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2/24【新日本】辻が敗者髪切り戦制して上村に雪辱、オカダに3・6大田区での対決を要求

『THE NEW BEGINNING in SAPPORO』北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる(札幌市)(2024年2月24日)
敗者髪切りマッチ ○辻陽太vs上村優也×

 辻が敗者髪切りマッチによる同期対決を制して上村に雪辱。オカダ・カズチカに3・6大田区大会での対戦を要求した。

 同期の2人は1・4東京ドーム大会で久々に一騎打ちを行い、上村が勝利。L・I・JvsJust 5 Guysによる全面対抗戦で早くも再戦が組まれた。前哨戦では互いにピンフォールを奪い合うと、辻が「このまま無意味な戦いを続けてても何も生まれない。次の札幌は完全決着でいこう」と敗者髪切りマッチを要求。上村も「逃げる理由もねえ」と同意し、今年2回目となる同期対決は髪の毛も懸けられることになった。

 一進一退に攻守が入れ替わる中、辻が強烈なボディブローで上村をダウンに追い込む。サッカーボールキックを何発も撃ち込むなど荒々しく攻め立て、逆エビ固めで拷問。ならばと上村は一本背負いで反撃し、腕攻めを展開。腕ひしぎ逆十字固めで絞め上げた。

 カンヌキスープレックスを阻止した辻はジャイアントスイングからの逆エビ固めで捕らえたが、しのいだ上村はアームブリーカーで応戦。ならばと辻はランニングニーをぶち込み、風車式バックブリーカーを決めたが、上村はダブルアームスープレックスで投げて譲らず。コーナーに上がったが、辻がスパニッシュフライで叩き落とした。

 上村も意地。カンヌキスープレックスで引っこ抜き、ダイビングボディアタックを放ったが、回避した辻はカーブストンプで踏みつけた。すかさずブレーンバスターボムで追い討ちをかけると、上村もジーンブラスターをフランケンシュタイナーで迎撃し、腕ひしぎ逆十字で捕らえたが、辻はギブアップしない。上村はなおもジーンブラスターをアームホイップやダイアモンドカッターで食い止めたが、ヘッドバット合戦に持ち込んだ辻はジャーマンを敢行。すかさずジーンブラスターをぶち込んで3カウントを奪った。

 辻が同期対決を制し、1・4東京ドーム大会の雪辱を遂げた。試合後、敗者髪切りの儀式。意を決して椅子に座った上村の長髪を辻はハサミで切り、バリカンを入れる。すると上村は辻から奪ったバリカンで自らの髪を刈った。

 辻が次に見据えるのは当然NEW JAPAN CUP。「これで3月から始まるNEW JAPAN CUPに本腰入れられるな。NEW JAPAN CUPを制して、内藤さん、あんたの前に挑戦者として立ってやるよ」と優勝後のL・I・J対決によるIWGP戦の実現を描いた。

 そして辻は「ただな、その前に一つだけやらなきゃいけねえことがあるんだよ」と強調し、「俺はガッカリだよ。あのレインメーカーがこの新日本をこんな辞め方するなんてな。リングの上で泣きべそかいて感謝しかねえって? そのくせに何だ、この中途半端な終わり方は」とオカダを痛烈批判。「俺から最後のチャンスを与えてやる。この札幌の次の大会、新日本の大会はどこだ? 『旗揚げ記念日』だろ。レインメーカー新日本最後の試合にふさわしいじゃねえか。その『旗揚げ記念日』でこの俺がお前の最後の相手になってやる」と“オカダ最後の相手"に名乗りを上げ、棚橋社長に実現を要求した。

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