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11/3【GLEAT】KAZMA&ストームがG-INFINITY王者・斉藤兄弟への挑戦権獲得 至宝奪回誓う

『G PROWRESTLING Ver.63 -BURN YOUR HEART-』東京・TOKYO FMホール(2023年11月3日)
G-INFINITY挑戦者チーム決定トーナメント決勝戦 ○KAZMA SAKAMOTO&クワイエット・ストームvsハートリー・ジャクソン&佐藤恵一×

 KAZMA&ストームがBGIを下し、G-INFINITY王者・斉藤ブラザーズへの挑戦権を獲得。観客の前で至宝奪回を誓った。

 全日本の斉藤ブラザーズは6・7後楽園大会でG-INFINITY王座を戴冠。6回の防衛を重ねている。そんな外敵王者から至宝を奪回すべく、今大会で4チーム参加の次期挑戦者決定トーナメントを開催。11・18西鉄ホール大会での挑戦権を懸けて、決勝ではBULK ORCHESTRAのKAZMA&ストームとBGIのジャクソン&恵一が対戦した。

 BGIが序盤からストームに猛攻を浴びせて主導権。右腕に一点集中攻撃を決める。ストームは反撃のチャンスをことごとく潰される苦しい展開を余儀なくされた。それでもジャクソンをブレーンバスターで投げて反撃に成功すると、KAZMAが逆襲へ。ランニングエルボーを乱れ打って、相手軍をナデ斬りにする。BGIの連係を封じると、意地になってジャクソンの巨体をボディスラムで投げ捨てた。あうんの呼吸でストームが加勢し、ダブルショルダータックルやダブルブレーンバスターがさく裂する。

 ストームは一気呵成に攻め立てたものの、ダイビングボディプレスが自爆に終わると、再びBGIペースに。恵一はまたも右腕に攻撃を加えていく。ガチムチ軍団は連係で反攻するも、サンドイッチ攻撃は避けられ、KAZMAのジャンピングハイキックがストームの右腕を直撃。再びBLUK軍の劣勢に。ジャクソンのデスバレーボム、恵一のダイビングボディプレスが立て続けにさく裂。KAZMAは大ピンチを迎えた。

 しかし、今度こそサンドイッチ攻撃が火を吹くと、ガチムチ軍団が決死の反撃へ。KAZMAに勝負を託したストームはラリアット合戦でジャクソンに競り勝ち、場外に分断した。粘る恵一は鼓太郎直伝のエンドレスワルツであわや3カウントの場面を作り出すが、間一髪で肩を上げたKAZMAは、ニーアッパー、後頭部へのスライディングエルボーと怒とうの猛攻に。そして、最後は真・虎王亜型(腕極め式ヒザ蹴り)をズバリ。恵一を仕留めた。

 KAZMAが乱戦を制して、BULK ORCHESTRAが挑戦権を獲得した。斉藤兄弟は第3代王者だが、初代、第2代はともにBULK ORCHESTRAが保持しており、言わばガチムチ軍団虎の子のベルト。至宝を奪回すべくKAZMAは「世の中には“絶対"って言葉はないと思うけど、11月18日・博多で必ず斉藤ブラザーズからG-INFINITYのベルト奪ってやるからな! そして12月10日・新宿FACEにベルト姿の俺たちが帰ってくるから、その時は応援、よろしくお願いします!」と観客の前で誓いを立てた。

【試合後のKAZMA&ストーム】
▼KAZMA「おい、斉藤ブラザーズ、世の中に絶対って言葉はないけどよ、絶対11月18日博多でお前らが持つG-INFINITYのベルトを必ず奪ってやるからな。お前らが価値を上げてくれたG-INFINITYのベルトを、12月10日新宿FACEでGLEATのファンに必ず見せてやるから、楽しみにしとけ。なあ、ストーム」

▼ストーム「斉藤ブラザーズ! KAZMAとストームは20年来のベストフレンドだ。これは運命だ。11月18日にBULK ORCHESTRAがG-INFINITYのベルトを奪い取る!」

【恵一の話】「おい、俺とジャクソンはこんなもんじゃねえぞ。G-INFINITYまだまだだ。まだまだ諦めず、何度でも挑戦してやるよ」

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