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3/6【新日本】オーカーンがロアのヒザに集中攻撃 NJC1回戦へ「二度と歩けなくする」

『旗揚げ記念日』東京・大田区総合体育館(2024年3月6日)
○ジェフ・コブ&グレート-O-カーンvsタンガ・ロア&本間朋晃×

 オーカーンがNEW JAPAN CUP1回戦で対戦するロアのヒザに集中攻撃。「二度と歩けないようにしてやる」と予告した。

 新日本プロレスは1972年3月6日に旗揚げ。52回目の旗揚げ記念日に行われる大田区大会の第1試合で、UNITED EMPIREのコブ&オーカーンとロア&本間が対戦した。翌日(7日)の後楽園大会で組まれているNEW JAPAN CUP1回戦「オーカーンvsロア」の前哨戦となった。

 帝国軍がゴングを待たずに奇襲。オーカーンはロアにエルボースマッシュを連打する。ロアの反撃をキッチリと防ぐと左ヒザに照準。左ヒザ裏にタックルを浴びせ、ニークラッシャーを繰り出すと、場外でも痛めつける。

 しかし、息を吹き返したロアは本間を援護。コブをぶん投げて、本間の小こけしを呼び込む。オーカーンが介入しても逆水平と地獄突きを乱れ打ち、ラリアットで場外に排除。本間にゲキを飛ばした。

 それに応えた本間はラリアットを浴びせたものの、余力を残すコブはトラースキックで譲らず。アスレチックプレックスで投げ飛ばすと、最後はオーカーンのモンゴリアンチョップからツアー・オブ・ジ・アイランドにつなげて本間を沈めた。

 第1試合は帝国軍の完勝に。試合が決してもオーカーンはロアの左ヒザに集中砲火。しつこく絞め上げ、ストンピングをピンポイントで浴びせて、徹底的に足を痛めつけると、「ぶっ壊してやる。二度と歩けないようにしてやる」と通告した。

 3月8日公開の映画『ゴールド・ボーイ』に出演しているオーカーンは「明日は後楽園ホールでタンガ・ロアなんかっていう兄にも弟にも色々と抜かされた、置き物のレスラーを処刑して3月8日は余が出演する『ゴールド・ボーイ』の公開日だ」とアピール。「この『KOPW 2024』のトロフィーと、『NEW JAPAN CUP』のトロフィーと、『日本アカデミー賞』のトロフィーも、3つのトロフィーを支配してやる」と“三冠"獲りまで見据えると、一旦下がってから再度コメントスペースに戻ってきて、熱心に映画のPRをしていた。

【オーカーンの話】「オイ、道を開けろ、道を開けろ。レッドカーペットを用意しないか、愚民どもが! (持ち込んできた椅子に座って)皆、バカのひとつ覚えみたいに『NEW JAPAN CUP 優勝します!』『頑張ります!』だなんてよ、たった1人しか支配することができないっちゅうのに、みんなウソをつくのに大忙しなんじゃないか? 今日のコメントは。代わり映えのしない。余は違うよ。なんたって、映画俳優なんだぞ、こっちは! アハハハハ! なあ、どうだ? 今の迫真の演技は? 明日は後楽園ホールでタンガ・ロアなんかっていう兄にも弟にも色々と抜かされた、置き物のレスラーを処刑して3月8日は余が出演する『ゴールド・ボーイ』の公開日だ。今年のNEW JAPAN CUPエントリーメンバーは絞られたな。出たいレスラーが、新日本、いや、世界中にたくさんいると思うが、それよりも映画に出たいヤツのほうが、たーーーーくさん、いるわけじゃけれども。まあ余は、その両方に出て、この『KOPW 2024』のトロフィーと、『NEW JAPAN CUP』のトロフィーと、『日本アカデミー賞』のトロフィーも、3つのトロフィーを支配してやる。こんなことができるのは、ほかに誰がいる? いいか! これがゴールドのボーイ、グレート-O-カーンの力だ。よく覚えておけ! (言い残したことがあった様子で、再びコメントスペースに戻ってくる)あー、そうそうそう、ちなみにこの『ゴールド・ボーイ』は原作は中国でベストセラー、ミリオンセラーになっており、ドラマ化も成功している。つまり、面白さに関してはもうすでに評価を得ている。ちなみにちなみに、この主題歌を歌う倖田來未は帝国民で余の大ファンである。とある献上物もされたよ。直筆サイン入りのBlu-rayだ。まあそのくらい、余の影響力が各所に渡っているということだ。ちなみにちなみにちなみに、この映画の監督(金子修介)は『学校の怪談』や『デスノート』、『キングギドラ』、『ガメラ』、色んなたくさんの映画の監督しており、その監督に初めての演技ながら、迫真の演技過すぎて110点と称されたんだよ。まあ、ここからは本心で語るが、この『ゴールド・ボーイ』はな、ヒイキ目なしで観ても面白い。観て損はない。この映画とNEW JAPAN CUP、余の活躍を見逃さないほうが身のためだよ。楽しみにしておけ。余は楽しみじゃ」

【コブの話】「新日本プロレスよ、旗揚げ記念日おめでとう! ハッピー・アニバーサリー! ボナペティ! さて、3月になったな。アメリカのマーチ・マッドネス(バスケのトーナメントのこと)では、大学のアスリートたちがバスケットボールのコートで闘いを繰り広げている。しかし日本での3月、サンガツ、マーチ・マッドネスはNEW JAPAN CUPのシーズンだ。今日はただの記念日だった。ほんのちょっとした味見、ちょっとした宣伝だ。辻、お前が見てることを願うよ。毎回闘うたびに、お前のケツを蹴り、叩き、打ちのめしてきた! お前はどこへ向かってるんだ? おまえはちょっとした遠征に行って、ロン毛で戻って来た。ミニトランキーとパンツにフサフサをつけてな。それで俺に勝って1回戦を突破できるとでも思ってるのか? ツジ、ノー、ノー、ノー! お前にあるのはそのクールなスマイルだけだ。お前の髪型は、ウーン。(自分の髪の毛を指し)これが美しい髪というものだ。ツジよ、日数をカウントダウンしておくんだな。兵庫と神戸でジェフは戻って来る……!」

【本間の話】「クソッ! ほかの選手は前哨戦で大切な試合かもしれねえ。俺はテーマがないかもしれねえ。でもよ、俺は1試合1試合、背水の陣で臨むしかねえんだよ。これが俺の通常かもしれねえ。でもよ、俺は何回負けようが諦めねえ。旗揚げ記念日、負けで始まるスタート、最高だよ。俺は昇りつめてやる。絶対に諦めねえよ、クソッ」

【ロアの話】「グレート・オーカーン。ありがとう、ありがとう……。リングで一緒に闘うのは久しぶりだが、おまえがどれだけクソ野郎だったかを思い出したぞ。お前は本当にクソ野郎だ。タッグマッチで俺の脚を狙っていたな。お前が何をしたか見ていたぞ。俺の脚をストレッチしたな。俺が膝の手術をして戻ってくることを知っていただろう。片脚だけ狙ってきたな。悪い脚は右脚だったんだよ。だからお前は良い方の脚を攻撃したわけだ。わかったよ、グレート・オーカーン。明日の夜も楽しみにしておけよ。タンガ・ロアもおまえと同じようにクソ野郎になるから待ってろよ。クソのグレート・オーカーン! 俺は明日勝つためにやるべきことは何でもやる! だから楽しみにしてろよ! お前のチ●コを蹴り飛ばしてやるぜ、ビッチ!」

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