プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/25【全日本】HAYATOが世界ジュニア獲りへ王者・田村に直接勝利 「僕の魂刺さったかな?」

『エキサイト・シリーズ2024』京都・KBSホール(2024年2月25日)
○ライジングHAYATO&佐藤光留&吉岡世起&阿部史典vs井上凌&土井成樹&田村男児×

 HAYATOが世界ジュニア前哨戦で王者・田村に直接勝利だ。

 3・9後楽園大会で全日ジュニアの至宝ベルトを争う田村とHAYATO。2・23岡山大会で前哨戦が幕を開け、試合後、田村がラリアット、パワーボムでHAYATOをKOし、「お前の魂と気持ちはそんなもんか? そんなもんじゃ3月9日、後楽園ホール大会、世界ジュニア戦、俺のベルト獲れないぞ」と通告していた。

 2度目にして最後の前哨戦となったこの日、田村が井上&土井&YASSHI、HAYATOが光留&吉岡&阿部とそれぞれ組んで激突。HAYATOが意地を見せた。

 終盤、1対1となった両者は激しく火花。HAYATOがフライングヘッドシザースで吹き飛ばせば、田村が俵返しでぶん投げる。両軍が入り乱れる混戦模様の中、HAYATOがライオンサルトで攻め込む。シド・ヴィシャスが自爆に終わり、ラリアット連打、デスバレーボムで追い込まれたHAYATOだったが、パワーボムを回転エビ固めで切り返すと、2・20後楽園で初公開したばかりの新技オーバードーズで捕獲。田村も王者の意地で耐え続けたが、レフェリーストップとなった。

 HAYATOが王者・田村に直接勝利。試合後、HAYATOは大の字のままの田村に向かって「俺の魂は少しは男児ちゃんの心に刺さったかな? 3月9日はもっともっと濃い俺でオーバードーズさせてあげるよ」と通告した。

 田村からの問いかけに結果で返答したHAYATOはバックステージで「俺みたいな生き方は嫌いじゃないってチャンピオン言ってたよね。俺もチャンピオンの性格、生き方、嫌いじゃない。自分の気持ちをまっすぐに表に出すスタイル」と話した。一方で「ちょっとだけ引っかかるのが、そこに葛藤がないんだよね。体から出るものを全部出してるだけ」と指摘し、「俺には葛藤がある。心もある、美学もある、知識もある、哲学もある。それを3月9日、後楽園ホールで全部チャンピオンにぶつけるよ」と差を強調したうえで宣言していた。

【試合後のHAYATO&光留&阿部&吉岡】

▼光留「主役、主役。放送できない」

▼阿部「オーバードーズ」

▼光留「危ない危ない」

▼HAYATO「濃い俺でオーバードーズ。でもこれはアンチオーバードーズ。社会からオーバードーズをなくそう。オーバードーズするぐらいだったら、俺のオーバードーズで満足してくれ」

▼光留「全然、説得力ねえな。怖い怖い。こういうのは触らないのが一番だな。俺はイチ抜けだよ。阿部はオーバードーズすんのか?」

▼阿部「2抜けだよ。でも世界ジュニア獲ったら狙うから。オーバードーズされないから」

▼吉岡「全日ジュニアはもっともっと味わいたいけど、オーバードーズはいいな」

※3人が去る

▼HAYATO「みんな帰ったところで世界ジュニアの話をしようか。チャンピオン田村男児が言ってたよね。お前の魂はそんなもんかって。今日自分の魂は田村男児にきっと響いたと思う。この前、チャンピオンが俺のことを査定したから、勝ったからチャンピオンのことを話させてもらおうか。俺みたいな生き方は嫌いじゃないって言ってたよね。俺もチャンピオンの性格、生き方、嫌いじゃない。自分の気持ちをまっすぐに表に出すスタイル。でも、ちょっとだけ引っかかるのが、そこに葛藤がないんだよね。体から出るものを全部出してるだけ。俺には葛藤がある。心もある、美学もある、知識もある、哲学もある。それを3月9日、後楽園ホールで全部チャンピオンにぶつけるよ」


【田村の話】「最後の前哨戦、HAYATOに何あれ? オーバードーズ? オーバードーズされたね。やられたけど、岡山で言った通り、まだまだこんなもんかって俺がHAYATOにゲキを飛ばしたんだけど、今日その熱さ、魂、マイクで言った通り、ちゃんと刺さってるよ。俺の魂に刺さってるよ。一見クールに見えるけど、クールの中に熱さがある。それも伝わったからさ。3月9日、後楽園ホール世界ジュニア戦、魂ぶつけて、魂とHAYATOの信念ぶつけて、お互いに削り合おうよ。ありがとうございました」

プロ格 情報局