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12/25【DRAGONGATE】鷹木が4年ぶり里帰りでYAMATOと再会激闘、奮戦・菊田を絶賛「お前はDRAGONGATEの未来だ」

『THE FINL GATE 2022』福岡国際センター(2022年12月25日)
○鷹木信悟&B×BハルクvsYAMATO&菊田円×

 4年ぶりの古巣・DRAGONGATE参戦を果たした鷹木がYAMATOとの再会対決で激闘を展開。菊田に快勝すると「お前はDRAGONGATEの未来だ」と絶賛した。

 鷹木が12・6後楽園大会で約4年ぶりにドラゲーマットに登場。12・25福岡国際大会参戦を宣言し、ハルクとの同期タッグでYAMATO&菊田と対戦することになった。

 福岡は鷹木デビューの地で、ドラゲー所属ラストマッチの舞台となった。4年ぶりに帰ってきた鷹木はかつて率いたヒールユニットVERSERKを想起させる赤を基調としたコスチュームで出陣。セコンドには同期のパンチ富永が付いた。

 序盤から鷹木はエンジン全開。YAMATO相手にタックル合戦を制し、両腕ラリアットでYAMATOと菊田をまとめてなぎ倒す。その後もブレーンバスター、起き上がり小法師式左ラリアット、セントーンとYAMATOを攻めまくった。菊田とはタックル合戦で正面衝突を繰り返すと、ヒップアタックを食らった。

 再び鷹木がYAMATOと向き合い、エルボー合戦で火花を散らす。YAMATOが延髄斬りを放てば、鷹木はネックスクリューで応戦。「来た、来た、来たぁ!」の叫びからスライディングラリアットを繰り出したが、回避したYAMATOも串刺しドロップキックで譲らない。すかさず菊田がランニングヒップアタック、YAMATOが垂直落下式ブレーンバスターでたたみかけた。

 ここでYAMATOが「俺が決めるぞ!」と宣言すると、菊田が割って入った。YAMATOから託すような逆水平をもらった菊田はラリアットで鷹木に突進。倒れない鷹木はショートレンジ左ラリアットでねじ伏せ、後頭部へのパンピングボンバーを叩き込む。さらにハルクのミサイルキックと鷹木の高速バックドロップを同時にさく裂。ハルクのミドルキックと鷹木の左ラリアットを同時に決めると、鷹木のスライディングラリアット、ハルクのファーストフラッシュが立て続けにさく裂した。

 YAMATOがドラゴンスクリューでハルクを蹴散らすと、鷹木に全知全能のフランケンシュタイナーを仕掛けたが、鷹木はパワーボムで阻止。パンピングボンバーで場外に叩き落とした。菊田にもパンピングボンバーを叩き込んだ鷹木はカバーに入ったが、ハルクがカカト落としで妨害。怒りの鷹木はパンピングボンバーでハルクを場外に転落させた。

 ここから気を吐いたのが菊田。鷹木にワンツーエルボーを連打されても、強烈なローリングラリアットを叩き込んだ。垂直落下式高速パイルドライバーが不発に終わっても、再びラリアットで攻め込んだ。すると鷹木はノーモーション頭突き、スライディングエルボーの猛攻で鎮圧。パンピングボンバーを叩き込んだ。菊田もギリギリで返して粘ったものの、鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンを爆発させて3カウントを奪った。

 4年ぶりの古巣・ドラゲー参戦で鷹木が存在感をいかんなく発揮したうえで快勝。「クリスマスにDRAGONGATEに来ちまったよ。久々のDRAGONGATE最高に楽しいじゃねぇか」と充実感をにじませた。YAMATOがパートナーを募った時、名乗りを上げたのが菊田。鷹木は「おい、菊田。お前これでキャリア1、2年らしいな。お前、凄いぞ。いや、凄すぎるぞ。去年のプロレス大賞MVPが言うんだから間違いない。お前はDRAGONGATEの未来だ」と手放しで絶賛した。

 「ハルクのヤロー、どこ行きやがった。あのヤローと二度と組むか」と叫んだ鷹木は「そしてYAMATO、久々だったな。今日、決着がつかなかったということは…またいつかやらなきゃいけねぇな。あんまり老け込む前にまたやろうぜ」とYAMATOに再会を約束するメッセージを送った。

 「2004年10月か、ここ福岡でデビューして、DRAGONGATEのファイナルもここ福岡だった。そしてカムバックしたのも福岡。たくさんの縁があるね福岡」。そう感慨をのぞかせた鷹木にとってDRAGONGATEは故郷であり原点。「俺は今、新日本プロレス上がってるけどよ、俺の異名はザ・ドラゴン、ランペイジ・ドラゴンだ。龍魂を持ってる。その龍魂の龍は間違いなくDRAGONGATEの魂が入ってるからよ」と言い切った鷹木は「40歳になろうが、45歳になろうが、50歳になろうが、これからも元気はつらつ暴れ狂っていくぜ」とこれからも変わらぬ我道驀進を古巣のリングで誓ってみせた。

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