1/8【天龍プロジェクト】『天龍祭〜天龍源一郎AID〜』2・12新木場昼夜で開催、光留ら選手が実行委員会として主催
天龍プロジェクトは8日、2・12新木場昼夜興行『天龍祭〜天龍源一郎AID〜』の開催を発表した。
天龍は「環軸椎亜脱臼に伴う脊髄症・脊髄管狭窄症」のため昨年9月から長期入院を余儀なくされている。天龍プロジェクト出場選手たちから「リハビリに励む天龍源一郎にエールを」との打診があり、天龍エイドが新木場2大会で行われることになった。
通常の大会とは異なり、天龍プロジェクト認定ベルト保持者、出場選手からなる天龍源一郎AID実行委員会が主催で、天龍プロジェクトは協力の形となる。選手を代表してコメントを出した佐藤光留は「個性が強過ぎて、そして試合が激し過ぎて行き場を無くしたプロレスラーを、圧倒的な包容力で認めてくれた天龍源一郎がいたからこそ、プロレスラーとして生きられる人間がいるのです」と感謝し、「痛みの伝わり過ぎるプロレスはもちろん、行き過ぎた企画で天龍源一郎ブチギレの可能性も捨てきれません。が、怒りもまたエネルギー! ニヤリとなるかグーパンチとなるかわかりませんが、我々に生きるリングを与えてくれた天龍源一郎を病院のベッドから立ち上がらせる興行にします」と意気込んでいる。
☆2/12(日)東京・新木場1stRING『天龍祭〜天龍源一郎AID〜1部』12:00開場、12:30開始
☆2/12(日)東京・新木場1stRING『天龍祭〜天龍源一郎AID〜2部』17:00開場、17:30開始
【佐藤光留のコメント】「『天龍源一郎にエネルギーを届けたい』。天龍プロジェクトで出会ったプロレスラーと闘うにつれ、いつしか『痛みの伝わり過ぎるプロレス』と呼ばれる試合をするようになりました。全てはプロレスを愛するお客さんに楽しんでもらうため。が、控え室で倒れている我々を見て天龍源一郎がニヤリとする瞬間『あぁミスタープロレスが笑ってるぜ』と、報われた気持ちになるのでした。個性が強過ぎて、そして試合が激し過ぎて行き場を無くしたプロレスラーを、圧倒的な包容力で認めてくれた天龍源一郎がいたからこそ、プロレスラーとして生きられる人間がいるのです。そんな天龍さんが、今は体調を崩して会場に来れない。そんな時だからこそ、天龍さんにプロレスを届けたい。天龍源一郎がいたから生きながらえた我々のプロレスを通じてエネルギーを届けたい。そう思いました。いつもの天龍プロジェクトとはひと味違う『天龍祭〜天龍源一郎AID』。痛みの伝わり過ぎるプロレスはもちろん、行き過ぎた企画で天龍源一郎ブチギレの可能性も捨てきれません。が、怒りもまたエネルギー! ニヤリとなるかグーパンチとなるかわかりませんが、我々に生きるリングを与えてくれた天龍源一郎を病院のベッドから立ち上がらせる興行にします。ぜひ皆さんも一緒に天龍さんにエネルギーを届けましょう! もし共犯者になったら…それもまたエネルギー!」
【嶋田紋奈代表のコメント】「昨年8月より入院をしております天龍源一郎ですが、手術も行い、現在リハビリに励む日々を送っております。ですが、長年の蓄積もある分、経過は良好なものの日常生活へと戻るにはまだお時間を頂戴することとなります。長期の入院で、本人の精神的なことも心配をしていた折、出場選手から今回のお話をいただきました。本来であれば、リング上で起きたことではありませんので、天龍プロジェクトもある中でエイドというには少し違和感を覚える方もいらっしゃると思います。それでも、無事にリングを降りてもこのようなリスクを背負うということや、今リングに立つ選手たちにも同じリスクがあるということを、この天龍エイドを通し、少しでも多くの方にご理解を頂くきっかけとなり、現役選手への応援をしてもらえたらと願っております。そして、大将が帰ってくることを待っているんだよ。と選手たちが一丸となり、それをファンの皆様に伝えようと動いてくださることこそが、今の天龍にとって何よりの励みとなり、力となります。入院中も何か話すたびに出場選手のことを気にかけています。再始動して、所属はおりませんが、そうした時間を天龍と選手たちが創り上げてきてくれたのだと大変感慨深い思いでおります。そうした想いから天龍と共に、謹んでお受けした次第です。月一で行う天龍プロジェクトの大会とは異なり、試合のみならず選手たちのアイディアや愛にあふれた大会になると思いますので、大会まであまり時間はありませんが是非とも足をお運びいただけましたら幸いです」