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5/14【NOAH】復活AXIZ敗北からのリスタート 拳王がAT&全日&DG&記念興行へ大演説締め

『STAR NAVIGATION 2023』後楽園ホール(2023年5月14日)
○拳王&征矢学vs中嶋勝彦&潮崎豪×

 潮崎&中嶋『AXIZ』約2年8ヶ月ぶりの復活は“敗北"からのリスタートに。意地の潮崎粉砕で拳王が大演説を繰り広げ、“充実の今"を叫びつつ、自身のデビュー15周年記念興行を盛大にPRした。

 5・4両国大会で約8ヶ月ぶりに復帰した潮崎。その試合後に中嶋が『金剛』を電撃離脱して潮崎と再合体し、約2年8ヶ月ぶりに『AXIZ』が蘇った。

 復活初戦となった後楽園メインでは、現世界タッグ王者コンビでもある拳王&征矢の金剛コンビと激突。トレードマークだった揃いのフード付き入場コスチュームで現れるや、試合前から後楽園は熱を帯びた。

 そして揃いのゴールドコスチュームも新調。試合では中嶋が金剛コンビの制裁ファイトに苦しんだものの、中盤には潮崎が逆水平、中嶋がミドルキックを前後から浴びせる得意連係『ENDLESS LOVE』で拳王を人間サンドバック状態にするや、フィッシャーマンバスター&トラースキックの合体技も決まった。

 だが、潮崎の豪腕ラリアットをカットインした征矢が阻止。逆に弾道(ラリアット)で潮崎をなぎ倒してデスバレーボムを見舞うや、拳王が蹴暴からのPFSを投下して3カウントを奪い去った。

 復活AXIZは敗北からのリスタート。試合後は中嶋が潮崎に肩を貸して仲睦まじく引き上げ、「まだ復活したばっかりだ。これまでの時間をまずは取り戻す。そこからだ」(中嶋)と前を向いた。

 一方で意地の勝利となった拳王は締めのマイクで大演説を展開。「おい、中嶋勝彦。AXIZ復活して、いったい何がやりたいんだよ? そして、21日、世界タッグ選手権をやる全日本プロレス、諏訪魔にも言いたいことがメチャクチャあるぞ。そして、6・9ALL TOGETHER、対戦相手の新日本プロレス・棚橋弘至、宮原健斗、清宮海斗…味方にもいたな。オカダ・カズチカ、てめぇらにも言いたいことがいっぱいあるんだよ」と全方位をけん制しつつも、「DRAGONGATEのタイトルマッチもあるし、俺は敵ばっかりいるな。これだけ敵がいるのも幸せなことだ」と“充実の今"を噛み締めた。

 さらには「その中でもっともっと言いたいこと、後楽園ホールのクソヤローども、ABEMAを見ているクソヤローどもに伝えたいことがある。俺がクソヤローどもに言いたいことはな、6月24日、拳王デビュー15周年記念大会、皆様のご来場心よりお待ちしております」と6・24徳島大会を盛大にPRして後楽園大会を締めくくった。

【試合後の拳王&征矢】

▼拳王「おい、AXIZ。テメーらよ、何年かぶりに復活して何がやりたいんだ? 今日、また明確な目標、これからやっていくこと、何もわからなかったじゃねえか。テメーら何がやりたいんだ? そして、中嶋勝彦。復活して早々負けて、なんだお前は? お前に強い信念があるのか。これからの行動でわからせてくれよ。そしてな、征矢。リング上で言ったけど、やっぱ俺たち敵だらけだよな」

▼征矢「敵だらけだ」

▼拳王「次はなんだっけ?」

▼征矢「21日だ」

▼拳王「21日の前に何があるんだっけ?」

▼征矢「俺か。俺が諏訪魔とシングルがある」

▼拳王「そうだよな。そこであの憎たらしい諏訪魔を倒して。21日、またこのベルトを防衛して、ずっとNOAHのリングで防衛し続けよう。そして、次はこれか。望月ススム、神田ヤスシ、お前らも倒してやる。そして、6月9日。いっぱい敵がいる。その中で、もう一度言ってやるぞ。俺がテメーらクソヤローどもに一番伝えたいこと……6月24日、拳王デビュー15周年記念大会、徳島市立体育館、皆様ご来場心よりお待ちしております」

【中嶋の話】「(潮崎に肩を貸してコメントスペースに現れると)AXIZまだ復活したばっかりだ。これまでの時間をまずは取り戻す。そこからだ」

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