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6/25【スターダム】なつぽいが時間切れ寸前に星来撃破 安納戦へ「全てを懸ける」

『STARDOM SUNSHINE 2023』国立代々木競技場 第二体育館(2023年6月25日)
○なつぽい&中野たむ&KAIRIvs舞華&鈴季すず&星来芽依×

 なつぽいが時間切れ寸前に星来を撃破。安納サオリとの一騎打ちに向けて、「本当にこの試合に全てを懸けているし、この試合がプロレス人生ではなくてはならない試合だって今は本気で思えている」と気合いを入れた。

 7・2横浜武道館大会で二冠王・たむはMIRAIとのワンダー王座防衛戦を、なつぽいは安納との一騎打ちを控えている。そんな2人がKAIRIと強力トリオを結成。新たな動きを模索している舞華&すず&星来と対戦した。

 たむ組が星来に集中攻撃を浴びせて先手。KAIRIもたむ&なつぽいの連係になんとか加わった。なつぽいはすずとシングルマッチさながらに火花を散らした。

 場外乱闘からすずにKAIRIが攻め込まれると、舞華もパワフルな動きで追撃。なつぽいとKAIRIをまとめてバックフリップでぶん投げる荒技を見せる。たむも守勢を余儀なくされるが、舞華にジャーマンやスピンキックを決めて反攻すると、両軍代わって、なつぽいと星来の顔合わせに。

 2人はハイスピードバトルを展開。なつぽいがペースを握ると、たむ&KAIRIはダブルカカト落としで援護射撃する。6人の大技が連鎖してリング上は大混戦に。時間切れが迫る中、なつぽいは星来を急角度のジャーマンスープレックスで投げるも決着はつかない。星来が丸め込んで抵抗したものの、再び乱戦となると、なつぽいがフェアリーストレインを決めて星来を仕留めた。

 時間切れ19秒前になつぽいが勝利。好調ぶりを見せつけ、安納戦に向けて勢いを加速させた。「本当にこの試合に全てを懸けているし、この試合がプロレス人生ではなくてはならない試合だって今は本気で思えている」と意気込むと、「今のなつぽいを思いっきりぶつけるのみで、当たり前にサオリからスリーを取って、このスターダムでやってきたことがこういうことなんだぞ、ここまで輝けるようになったんだぞというところを見せつけてやりたいと思います」と断言した。

【試合後のたむ&なつぽい&KAIRI】
▼なつぽい「ギリギリだったね」

▼たむ「ギリギリ。でも、いいんじゃない、このトリオ」

▼なつぽい「凄く楽しかった」

▼KAIRI「楽しかったね」

▼なつぽい「ちょろぽいからスリー取りました。ちょろぽい、妖精を甘く見ちゃいけないよ」

▼たむ「ちょろぽいってなに?」

▼なつぽい「ちょろぽいはちょろぽいだよ。7・2が近づいてるね。KAIRIさんにも心配をおかけしちゃったんだけど、もう私は本当にこの試合に全てを懸けているし、この試合がプロレス人生ではなくてはならない試合だって今は本気で思えているので。今のなつぽいを思いっきりぶつけるのみで、当たり前にサオリからスリーを取って、このスターダムでやってきたことがこういうことなんだぞ、ここまで輝けるようになったんだぞというところを見せつけてやりたいと思います」

▼たむ「なっちゃんの隣でいつも話聞いてたからさ、正直、サオリちゃんとなっちゃんの試合見るのは怖いけど、2人が悔いなくリングを降りてくれることを私は見守る。私も7・2、この白いベルトをMIRAIから守り抜きます。やっとやっと戻ってきた私の体の一部のような大切なベルト。MIRAIには取らせない。MIRAI、あんたのスッカスカの魂、私がひねり潰してあげる。王子様が迎えに来てくれるのを黙って待っているだけのあんたは、一生灰被ったままだよ。そして、私が岩谷麻優ができなかった二冠チャンピオンとして史上初の功績を残して、スターダムの歴史を創ります」

▼KAIRI「今こうやって2人の決意を聞いて。いつもSNSでも見てるけど、2人の気持ちは本当にみんなに届いているから。2人なら絶対に大丈夫。どこに行っても、2人のことを思ってるから」

※KAIRIが去っていくと

▼なつぽい「頑張ろう。7・2、絶対笑って終わろうね」

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