことあるんですが、未知数なのがヒデさん、そして稲村さん。体感したことないような選手なので、全力でぶつかって自分の闘いを貫いて勝ちたいと思います。反対ブロック、一番気なるのが関本大介。大日本参戦して大田区でも地方でもボコボコにされたので、逆にボコボコにしてやります」

▼阿部「同じブロック気になるのは、初戦の2倍返しをしたいと言ってた太嘉文選手。ここに関しては169倍返しをして、完膚なきまでに叩き潰して勝ちたいと思います。ホントに全員なんですけど、田中将斗。ここは必ず勝たなければいけない男だと思ってるんで、試合内容云々は勝手についてくると思うんで必ず勝つ。永尾にも負けないように。要は全勝ですね。別ブロックはやっぱり関本大介。1対1で真っ向勝負して勝ちたいと思ってるんで。菅原選手、じっくりやったことないイメージがあるんで、お互いをさらけ出して菅原さんをリングの上で知りたいなっていうのを強く思ってます」

▼稲村「去年、田中将斗の強さを求めて火祭りに参戦し、田中戦の直前で足を骨折し、闘うことが叶いませんでした。なので、このブロック、田中将斗との闘いを一番に考えてます。シングルをやりましたけど、その前のシングルと距離を詰めることが出来なかったので、火祭りという場で成長を見せつけて、越えていきたいと思います。Aブロックの方は上がってきた人が一番ですから、全力で真正面からぶちかますつもりです」

プロ格 情報局