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9/11【スターダム】たむ&なつぽいがゴッデス激闘V1、歴代王者撃破&タッグリーグ制覇宣言

『5★STAR GP 2022』神奈川・横浜武道館(2022年9月11日)
ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 ○中野たむ&なつぽいvsMIRAI&壮麗亜美×

 たむ&なつぽいが激闘の末にMIRAI&壮麗を下し、ゴッデス王座V1。試合後、2人は歴代王者との対戦を熱望し、タッグリーグ制覇を誓った。

 8・21名古屋大会でコグマ&葉月組を破り、ゴッデス王座を獲得したたむ&なつぽい。“革命"への第一歩を踏み出した2人はアーティストデビューまで予告した。そんな新王者に挑戦表明をぶち上げたのがGod's EyeのMIRAI&壮麗。前王者に2度挑戦してベルト奪取できなかった若き2人が“3度目の正直"を果たすべく横浜大会メインでたむ&なつぽいに挑んだ。

 たむ&なつぽいは連係攻撃を狙うが、同時プランチャは不発。逆にMIRAIがなつぽいにデスバレーボムを決めると、壮麗はエプロンから無造作にたむを場外へ投げ捨てて先制する。動きの止まったたむに挑戦者組は交互に逆水平チョップを乱射。流れを掌握すると、MIRAIはたむの右腕攻めに着手した。たむの悲鳴が場内にこだまする。

 劣勢を変えたのがなつぽい。トリッキー&スピーディな動きで挑戦者組を翻ろうし、2人まとめてサードロープに固定すると、側頭部を低空ドロップキックで射貫いた。その後も空中戦を仕掛けて、挑戦者組と接戦を展開する。

 体力が回復したたむも奮闘を見せるが、MIRAIに再び右腕を集中的に攻められると急ブレーキ。しかし、献身的になつぽいがカットには入り、何度も叫んでゲキ。同時トラースキックで挑戦者組を蹴り倒すと、一度は防がれながらも同時プランチャを敢行し、試合をイーブンに戻した。

 またまたMIRAIのミラマーレに長時間捕まったたむだったが、執念のロープエスケープ。その後もMIRAI&壮麗の大技ラッシュを受けて土俵際まで追い込まれるが、たむはハイキックで壮麗を棒立ちにさせると、コーナーに上がったなつぽいが手を差し伸べる。そして、たむの延髄ダイビングニー、なつぽいのフェアリアルギフトが連続してさく裂。たむはバイオレットシューティングもねじ込んだ。

 たむ&なつぽいはMIRAI&壮麗の同時ラリアットをかいくぐり、同時ジャーマンで追い討ち。壮麗は粘りを発揮したものの、王者組はダブルトラースキックからダブル不知火を敢行。最後はたむがトワイライトドリームでダメ押しし、壮麗を沈めた。

 MIRAI&壮麗の“3度目の正直"を阻止し、たむ&なつぽいがゴッデス王座V1達成。たむは徹底的に攻め込まれた右腕をアイシングしながらもマイクを持ち、MIRAIたちに「革命の味はどうだった? 3度目の正直とはならなかったね。新しい風、メチャクチャ吹いてたよ。4回目はもっともっとリングが吹き飛んじゃうぐらいの試合しよう」と呼びかけた。

 次なる防衛戦に向けて注目発言をぶち上げたのはなつぽい。「私、やりたい相手がいる。このベルトを巻いてきた歴代のチャンピオンたちと片っ端から戦いたい」と宣言した。たむは「それってあの人たちも? もしかしてあいつらも?」と意味深げに確認した上で、「いいね! たむもやりたいヤツいるよ。片っ端からやってやろうじゃん」と同意した。

 10月下旬からは『第12回ゴッデス・オブ・スターダム〜タッグリーグ戦〜』を控えているが、たむは「タッグリーグも優勝するぞ!」と予告。最後に2人で「うちらが連れていく! 熱狂のユートピアへ。3、2、1、革命へようこそ!」と雄叫びを上げて締めくくった。

 バックステージでは「歴代チャンピオン、そして来月から始まるタッグリーグも私たちが制覇して、過去も現在も未来も全てにおいて、ナンバーワンのタッグになります。そして、ベストタッグ賞も私たちで取って、COSMIC ANGELSはベストユニット賞まで総取りにする」と野望を掲げたたむ。2人の革命ロードは始まったばかり。まずはゴッデス戦線で旋風を巻き起こし、プロレス界の話題を独占するつもりだ。

【試合後のたむ&なつぽい】
▼たむ「なっちゃん、1個聞いていい? たむブス?」

▼なつぽい「……」

▼たむ「なんか言えよ」

▼なつぽい「かわいいよ、とっても」

▼たむ「とっても? 宇宙一?」

▼なつぽい「眉毛もちょっとあるね……まったくない。ごめんなさい」

▼たむ「ゴッデス・オブ・スターダム初防衛成功しました! MIRAI、亜美、たむの右腕返してくれよ! とんでもないヤツらだよ」

▼なつぽい「いや、本当にパワーももちろん勢いも凄いし、3度目の挑戦というのもあって、凄く思いも重なって、凄く凄く重かったねって」

▼たむ「体重も重いもんね」

▼なつぽい「そうだね。だけど、今のままだったら、うちらのこのベルトにはまだまだ届かないと思う。でも、次に挑戦してくるなら、きっともっともっと熱い試合になるんだろうなって思います。ね?」

▼たむ「でも、この革命のベルトはまだまだ渡せません。だって、やりたい人いるんでしょ?」

▼なつぽい「そう。このベルト、過去の歴代チャンピオンたちと片っ端から戦いたい」

▼たむ「いいね。たむもやりたいヤツいたよ。一緒かも?」

▼なつぽい「一緒かもね」

▼たむ「歴代チャンピオン、そして来月から始まるタッグリーグも私たちが制覇して、過去も現在も未来も全てにおいて、ナンバーワンのタッグになります。そして、ベストタッグ賞も私たちで取って、COSMIC ANGELSはベストユニット賞まで総取りにする。COSMIC ANGELSは誰かひとり欠けてもコズエンじゃなくなるから。今の5人揃って、1人1人が…今の5人と連合軍のCOLOR'Sと全員が本当に大切な存在なんで(涙ぐむ)」

▼なつぽい「私もね、コズエン入って間もないけど、コズエンに入れてくれた、迎え入れてくれたメンバー1人1人が今は本当に大切。大好き。だから、このベルトも革命も勢いこのままで突っ走るけど、コズエンとしてももっともっと上がっていきたいと思っている」

▼たむ「連合軍のCOLOR'Sを含めたCOSMIC ANGELS、私たちがナンバーワンになります」

▼なつぽい「なります! ところでさ、タッグ名どうする?」

▼たむ「今?」

▼なつぽい「気になっているかなって」

▼たむ「気になってますかね? じゃあ、言う?」

▼なつぽい「あれ? とりあえず言おうか」

▼たむ「ちょっと待って待って。あれ?」

▼なつぽい&たむ「いくよ、せーの! 明太子とジェノベーゼ!」

▼たむ「やっぱ、やめよう」

▼なつぽい「やめよう。それダメだね」

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