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8/21【全日本】田村がジュン粉砕で王道T2回戦進出 1回戦敗退の斉藤兄弟は大仁田迎撃宣言

『#ajpw 王道トーナメント 10th』新木場1stRING(2023年8月21日)
1回戦 ○田村ハヤトvs斉藤ジュン×

 GLEATの田村がジュンを真っ向勝負で粉砕し、初出場となった王道トーナメントの1回戦を突破。ともに1回戦敗退に終わったSAITO BROTHERSは大仁田厚迎撃を宣言した。

 8・19後楽園大会に参戦した河上隆一率いるBULK ORCHESTRAの一員で、8・4両国大会でG-REX王者・T-Hawkと激闘を繰り広げた田村はGLEATの主力選手。今回、王道トーナメント初エントリーを果たし、優勝後の三冠ベルト獲りにも色気を見せていた。

 1回戦の相手はジュン。GLEAT6・7後楽園大会でチェック島谷と保持していたG-INFINITY王座をSAITO BROTHERSに奪われた田村にとって雪辱戦となった。

 ショルダータックル合戦で幕開け。田村が横殴り式のタックルで吹き飛ばせば、ジュンは場外戦で逆転。逆エビ固めで絞め上げた。しのいだ田村はDDT、ダイビングショルダー、ラリアットと怒とうのラッシュ。ジュンもスピアーを返して試合をイーブンに戻すと、激しいチョップ合戦からラリアット合戦を繰り広げた。

 一進一退の真っ向勝負が続いた中、ジュンがサイコブレイクを狙ったが、阻止した田村は猛攻をしのぐとカウンターのラリアットから一気に巻き返す。さらに前後からショートレンジラリアットをぶち込むと、最後はこん身のラリアットを振り抜いて3カウントを奪った。

 田村がジュンを粉砕し、明日8・22新木場大会における2回戦に勝ち上がった。「俺はGLEAT代表としてこの王道トーナメントに出てる。出るからには必ず優勝、その2文字しか見えてねぇからな」と言い切った田村の次の相手は阿部史典を秒殺した諏訪魔に決定。試合後、諏訪魔の前に現れてしばしにらみ合い、「明日の諏訪魔戦、正面から逃げずにぶつかり合ってやるから楽しみにしとけ」と予告。優勝後に三冠ベルトを狙う構えの田村にとって元王者との一騎打ちはその試金石となりそうだ。

 一方、SAITO BROTHERSは揃って1回戦敗退。大仁田迎撃を宣言した。ヨシ・タツとアジアタッグ王座を保持する大仁田は自身のSNSで「おい斉藤兄弟! いつか! 俺と電流爆破やろうぜ。お前らメガトン級にデカいからメガトン級の電流爆破を用意する」と要求していた。試合後、うなだれる二人に歳三が「お前ら、名指しでケンカ売られてねぇか? 誰かに。どっかの大ベテランの。お前らからしたらクソジジイだろ? 売られてねぇか? お前らが見せてやれよ、SAITO BROTHERSの強さを」と奮起を促すと、レイが「大仁田の野郎、最近あの野郎がうるさかったんだ。ジュン、王道トーナメントも1回戦で負けちまったことだし、こうなったら大仁田の野郎と電流爆破、1回でいいからやってやろうぜ!」と迎撃を宣言。ジュンも「電流でも何でもやってやるよ」と呼応した。

 これを受けて歳三は助っ人としてブラック・タイガーの投入を宣言。レイは大仁田に向かって「俺たちSAITO BROTHERSがやるからには、超メガトン級の爆破を用意しておけ。ただな、俺たちSAITO BROTHERSに爆破は通用しねぇぜ」と吠えまくっていた。

【田村の話】「3カウントを取って、明日の諏訪魔戦につなげたぞ。俺はGLEAT代表としてこの王道トーナメントに出てる。出るからには必ず優勝、その2文字しか見えてねぇからな。斉藤ジュンとベルトを懸けた因縁もあるよ。これで俺はあいつから3カウント取ったから、この先もお前と何かあるのを期待してるぞ。とりあえず明日の諏訪魔戦、正面から逃げずにぶつかり合ってやるから楽しみにしとけ」

【試合後のレイ、ジュン&歳三】
▼レイ「クソ! 大丈夫か? クソ、俺たちSAITO BROTHERS、王道トーナメント、1回戦で負けちまった、チクショー」

▼歳三「おい、下を向くな。下を向くな。おめぇらはまだ終わってねぇだろよ。今日の負けはなんだよ。取り返せ。お前ら、名指しでケンカ売られてねぇか? 誰かに。どっかの大ベテランの。お前らからしたらクソジジイだろ? 売られてねぇか? お前らが見せてやれよ、SAITO BROTHERSの強さを」

▼レイ「大仁田の野郎、最近あの野郎がうるさかったんだ。ジュン、王道トーナメントも1回戦で負けちまったことだし、こうなったら大仁田の野郎と電流爆破、1回でいいからやってやろうぜ! どうだ? おい」

▼ジュン「電流でも何でもやってやるよ」

▼レイ「よし、決まったな。じゃあ、俺たちSAITO BROTHERSで大仁田と電流爆破やってやるぜ! 歳三先生、どうだ? あんたも」

▼歳三「うん? ちょっとその日はダメかもしれないから助っ人を連れてくる。ブードゥーにはもう1人いる。俺が助っ人を連れてくる。ブラック・タイガーを連れてくる」

▼レイ「ブラック・タイガー。よし、じゃあ、そのブラック・タイガーと俺たちSAITO BROTHERSでやってやるぜ」

▼歳三「お前らの力見せてやれよ!」

▼レイ「よし、いいか。俺たちSAITO BROTHERSがやるからには超メガトン級の爆破を用意しておけ。ただな、俺たちSAITO BROTHERSに爆破は通用しねぇぜ。楽しみにしてろ!」

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