6/25【スターダム】白川&メイがゴッデス王座初戴冠 陥落・MIRAIはたむKO「お前を終わらせてやる」
『STARDOM SUNSHINE 2023』国立代々木競技場 第二体育館(2023年6月25日)
ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 ○白川未奈&マライア・メイvsMIRAI&壮麗亜美×
Club Venusの白川&メイがゴッデス王座初戴冠を果たした。タイトルから陥落したMIRAIは、二冠王・中野たむに嘲笑されて激怒。ラリアットでKOし、ワンダー王座戦に向けて、「お前を終わらせてやる」と予告した。
5・27大田区大会でたむとの二冠戦に敗れ、ワンダー王座から陥落した白川だったが、6・4後楽園大会で壮麗を撃破。再浮上すべく、スターダム参戦半年で初のタイトル挑戦となるメイをパートナーにゴッデス王座挑戦を表明した。王者のMIRAI&壮麗も受諾し、代々木大会でのタイトルマッチが実現した。
王者組が交互に逆水平を連発するなどして白川を攻め立てて主導権。しかし、スターダムでのタイトル初挑戦に燃えるメイが打開に打って出る。MIRAIに逆水平をアグレッシブに連打。王者組の合体ブレーンバスターをDDTで切り返してみせた。
体力を回復した白川は壮麗のヒザ攻めに着手。メイとのチームワークで優勢に試合を進めるが、コーナーからの場外ダイブは壮麗が阻止。強引に白川を抱え上げると、場外のメイにぶん投げて流れを変えた。壮麗は変型バックフリップやアルゼンチンバックブリーカー、ブレーンバスターなどパワフルな攻撃で白川を攻め立てる。
バックハンドブローで一矢報いた白川は、壮麗をロープにはりつけにすると、両足クロス式のドラゴンスクリューをズバリ。足4の字固めに持ち込む。メイもフロントネックロックでMIRAIを分断。決定機を掴んだ。
長時間捕まったものの、粘りに粘った壮麗はMIRAIの援護を受けると、合体フェイスバスターを白川にズバリ。ブルーサンダーから必殺の雷の如く(変型ファイヤーサンダー)の体勢に。だが、メイがミサイルキックで好フォロー。さらに、メイが壮麗を肩車すると、白川が背後から飛びついてダブルインパクト式フェイスクラッシャーがさく裂する。メイは投げ捨てジャーマンでMIRAIを分断。白川はバックドロップやインプラントDDTで壮麗を追い詰めると、最後はグラマラスドライバーMINAで突き刺して3カウントを奪った。
白川&メイがゴッデス王座初戴冠。喜びを爆発させた2人は花道からバックステージへと消えていく。MIRAIと壮麗は肩を落としながらリングを降りようとするが、ここに二冠王のたむが現れた。7・2横浜武道館大会でMIRAIとのワンダー王座防衛戦を控えるたむは、「ひどいザマじゃん。来週のタイトルマッチ、大丈夫そう?」とMIRAIを酷評し、「そこにいる朱里ママに魂の込め方、ちゃんと教わってきまちたか?」と赤ちゃん言葉で挑発。「横浜武道館、あんたのスカスカの魂、ひねり潰してあげるよ」と予告した。
これにブチ切れたMIRAIはラリアットで奇襲。たむをKOすると、馬乗りになり、「調子に乗るなよ。調子に乗るのもいい加減にしろよ、このヤロー。来週、お前を終わらせてやる」と予告した。
一方、新ゴッデス王者となった白川は7・2横浜文化体育館大会で組まれている「白川&メイvs朱里&壮麗」に言及。「7・2横浜って白のタイトルしかないんじゃないですか。私はそれをタイトルの防衛戦にしてもいいと思いますけど。会社がどう思うかわからないけど、私はタイトルマッチに変更でもいいですよ」と発言し、V1戦が浮上した。
【白川の話】「マライアが私を強くしてくれて、Club Venusの仲間が私を強くしてくれて。今日はClub Venusのチームのために戦おうと決めてました。ここからまたトップまで這い上がっていきます。まずはこのベルトがなんでこんなに大きくて、腰に巻けないかわからないから、腰に巻けるかわいいベルトにちょっと改造したいと思います。そうだ、思い出した。7・2横浜武道館のカード、私とマライアと、朱里と壮麗で出てて。7・2横浜って白のタイトルしかないんじゃないですか。私はそれをタイトルの防衛戦にしてもいいと思いますけど。会社がどう思うかわからないけど、私はタイトルマッチに変更でもいいですよ。タイトルマッチ1個しかないでしょう。そうしたら、ちゃんみながタイトルマッチにしてあげる」
【たむの話】「MIRAI、いいラリアット打つじゃん。たむはさ、MIRAIのプロレスが好きだよ。でも、この白いベルトは感情のベルトなの。スターダムを象徴するベルト。やっと私の元に戻ってきた。私の体の一部みたいなベルトだった。あんたと心の奥底から湧き上がる感情の、魂の打ち震えるような試合がしたい。そのうえで必ず防衛して、私が二冠チャンピオンとしてスターダムの歴史を創り上げます。あんたのスッカスカの魂、私がひねり潰してやるよ。覚悟しとけ」
