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3/6【WWE】ブル中野が日本人女子初のWWE殿堂入り トリプルH「史上最高のレスラーの一人」

 WWEは現地時間5日、ブル中野が2024年『ホール・オブ・フェイム(殿堂)』入りしたと発表した。

 ブルは1983年に全日本女子プロレスでデビュー。ダンプ松本らとの極悪同盟でクラッシュギャルズ(ライオネス飛鳥&長与千種)と抗争を繰り広げて一世を風靡。85年にダンプ、クラッシュとともにWWF(現・WWE)に遠征し、マジソン・スクエア・ガーデンに登場した。93年にWWFに再登場し、WWE世界女子王者アランドラ・ブレイズ(メドゥーサ)と抗争を展開。94年11月の全女・東京ドーム大会でブレイズを破って日本人初のWWF世界女子王者となった。

 今年の殿堂入り選出はポール・ヘイマンに続く2人目。X(旧ツイッター)にコメントを寄せたCCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHも「印象的な見た目と妥協なき姿で長きに渡って活躍し続けた。ブル中野は史上最高の女子レスラーの一人であるだけではなく、史上最高のレスラーの一人」と称えた。

 日本人レスラーではアントニオ猪木、藤波辰爾、獣神サンダー・ライガー、グレート・ムタ(武藤敬司)に次ぐ5人目の殿堂入りで、日本人女子レスラーでは初の栄誉となった。殿堂入りセレモニーは4月5日(現地時間)ペンシルベニア州フィラデルフィアのウェルズファーゴセンターで行われる。

プロ格 情報局