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2/4【DRAGONGATE】Z-BratsがNATURAL VIBES連破でトライアングルV3 3日後全面対決へKAI予告「面白いことが起こるぞ」

 『MEMORIAL GATE 2024 in 和歌山』が4日、和歌山県立体育館で行われ、KAI&ISHIN&加藤良輝のZ-BratsトリオがKzy&BIGBOSS清水&JACKY“FUNKY"KAMEIを下し、オープン・ザ・トライアングルゲート王座3度目の防衛に成功。KAIは2・7後楽園大会におけるNATURAL VIBESとの全面対決へ向けて「面白いことが起こるぞ」と予告した。

 トライアングル王者に君臨するZ-Bratsトリオは1・27横浜武道館大会で新メンバーのマスクドZを介入させたうえでKzy&清水&ストロングマシーン・Jを破って2度目の防衛に成功。試合後、Kzyが全面対決を要求すると、KAIもKzy&清水&KAMEIを次期挑戦者に指名し、この日のV3戦が決定。2・7後楽園大会では5対5イリミネーションマッチも決まった。

 シュン・スカイウォーカー、マスクドZがセコンドにつく中、NATURAL VIBESトリオが先制。KAMEIがISHINと加藤をまとめて投げ飛ばし、清水もフライングショルダーでKAIと加藤をまとめてなぎ倒した。が、駆け上がり式トペコンヒーロを狙ったKzyがトップロープに足を引っかけて失速。すかさず王者トリオがKzyの右足に集中砲火を浴びせて主導権を握った。

 Kzyが加藤にエルボースマッシュを見舞って突破口を開くと、KAMEIがドロップキックで続き、KAIが飛び込んでも飛びつきフェースバスターで返り討ち。清水もKAIとISHINをまとめて担いでバックフリップで叩きつける。KAMEIがライオンサルト、Kzyがスワントーンボム、清水がBIGBOSSプレスを立て続けに見舞った。

 NATURAL VIBESが流れをつかんだかに思われたが、ISHINが雪崩式ブレーンバスター→垂直落下式ブレーンバスターの連続攻撃に出る。KAMEIのダイブ攻撃をまんまとKzyに誤爆させると、Z-BratsはKAMEIに照準。KAIとISHINが連続串刺し攻撃を浴びせ、ISHINがダブルアーム式フェースバスター、小股式チョークスラムと大技攻勢に出た。

 ならばと清水がブレーンバスターでKAIと加藤をまとめて投げ、KAMEIが飛びつきフェースバスター、Kzyがランニングエルボースマッシュと攻勢。加藤がラリアットでKAMEIを鎮圧しても、清水がノーモーション砲丸投げスラムで返り討ち。KAIの延髄斬りを食らってもボディアタックでやり返した。

 KAIが清水を場外に蹴散らしたが、KzyがダブルアームDDTで突き刺す。トラースキック、延髄斬りの連続攻撃を食らっても、エルボースマッシュで応戦したが、KAIはラリアットでKzyを吹き飛ばすと、変型みちのくドライバーで真っ逆さま。サンダーファイアーパワーボムはKzyが何とかキックアウトしたが、KAIはメテオインパクトでダメ押しして3カウントを奪った。

 KAI&ISHIN&加藤がNATURAL VIBESに連勝し、トライアングル王座V3に成功した。試合後、マイクを手にしたKAIは「和歌山、残念だったな! バッドエンド!」と高笑いを上げ、「NATURAL VIBES、お前たち大丈夫か? マスクドZが消えたと思ったら、U-T、お前すぐ出てきたな」と指摘。「おいKAMEI、お前にいたってはKzyに誤爆したな。グッジョブ。お前らの言うくだらねえ絆、ガタガタなんじゃねえのか?」とNATURAL VIBES内に裏切り者がいると言わんばかりに揺さぶりをかけた。

 全面対決は3日後。KAIは「2月7日、後楽園で俺たちと全面対抗戦やるな。こんなんで結果見えてんだろ。やらねえほうがいいだろ。もう辞退しろ」と要求。当然、NATURAL VIBESが応じるはずがなく、KAIは「辞退しねえのか? いいよ。当日はな、面白いことが起こるぞ。お前ら、楽しみにしとけよ。バイバーイ!」と意味深長に予告した。

 Kzyは「マスクドZはウチのメンバーじゃない」と全面否定したが、確かにマスクドZはいつの間にか姿を消していた。そしてKAIの言う「面白いこと」が気になるところ。いずれにしても2・7後楽園大会でマスクドZの正体が明かされることになるのかもしれない。

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