8/27【スターダム】ハイスピード王者・AZMが首位キープ 次期挑戦者に葉月、フキゲン指名

『5★STAR GP 2022』東京・後楽園ホール(2022年8月27日)
レッドスターズ公式戦 ○AZMvsSAKI×

　AZMがSAKIを下してレッドスターズ首位をキープ。ハイスピード王座次期挑戦者に葉月とフキゲンです★を指名し、3WAY戦が浮上した。

　4勝1敗とレッドスターズ首位タイに立つハイスピード王者・AZMが2勝2敗のCOLOR'S・SAKIと対戦した。

　AZMはのっけからSAKIを翻ろう。ロープを何度も往復させてスタミナを削いでいくと、丸め込んで揺さぶりをかけ、変型羽根折り固めに捕らえる。

　SAKIは強引に抱え上げて脱出すると、デスバレーボムで逆襲。サソリ固めや変型カンパーナでAZMを苦しめた。

　負けじとAZMは得意のアメシスト・ストームやダイビングフットスタンプで再び攻勢に。SAKI得意のフロントハイキックに被弾して苦しみながらも、足折り式ジャーマンなどで一歩も引かずに競り合う。バズソーキックを連射し、SAKIのフロントハイキックをまたまた食らっても、最後はラ・ミスティカで飛びついてからのあずみ寿司で執念の3カウントを奪った。

　これでAZMが5勝目。得点で並んでいた林下詩美が敗れたため、単独首位に立った。マイクを持ったAZMは「これで5連勝ということは、レッドスターズで単独1位でございます! このまま私が連勝して、10月1日、20歳の誕生日で、私が最年少で優勝してみせるので楽しみにしててください」とアピール。さらに、「そして、昨日言っていたハイスピード逆指名したい人、聞きたいでしょ? 私が4年越しにリベンジしないといけない相手が2人います。フキゲン、葉月出てこい!」とハイスピード王座の次期挑戦者に葉月とフキゲンを指名し、2人を呼び込んだ。

　現れたのは葉月。「AZMちゃん、やっと逆指名してくれたね。ありがとう。ただ、今の試合で疲れてて大丈夫? うちと試合できる?」とAZMを挑発した。そのうえで「せっかくならシングルでやりたかったけど、AZMが3WAYがいいって言うなら、3WAYでやってやりますよ」と対戦を受諾。「葉月が次のハイスピードチャンピオンになってもいいですか!?」と観客に向けてアピールすると、「ハイスピード、今まで15分ドローとかあったよね。でも、そんなに時間かけないよ。10分以内にAZMを仕留めます」と予告した。

　指名が認められ、3WAY戦が決定的となったAZMは「私は4年前、2人に負けているから。今、チャンピオンとして2人からキッチリ勝って、次は私が締めたいと思っております」と雪辱を誓った。

【AZMの話】「さっきは間違えたからちゃんと言いますよ。今日私が今勝った現時点で、レッドスターズは私は特段? (単独と訂正されると)やっぱり頭が回らない。特段1位でございます! やっぱり特段が言えなくなっている。まあ、いいよ。私が10月1日の20歳の誕生日で、5★STAR最年少優勝してみせますので、皆さん楽しみにしていてください。そして、次のハイスピードの挑戦者決まりましたよ。葉月とフキゲンです。私は4年前、2人に負けているから。今、チャンピオンとして2人からキッチリ勝って、次は私が締めたいと思っております」