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2/18【新日本】快勝辻がCMLLマット再上陸に色気、ミスター・タカハシが2代目KAMAITACHIのみちのく参戦を示唆

『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2024』後楽園ホール(2024年2月18日)
○辻陽太&内藤哲也&KAMAITACHI&BUSHIvs高橋裕二郎&SHO&金丸義信&マグヌス×

 2代目KAMAITACHIが聖地・後楽園初登場。マグヌスを仕留めて勝利を決めた辻はCMLLマット再上陸に色気を見せた。

 KAMAITACHIは高橋ヒロムがメキシコCMLL遠征時に名乗ったマスクマン。今回参戦しているKAMAITACHIは2代目を自称し、バックステージではミスター・タカハシを名乗るヒロムに酷似した人物が登場し、コメントを担当してきた。

 この日、KAMAITACHIが聖地・後楽園に初登場。内藤&辻&BUSHIのL・I・Jと組んで、マグヌス&裕二郎&金丸&SHOと対戦した。赤と黒を基調としたマスクとコスチュームで登場したKAMAITACHIは、会場中を駆け回ってからリングインした。

 試合はかつてメキシコCMLL遠征でNO LIMITを結成した内藤と裕二郎の元パートナー対決で幕開け。裕二郎が髪をつかんだり、手に噛みついたりとラフ殺法を連発すれば、内藤はアームホイップで反撃。マットに寝そべってポーズを決めた。これをSHOが妨害すると、KAMAITACHIが登場。SHOをボディシザースホイップで投げ飛ばした。

 エプロンからの場外ダイブをSHOのイスで阻まれたKAMAITACHIはここから劣勢に。SHOにマスクに手をかけられ、金丸の執ような腕攻めに苦もんした。それでもKAMAITACHIはレフェリーの両足を金丸の首に引っかけてヘッドシザース状態で吹き飛ばし、ケブラドーラ・コン・ヒーロでもん絶させた。

 終盤には辻がマグヌスと向き合った。アームホイップを連発したマグヌスが619を見舞えば、辻はトラースキックで応戦。ダイアモンドカッターで叩きつけられても、裕二郎のステッキ攻撃をマグヌスに誤爆させた。すかさずBUSHI、KAMAITACHIと連続串刺し攻撃を浴びせると、内藤も加わって低空ドロップキックを4人同時に発射した。そして辻が逆エビ固めで絞め上げると、リバースカンパーナに移行してマグヌスをギブアップさせた。

 L・I・J&KAMAITACHIが快勝。試合後、辻は「何しろ懐かしいな。このジーン・ブラストが生まれたのもメヒコだ」と感慨をのぞかせ、「CMLL、いつでもいいぞ。俺はな、サンドカン・ジュニアと『アニベルサリオ』(CMLL年間最大のビッグマッチ)を目指しているが、その前、いつだっていい」とCMLLマット再上陸に色気たっぷり。昨年5月に敗れているCMLL世界ヘビー級王者グラン・ゲレーロへのリベンジも見据えた。

 一方、KAMAITACHIのマネージャー、ミスター・タカハシがこの日もバックステージに登場。「プロレスも私の一つのビジネス。これを機にね、新日本プロレス様以外ともビジネスするのはありなんじゃないかな」とし、「今年がみちのくプロレスさんであの“ふく面ワールドイヤー"だということで存じ上げております。これはビジネスの香りがいたしますね」とKAMAITACHIの『ふく面ワールドリーグ戦』出場を示唆していた。

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