6/4【スターダム】ハイスピード王者・鹿島が星来に連敗も挑戦拒否 「足の速い人とは絶対にやりません!!」

『STARDOM in KORAKUEN 2023 Jun.』後楽園ホール(2023年6月4日)
○星来芽依&AZMvsスターライト・キッド&鹿島沙希×

　ハイスピード王者・鹿島が星来に連敗。それでも星来の挑戦表明を受けて、「足の速い人とはタイトルマッチ絶対にやりません!!」とタイトル戦を拒否した。

　鹿島は5・27大田区大会でハイスピード王座初戴冠。さっそく7・2横浜武道館大会ではフキゲンです★との初防衛戦が決まった。今大会ではキッドとの大江戸隊コンビで前王者・AZM&星来と対戦。王者としてキッチリと勝利したいところだったが、まさかの結末となった。

　役者揃いのタッグマッチは序盤から白熱。文字通りハイスピードな攻防が続いた。タイトルから陥落したばかりのAZMだが、気落ちなど一切無く、大江戸隊を手玉に取って、「AZM」コールを浴びた。キッドとも熱戦を展開して場内を沸かす。

　その後、鹿島と星来が対峙。星来は変型STFで絞め上げると、AZMとダブルブレーンバスターを決める。負けじと大江戸隊もダブルフェイスクラッシャーやキッドのフィッシャーマンズスクリュー→鹿島のダイビングフットスタンプなどで応戦。星来を攻め立てると、鹿島はマイ・エンブレムの構えに。

　粘る星来は逆さ押さえ込みから得意のドロップキックを発射。鹿島の起死回生を切り抜けて、逆に連続して丸め込んでいく。その後も激しく押さえ込み合うが、AZMがランニングローキックで援護射撃すると、星来が流れ星で押さえ込み、鹿島から3カウントを奪った。

　星来がハイスピード王者・鹿島を直接ピン。5・20三条大会に続いての連勝となった。マイクを持った星来は「沙希さん、芽依と2試合中2勝してますよ。そのベルト欲しいなあ。沙希さん、芽依に挑戦させてください」と表明し、手を差し出した。

　しかし、鹿島は握手に応じず。「そうだな。ハイスピードチャンピオンがこのまま負けて終わるわけにはいかねえよな」とアピールしたうえで、「ハイスピードのタイトルマッチ絶対にやりません。無理無理無理、やだやだやだ」と対戦を拒否。「私は足の速い人とはタイトルマッチ絶対にやりません。今日はありがとうございました」と締めくくり、逃げるようにさっさとリングをあとにした。

　バックステージでも鹿島は「芽依ちゃんは足が速いし、運動神経メチャいいし、なんか頭もよさそうだし、無理だよ。だって、あんなヤツとやったら、ベルト獲られちゃうもん。沙希は弱いから。沙希は強い人とか、すばしっこい人とはやらないの。だって、疲れる試合やりたくないし」と悪びれることなくコメント。それどころか、「5★STAR出場権を懸けたランブルがあるんだけど、沙希はあれ辞退しま〜す。5★STARとか、過酷な試合やりたくないので、自体しま〜す。よろしく〜」と6・18汐留大会で行われる5★STAR GP出場権争奪ランブルへの出場も拒否した。

【鹿島の話】「無理無理無理無理無理、芽依ちゃん、このベルトに挑戦したいの? 無理で〜す。だってさ、芽依ちゃんは足が速いし、運動神経メチャいいし、なんか頭もよさそうだし、無理だよ。だって、あんなヤツとやったら、ベルト獲られちゃうもん。沙希は弱いから。沙希は強い人とか、すばしっこい人とはやらないの。だって、疲れる試合やりたくないし。あ、そうだ。今年ね、5★STAR、発表されたメンバーに入ってないんだけど、5★STAR出場権を懸けたランブルがあるんだけど、沙希はあれ辞退しま〜す。5★STARとか、過酷な試合やりたくないので、自体しま〜す。よろしく〜」

【星来の話】「今日も自分が3カウントを獲りました。チャンピオンから3カウント。もう2回も勝ってるのに、ベルトに挑戦できないって、こんなことありますか? 大丈夫です。自分は絶対にあのベルトを獲りにいくんで。早く鹿島さん負けないかなあ」