プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

9/19【全日本】亮生が王者初陣で躍動 HAYATOが世界ジュニア挑戦表明

『#ajpw MANIAx in 後楽園ホール』東京・後楽園ホール(2022年9月19日)
○クリストファー・ダニエルズ&青柳亮生&サイラスvsヨシタツ&ライジングHAYATO&TAJIRI×

 HAYATOが「一番そのベルトが似合うのはこの俺」と豪語し、世界ジュニア新王者・亮生に挑戦を表明した。

 9・18日本武道館大会で亮生がタイガーマスクを破って世界ジュニア初戴冠。至宝を奪還し、全日ジュニア新時代の到来を告げた。

 一夜明けたこの日、王者としての初戦となった亮生はダニエルズ&サイラスと組んでヨシタツ&TAJIRI&HAYATOと対戦。序盤からHAYATOとスピーディな攻防を展開したが、ドロップキックは相打ちに。互いに意識したところを見せる。ダニエルズが攻め込まれた場面では、亮生が救出に飛び込んだが、HAYATOが呼応。亮生をロープに固定し、飛びつき式DDTでエプロンに突き刺して大ダメージを与えた。

 HAYATOはその後も存在感を発揮。巨漢のサイラスがヨシタツのプランチャをキャッチすると、すかさずそこめがけてスワンダイブ式プランチャを敢行してどよめきを誘った。だが、亮生も続いてケブラーダで飛翔。最後はダニエルズがBMEでTAJIRIを沈めたが、その直前にも亮生はムーンサルトプレスで援護射撃し、王者初戦で躍動した。

 試合後、亮生の前にHAYATOが立ちはだかり、ベルトを指さしてにらみ合った。言うまでもなく挑戦の意思表示で、HAYATOは「亮生…いや、チャンピオン。昨日、新日本プロレスから取り戻したそのベルトはまだ全然似合ってない」と言い切ったうえで、「一番そのベルトが似合うのはこの俺、ライジングHAYATOだ」と豪語。「戦ってそのベルトを奪い取らないと、そのベルトがかわいそうだ。だから、俺の挑戦受けてくれ」と自信とともにアピールした。

 対する亮生も「似合ってないですか? 僕は似合ってると思いますけど」と反論しつつ、「これはいい流れなんじゃないですかね。全日本プロレスジュニアを若いヤツらで盛り上げたいっていうのは、僕の中にあったんで。一発目、ライジングHAYATO。僕に断る理由なんてない」とキッパリ。全日本とPWFの決定を待つ構えをみせた。

 HAYATOが全日本に参戦するようになったのは2020年から。その時、亮生と感情的に対立した。その二人が2年の時を経て、全日ジュニアの頂点を争うことになりそうだ。

【試合後の亮生】
▼亮生「チャンピオン一発目の大会で、来ましたね、いきなり。チャレンジャーですか。チャンピオンになったなって、ちょっと思っちゃいましたね。しかも相手がライジングHAYATO。これはいい流れなんじゃないですかね。全日本プロレスジュニアを若いヤツらで盛り上げたいっていうのは、僕の中にあったんで。一発目、ライジングHAYATO。僕に断る理由なんてないんで。あとは会社の指示を待ちたいと思います」

――HAYATO選手はベルトが似合ってないと言っていた。「似合うのは俺だ」と言っていたが?

▼亮生「似合ってない? 似合ってないですか? 僕は似合ってると思いますけど。まあ、イケメン対決ですよ。イケメン対決ですよね? ベルトを持っているイケメンと持ってないイケメンのどっちが強いか。そんな勝負になると思います」

【HAYATOの話】「亮生…いや、チャンピオン。昨日、新日本プロレスから取り戻したそのベルトはまだ全然似合ってない。一番そのベルトが似合うのはこの俺、ライジングHAYATOだ。今の亮生のままじゃ、まだまだ豚に真珠。俺は別に亮生のことを嫌っているわけじゃないし、亮生も別に俺のこと嫌いじゃないと思う。でも、戦ってそのベルトを奪い取らないと、そのベルトがかわいそうだ。だから、俺の挑戦受けてくれ」

プロ格 情報局