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11/3【GLEAT】田中稔がLIDET UWF王座挑戦者決定トーナメント開催を発表 優勝者が王者フジタ“Jr"ハヤトに挑戦

『G PROWRESTLING Ver.63 -BURN YOUR HEART-』東京・TOKYO FMホール(2023年11月3日)

 LIDET UWFの田中稔ルールテクニカルオフィサーがLIDET UWF王者フジタ“Jr"ハヤトへの挑戦権を懸けたトーナメント開催を発表した。

 LIDET UWFは今年の春から初代王者決定トーナメントを行い、6・7後楽園大会で伊藤貴則が初代王者となった。7・1TDCホール大会でみちのくプロレスのハヤトがベルトを奪取。その後は防衛戦が実現していない状況だった。

 この日、休憩時間終了後にリングに上がった稔は、来場とYouTube視聴を感謝したうえで「LIDET UWFのベルトは今、みちのくプロレスのフジタ“Jr"ハヤト選手が保持しております。我々GLEATからすると、GLEATの選手が保持して、GLEATのリングで防衛戦を重ねて、GLEATの選手が価値を高めていくのが理想なんですが、今日の大会でもそうですが、ベルトがない状態が続いております」と指摘。それでも「LIDET UWFのメンバーと普段練習をするんですが、そこで若い4人、伊藤貴則、渡辺壮馬、飯塚優、井土徹也、この4人と個別に話す機会がありました。そこで話したら、僕が思ってる以上に、ベルトに対する強い気持ちを持っていて。ベルトを取り戻したい気持ち、現状へのイラ立ちとか」と面談で感じ取った若い選手たちの思いを観客に説明した。

 そして、「そこで鈴木社長と話し合った結果、4人で次期挑戦者決定トーナメントをやろうという話になりました」と発表。「12月30日のタイトルマッチもめちゃめちゃ大事なんですが、彼らの意気込みを聞いた俺からすると、トーナメント自体がメチャメチャ面白くなる期待感が物凄くあります。終わってみれば、タイトルマッチよりトーナメントのほうが面白かったんじゃない?ってなるぐらい4人の意気込みが凄い。ハードル上げすぎましたけど、それぐらいの意気込みだったんで」と4人に期待を示した。

 11・23横浜ラジアントホール大会でトーナメント1回戦、12・10新宿FACE大会で決勝戦を行い、優勝者が12・30TDCホール大会で王者ハヤトに挑戦する。

【渡辺の話】「今日、休憩中に稔さんの口からLIDET UWFのトーナメントをやるって発表された。俺、伊藤、飯塚、井土、この4人でトーナメントをやるけど、見ている人は俺が優勝するなんて誰も思ってないかもしれないけど、俺は結果ですべてを覆して優勝して、12月30日、TDCでフジタ“Jr"ハヤトに挑戦します」

【井土の話】「G-INFINITYのベルト、飯塚優と挑戦して、勝ちはできなかったけど、今さっきLIDET UWFの挑戦者決定トーナメント発表されたな。このLIDET UWFのトーナメントが発表されたからと言って、UWFの試合が近づいたからと言って、その瞬間にUWFスタイルの練習を再開したり、練習し始めたり、俺はそんなことしねえぞ。ただ、このリング上の結果が俺もすべてだと思うから。この俺がLIDET UWF世界王者のベルトを取り戻してみせる」

【飯塚の話】「井土と2人でタッグを組んで、今回は本気でG-INFINITYを本気で狙いにいったけれど、力及ばず届きませんでした。それでも落ち込んでいる暇はなくて。ついさっきLIDET UWF王座を懸けたトーナメントが発表されました。Uのベルトが他団体に流出して、Uの試合が減っていって。お客さんに希望を見せれないまま、募っていた思いをこのトーナメントにぶつけたいと思います。そして、必ず俺が優勝して、あのベルトをこのGLEATに取り戻します」

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