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6/14【Fortune Dream】小橋が来年のFD開催を発表 「いい空間を作りたい」

『小橋建太完全プロデュース興行第8弾 FortuneDream8』後楽園ホール(2023年6月14日)

 FortuneDream大会プロデューサーの小橋健太がエンディングで来年の大会開催を発表。「いい空間を作りたい」と意気込んだ。

 1355人(超満員)の観客の前で全6試合の熱い激闘が展開された『FortuneDream8』。メインイベントの6人タッグマッチが30分時間切れで終了となると、トークバトルに参加したスタン・ハンセンをはじめ、出場選手たちがリングに集結した。

 マイクを持った小橋は「皆さん長い時間どうもありがとうございました。今日はどうでしたか? 来年またやります。そして、選手の皆さん、本当に素晴らしい試合をありがとうございました」と来年の興行開催を発表しつつ、選手と観客に感謝の意を表してエンディングとなった。

 大会終了後、総括した小橋は「ファンのみんなも1試合目から盛り上がってくれて、楽しんでくれて。自分自身も試合を見て楽しめた。そんな空間でした」と大会全体を高く評価。ハンセンとの30分にわたるトークバトルを「たまに見せる鋭い眼光がちょっと僕の胸に突き刺さって、湧いてくるものはありましたね。いい刺激でした」と満足げに振り返っていた。

 次回大会の日程は未定だが、今回同様に「いい空間を作りたい」とその表情は前向き。「今年もいっぱい入ってくれたし、また来年も。1年後ってプロレス界の風景も変わっているだろうし、どういう選手がリングに上がってくれるか、まだ見当もつかないけど、またいい空間にしたい。FortuneDreamをいいリングにしたいなと思います」と意気込んでいた。

【小橋の話】
▼小橋「ファンのみんなも1試合目から盛り上がってくれて、楽しんでくれて。自分自身も試合を見て楽しめた。そんな空間でした」

――小橋さん自身としてはハンセンさんとの再会が大きかった?

▼小橋「昨年呼んで、コロナで来れなくなって。9月にトークショーをしたんですけど、やっぱりハンセンとやるならリングでという思いが強くて、今回オファーをしたんですよ。それが叶って、本当にいい空間になったんじゃないかと。どうでした?」

――いい空間になったと思う

▼小橋「面白かったですか。いい空間になったんじゃないかなと思います」

――リング上でハンセンさんと久しぶりに再会して、戦っていた当時の気持ちは蘇った?

▼小橋「いや、それはないけど。もうお互いに引退しているし。ただ、たまに見せる鋭い眼光がちょっと僕の胸に突き刺さって、湧いてくるものはありましたね。いい刺激でした」

――鈴木選手と秋山選手に逆水平チョップを浴びせていたが?

▼小橋「最初、鈴木が橋本選手を持ってきて。それはチョップするわけにはいかないと。でも、体勢を入れ換えたら、これはチョップしないといけないなと思って。チーム200キロの頑張りが目立ったというのもありますけど、もしそれが見えなかったら、チョップはしなかったと思う。手を出していいのかわからないけど、それは鈴木の吸引力でしょう。鈴木みのるの吸引力というか。それが俺の手を動かしたんだよ」

――来年の大会開催をリング上で発表したが、今回のようないい空間を作る大会にしたい?

▼小橋「そういう空間を作りたい。プロレスで元気にしたいし。ALL TOGETHERとはまた違った形で。本当に1試合目から一生懸命プロレスをしてくれて。それが見ているファンに伝わって、そういう空間を作ってくれたことが嬉しい。プロレスがみんなを元気にしてくれるのは嬉しいなと思います」

――初めてのミックスドマッチとなったが、来年もまた組んでみたい?

▼小橋「面白かった。ミックスドマッチはいい評価があるんじゃないかと思う」

――KAIRIvsウナギはどうだった?

▼小橋「KAIRI選手が試合を操ってたというか。その技術というのが見えた試合でしたね。ウナギ選手の将来性というのも凄い感じれる試合だったと思う。ウナギ選手はキャリアを積んだら、もっといい選手になると思うし、凄く体格的には長い足を使ったキックとか、いいものもあったし。粘り強さという点では、今後面白くなってくるんじゃないかと思います。どうでした?」

――ウナギ選手の試合の中でもベストバウトに近いのでは?

▼小橋「行動力のよさとか、そういうものにプラスして、これからもっともっと伸びてくるんじゃないかと可能性を凄く感じた。KAIRI選手はその場の空気を持っていくのが本当に上手くなったなと。面白い試合でした」

――川田推薦選手に小橋さんの推薦選手が勝ったので気分がいいのでは?

▼小橋「そういう気分とかはないから。しっかりぶつかり合ってくれれば。途中、ストレッチプラムとか見えたから、これは意識してるなっていうのはありましたね。推薦選手というよりも、これからの2人の純粋な戦いを見てみたい。今度は推薦選手というのをなしにした部分で、また見てみたいなと」

――お客さんもたくさん入っていたが、歓声を聞いてどうだった? 来年は札止めになればいい?

▼小橋「今年もいっぱい入ってくれたし、また来年も。1年後ってプロレス界の風景も変わっているだろうし、どういう選手がリングに上がってくれるか、まだ見当もつかないけど、またいい空間にしたい。FortuneDreamをいいリングにしたいなと思います」

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