1/25【AEW】鈴木が元WWE王者コープランドと一騎打ち 「スズキ」コール発生も惜敗
鈴木みのるが現地時間24日、ジョージア州サバンナで行われた『AEWダイナマイト』でアダム・コープランドとシングル対決。「スズキ」コールの中、接戦の末に惜しくも敗れた。
コープランドはかつてWWEでエッジとして活躍し、元WWE王者でもある。“コープオープンチャレンジマッチ"としてコープランドが対戦相手を募り、鈴木との豪華対決が実現した。
「風になれ」の旋律とともに出陣した鈴木は開始早々、エルボー合戦でコープランドと真っ向激突。高笑いとともに強烈な一撃でヒザをつかせ、コープランドがチョップ合戦に持ち込んでも時間差ロープワークで翻ろうしてから強烈なエルボーで返り討ちにした。
早くも鈴木がゴッチ式パイルドライバーの構えに入ったが、コープランドはリバース。ぶら下がり式腕十字も阻止し、エプロンの鈴木にフロントハイキックを叩き込む。続くスピアーは鈴木がヒザ蹴りで迎撃。フロントネックロックで捕らえて場外に引きずりおろすと、コープランドはバリケードに叩きつけて脱出。場内は「ホーリー・シット!」チャントに包まれた。
その後も両者は場外、リング上とエルボー合戦で火花。鈴木が左右の張り手連打でめった打ちにすれば、コープランドは脇固めを阻止してのDDTで譲らず。「スズキ」コールと、「レッツ・ゴー・アダム!」チャントが交錯する中、コープランドがスピアーを狙って突っ込むと、読んだ鈴木が脇固めで捕らえた。しのいだコープランドはスピアーをさく裂。2カウントで返した鈴木が胴締めスリーパーで絡みついたものの、コーナーに激突させて逃れたコープランドがキルスイッチで叩きつけて3カウントを奪った。
AEWファンを熱狂させた一騎打ちは接戦の末、コープランドに凱歌。試合後、コープランドが「スズキ、リスペクト」と握手を求めたが、鈴木は応じずリングを降りた。