12/10【GLEAT】G-REX前哨戦はT-Hawkに凱歌「俺とお前の決定的な差は責任感の違い」、田村は「最高の戦い」誓う

『GLEAT Ver.EX “FACE-OFF"ACCESS 2 TDCH』新宿FACE(2023年12月10日)
○T-Hawk&斉藤ジュン&斉藤レイvs田村ハヤト&KAZMA SAKAMOTO&チェック島谷×

　G-REX前哨戦は王者・T-Hawkに凱歌。「俺とお前の決定的な差は責任感の違いなんだよ」と通告すれば、田村は「最高の戦い」を誓った。

　GLEATの年内最終戦となる12・30TDCホール大会。メインイベントは8・4両国大会以来の再戦となるT-Hawkと田村のG-REX王座戦だ。この日、T-HawkがG-INFINITY王者・斉藤ブラザーズとの王者トリオ、田村がKAZMA&チェックとのBULK ORCHESTRAトリオをそれぞれ組んで激突する前哨戦に臨んだ。

　いきなりT-Hawkと田村が向き合った。ここは探り合いに終わったが、両者は試合権利に関係なく花道上でのエルボー合戦で火花。リングサイドでもエルボー合戦を展開し、逆水平合戦に発展すると、T-Hawkが張り手で競り勝つ。田村も引かず再びエルボー合戦に持ち込んだ。

　12・30TDC大会で渡辺壮馬&進祐哉を迎え撃つ斉藤ブラザーズも好調。レイが逆水平で島谷をねじ伏せ、ジュンは滞空式ブレーンバスターで叩きつける。ジュンはラリアット合戦で田村と真っ向から渡り合い、ラリアットを食らってもスピアーでねじ伏せた。

　中盤には再びT-Hawkと田村が前哨戦。田村がショルダータックルで何度もなぎ倒し、ラリアットを叩き込めば、T-Hawkは張り手で応戦。引かない田村もバックドロップでぶん投げた。

　最後はT-Hawkが田村に見せつけるようにナイトライドで島谷を料理。前哨戦を制した。試合後、T-Hawkは「12月30日、TOKYO DOME CITY HALL。GLEAT最高峰のベルトをかけたG-REXタイトル戦。田村ハヤト、お前は体格もあって、華もあって、最近じゃマイクもなんだかうまくなってきて、全日本プロレスじゃすごい人気者だったみたいだな」と田村を評すると、「だけどよ、GLEATの歴代王者見てみろよ。初代エル・リンダマン、2代目・石田凱士、そして3代目がこの俺T-Hawk。別によ、正直言って華もなけりゃ、体格もそこまでよくない。だけど、なんでこの3人が歴代最高峰のベルト巻いてるかわかるか? 俺とお前の決定的な差は責任感の違いなんだよ」と断言。「お前は確かに強いよ。人気もある、華もある。それは認めてやる。だけどな、お前は根本的なところが弱いんだよ」と言い放った。すると田村は反論することなく「俺はゴチャゴチャ言わねえぞ。12月30日、俺とT-Hawkの最高の戦いを観に来い!」と絶叫。G-REX戦へ向けて両者は近距離でしばしにらみ合った。

【試合後のT-Hawk&ジュン&レイ】

▼T-Hawk「よっしゃあ! 12月30日、東京ドームシティホールに向けて、T-Hawk、完璧な3カウント。お前ら見たよな? そして田村ハヤト、お前がド直球のストレートで来るんだったら、俺はフルスイングで弾き返すのみだ。そして今日はGLEATだけに今日の俺のパートナー、斉藤ブラザーズ、実は共通点があってよ。宮城出身、北海道出身。要はチーム北国だ。そして、俺のコスチュームのカラー見てみろ。ベイカーズカラーだ。この意味わかるか? お前らワシントン出身だろ? ってことはワシントンのNBAチーム、ベイカーズだぜ。12月30日、TOKYO DOME CITY HALL期待しとけよ」

▼ジュン「今日は久しぶりに6人タッグ。T-Hawkと組んだが、あいつはやっぱ斉藤ブラザーズにはなれないな。近いうちキッチリ俺たちがあいつもDOOMしてやるぜ」

▼レイ「おい、GLEAT。12月30日の俺たちの防衛戦楽しみにしておけ。フォー!」

【田村の話】「リング上でT-Hawkにいろいろ言われたけど、俺は12月30日、TOKYO DOME CITY HALLで俺とT-Hawkにしかできない魂の戦いをして、GLEATの未来を俺が必ず見せるから」