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10/19【スターダム】朱里&鹿島がタッグリーグ初白星 HANAKOはフューチャー王座挑戦をアピール

『第13回ゴッデス・オブ・スターダム〜タッグリーグ戦〜in KORAKUEN』後楽園ホール(2023年10月19日)
レッドゴッデス公式戦 ○朱里&鹿島沙希vs飯田沙耶&HANAKO×

 飯田&HANAKOに苦戦したものの、最後はキッチリと勝利を挙げ、朱里&鹿島がタッグリーグ初白星を手にした。試合後、HANAKOは11・17大阪大会でのフューチャー王座挑戦をアピールした。

 タッグリーグ開幕戦で朱里&鹿島は刀羅ナツコ&渡辺桃に、飯田&HANAKOは白川未奈&月山和香にそれぞれ敗北。両チームともに初白星を目指して公式戦で対決した。

 高身長のHANAKOが先発しようとすると、鹿島は怖じ気づいて下がる。だが、飯田が前に出ると、態度をひょう変させて先発した。余裕を見せた鹿島だったが、飯田とHANAKOは2人がかりで猛攻。HANAKOは飯田を担ぎ上げてドロップキックを打たせると、そのまま飯田を倒れる鹿島に投げつけた。飯田がチョップを見舞えば、HANAKOはボディスラムを連発。早くも鹿島は劣勢に。

 鹿島は飯田にアッパー掌底を放って一矢報いるが、朱里はタッチを拒否して猛ゲキを飛ばす。鹿島は飯田にミドルキックを連発して必死に反撃。すると、あとを受けた朱里も鋭い蹴りを武器に続き、主導権を奪い取った。

 飯田とHANAKOも朱里相手に一歩も引かない。飯田が得意のチョップを浴びせれば、HANAKOもショルダータックル連発やアルゼンチンバックブリーカーで巻き返した。それでも朱里は鹿島との連続串刺し攻撃やコードブレイカー&フェイスクラッシャーなどで押し返す。

 飯田とHANAKOはロープに固定した朱里にラリアットを乱射。HANAKOは再び飯田を担ぎ上げて、朱里に投げつけた。飯田は場外の花道奥に鹿島を分断。HANAKOは朱里にこれでもかとエルボーを乱射し、ブレーンバスターやフロントハイキックでたたみかける。しかし、冷静な朱里はHANAKOの腕を絡み取り、朱雀(変型羽根折り固め)に捕獲。鹿島が一転して飯田のカットを防いでアシストすると、朱里が一気にギブアップを奪った。

 苦戦をしいられたものの、朱里&鹿島が2戦目にしてタッグリーグ初白星を手にした。一方、敗れたHANAKOはマイクを持って悔しさを爆発させると、「でも、うちにはもっと伸びしろがあると思ってんねん! そやから、その伸びしろを証明したいって思ってる。11月17日、NEW BLOOD初の関西進出。私の地元・関西でそれみせつけたいって思ってんねん!」と関西弁むき出しでアピール。「吏南さん、何でもいいからいい返事待ってます。おおきに!」と吏南の持つフューチャー王座挑戦をぶち上げた。

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