12/24【スターダム】大江戸隊がプロミネンス撃破 桃がアーティスト戦へハードコアルールを「ハンデ」扱い

『JRA有馬記念 presents STARDOM YEAREND CLIMAX 2022』
東京・後楽園ホール(2022年12月24日)
○フキゲンです★&渡辺桃&鹿島沙希&刀羅ナツコ&琉悪夏vs世羅りさ&鈴季すず&柊くるみ&藤田あかね&夏実もち×

　大江戸隊が総力戦を制してプロミネンスを撃破。桃がアーティスト王座防衛戦に向けて、ハードコアルールを「ハンデ」扱いし、プロミネンスを挑発した。

　12・29両国大会のアーティスト戦「(王者)鹿島&桃&キッドvs世羅&すず&柊(挑戦者)」に向けた前哨戦として、大江戸隊の鹿島&桃&刀羅&琉悪夏&フキゲンとプロミネンスの世羅&すず&柊&藤田&夏実が対戦した。両国大会のタイトル戦はハードコアルールに決定しているが、最終前哨戦も荒れた展開になった。

　のっけから大江戸隊が奇襲を仕掛けると、乱闘で幕開け。柊と琉悪夏が肉弾戦を展開し、すずと鹿島は真っ向からエルボー合戦を繰り広げる。鹿島が顔面をかきむしってラフファイトを仕掛ければ、すずは頭部へのランニングニーでお返し。竹刀で痛打して介入した桃がタッチをもらい、ミドルキックを連打してすずを攻め立てた。すずも反撃するが、プロミネンスの連係は不発に。桃はハイキックからテキーラサンライズを放ったものの、引かないすずはジャーマン、テキーラショットで痛み分けに持ち込んだ。

　大江戸隊は夏実に照準を絞って怒とうの集中攻撃に転じる。負けじとプロミネンスもフキゲンに照準。世羅&すずの合体エメラルドフロウジョンを皮切りに、次々と連続攻撃を浴びせた。大江戸隊も介入して流れは二転三転。大混戦の最中、フキゲンが夏実の空中胴締め落としを食らったものの、最後は技ありの丸め込みで接戦をものにした。

　大江戸隊が総力戦で勝利。マイクを持った桃は「プロミネンスのクソども、大江戸隊の秘密兵器フキゲンにまんまとやられてしまったな」とあざ笑うと、「両国もこのアーティスト戦、大江戸隊が勝って、同じ結果にしてやるよ。まあ、ハードコアっていうハンデをやってるんだから、せいぜい頑張れよ」と余裕タップリに通告した。

　一方、プロミネンスの世羅も「おい、大江戸隊のクソども、てめぇらハードコアなめてんじゃねえぞ。プロミネンスがハードコアでそのベルトかっさらって、TRIANGLE DERBYにそのベルトを持って出てやるよ。お楽しみにな」と言い返し、両軍は視殺戦を繰り広げた。


【試合後の桃&鹿島】
▼桃「プロミネンスやられちまってるじゃん。最後の前哨戦?」

▼鹿島「そう」

▼桃「最後の前哨戦よ。しかもウチらが出るまでもなかったっていう」

▼鹿島「ない、ない、ない」

▼桃「秘密兵器のフキゲンにやられて、何がチャンピオンになってやるだよ。お前らがチャンピオンで年越せると思うなよ。こっちが、私たちがアーティストチャンピオンで年超すの。2023年もこのアーティスト、どんどん防衛していってやるよ。ハードコアなんて単なるハンデだから。あちらに与えてあげたハンデですから」

▼鹿島「おもてなし、おもてなし」

▼桃「もてなしてやってんだよ、こっちは。だから頑張って」