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8/15【スターダム】AZMが無傷の同門・詩美撃破 最年少優勝を予告、拳王とのコラボも熱望

『5★STAR GP 2023 in KORAKUEN』東京・後楽園ホール(2023年8月15日)
BLUE STARS公式戦 ○AZMvs林下詩美×

 AZMが開幕2連勝中だった同門・詩美を撃破。5★STAR GP最年少優勝を予告すると、拳王とのコラボも熱望した。

 詩美はアメリカ遠征を経て、8・13大阪大会ではIWGP女子王者・岩谷麻優に挑んだものの、タイトル奪取ならず。それでも、5★STAR GPでは開幕2連勝中だった。そんな詩美に挑んだのがQueen's Questの同門である1勝3敗のAZM。昨年の公式戦ではAZMがあずみ寿司で勝利していたが、今年も大仕事をやってのけた。

 AZMがカナディアンデストロイヤーで先制。たまらず場外に転落した詩美にコーナーからダイビングフットスタンプを狙う。これは不発に終わると、詩美がパワーを活かした攻撃で反撃したものの、AZMは止まらず。変型羽根折り固めで詩美の動きを止めると、エプロンDDTで追い討ち。完璧なダイビングフットスタンプがクリーンヒットした。

 関節技に絡め取ろうとするが、詩美は強引に抱え上げて叩きつける。それでもAZMはペースを渡さず、ラ・ミスティカやヌメロ・ドスなど関節技で詩美を圧倒し続けた。だが、AZMがカサドーラを狙った瞬間、詩美はジャーマンでぶっこ抜いて流れを変える。AZMのバズソーキックをキャッチした詩美はパワーボムをズバリ。AZMがカナディアンデストロイヤーを仕掛けても、ホイップ式エルボーで撃墜すると、トーチャーラックボムからハイジャックボムの体勢に。

 間一髪で背後に不時着したAZMは急角度の回転エビ固めで逆転。今度こそカナディアンデストロイヤーで突き刺すと、流れるようにあずみ寿司で押さえ込んで3カウントを奪った。

 AZMが2年連続で詩美を下し、5★STAR GP2勝目を挙げた。マイクを持ったAZMは「詩美、ありがとう! 楽しかった。でも、詩美強いなあ。だけど、そんな詩美から勝ったのこのAZMだ!」と勝利の雄叫び。「AZM」コールを受けると、「これでいくつだ? 2勝3敗4点? まだ決勝行けるんじゃないの!」とアピールする。さらに、「私この10月でキャリア10年目になるんですよ! 20歳でキャリア10年。しかも5★STAR GPの最終戦が9月の後半ですよね? 私のデビュー記念日が10月6日。ちょうどいいですよね! 私が5★STAR最年少優勝して10周年でトップに立ちたいと思います」と昨年逃した最年少優勝を今年も予告。最後は観客とともに「A、Z、M、AZM!」の雄叫びで締めくくった。

 バックステージでは、プロレスリング・ノアの拳王がYouTube内で「オススメの現役女子レスラー」を問われて、AZMの名前を挙げ、「才能の塊」と絶賛したことについて触れ、「私は5★STARでも1位獲っちゃうしかないんじゃないでしょうか。私が1位獲ったあかつきには、拳王選手、コラボよろしくお願いします」と拳王にラブコールを送っていた。

【AZMの話】「私、この通り、メインイベントでQQのリーダー・林下詩美から勝ちました! よっしゃあ、これで4点だから、いいのか悪いのかわからないけど、まだ優勝範囲内でしょう。優勝決定戦の日は私はもうすでにキャリア10周年ということで。それと同時に、優勝しちゃって、しかも10周年を迎えちゃって、同時に私はトップに上り詰めたいと思います。そしてそして、Yahoo!ニュースやらニュースで話題になっている、NOAHの拳王選手が私のことを女子プロレスラーで一番好きとか言ってくださいましてね。私は5★STARでも1位獲っちゃうしかないんじゃないでしょうか。私が1位獲ったあかつきには、拳王選手、コラボよろしくお願いします」

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