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3/16【新日本】鷹木が右肩攻めに苦もんも…EVIL戦へ「壊せるもんなら壊してみろ」

『NEW JAPAN CUP 2024』愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ/名古屋市)(2024年3月16日)
○辻陽太&内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHIvsEVIL&成田蓮&金丸義信&ディック東郷&高橋裕二郎×

 鷹木がNEW JAPAN CUP準々決勝の前哨戦で痛めている右肩をEVILに攻め込まれて苦もん。それでも問題なしを強調し、「壊せるもんだったら、とことん壊してみろ」と吠えた。

 鷹木はNEW JAPAN CUP1回戦で上村優也を、2回戦でゲイブ・キッドをそれぞれ熱戦の末に撃破。明日(17日)の静岡大会では準々決勝としてEVILと対戦することになった。しかし、連日の激闘ゆえに、3・15堺大会から右肩にテーピングを施しており、万全とは言えない状況。いつもと変わらぬハイテンションで試合を続けているものの、EVILはそれを見逃さなかった。

 同じく静岡大会で行われるNJC準々決勝「辻vs成田」も含むダブル前哨戦として、今大会ではL・I・JとHOUSE OF TORTUREが10人タッグマッチで激突。拷問軍の奇襲を受けたものの、鷹木は一歩も引かず、タッチをもらうと、EVILを挑発する。EVILはスカして直接対決を拒否したうえで、直後に東郷と2人がかりで襲撃したものの、鷹木は同士討ちを誘って返り討ちにした。

 しかし、場外乱闘では右肩を狙い撃ちにされて、たまらず苦もん。試合も拷問軍ペースで進んだ。終盤には剥き出しになったコーナー金具にも叩きつけられた鷹木だったが、止まらずにEVILにショルダータックルをズバリ。乱戦の中、勝機をこじ開けた辻が金丸のウイスキー噴射をトラースキックで防ぐと、返す刀でスティックを持ち込んだ裕二郎にジーンブラスターを突き刺し、試合はL・I・Jの勝利で終わった。

 だが、試合後にHOUSE OF TORTUREが暴走。EVILと鷹木はにらみ合いを繰り広げるが、背後から東郷がパイプイス攻撃を浴びせる。すかさずEVILは鉄柵に投げつけ、再び肩を狙い撃ち。しつこく踏みつけた。EVILらは内藤やヒロムも返り討ちにすると、急行した辻も金的攻撃で黙らせ、L・I・Jの全員をリングサイドで叩きのめした。

 右肩負傷の不安を払拭できなかった鷹木だが、「おい、EVIL! お前がやっていることはなぁ、中途半端なんだよ、この野郎! 別に肩なんか壊れちゃいねえんだ。壊せるもんだったら、明日、静岡! とことん壊してみろって。お前に最高の右腕をノド元に食らわせてやるからな」と強気に断言。「ちょうど、今日、試合前、吉江豊さんの追悼セレモニーがあって、俺らL・I・Jも少し出たけど……俺と吉江さんは18年前、DRAGONGATE時代だがシングルマッチをやっている」と明かし、「あの160kgの巨漢をブレーンバスターで完璧にぶん投げたんだ。吉江さんに比べたら、EVILなんか大したことねえよ! 何発でもぶん投げて、必ず明日、俺が静岡で! そうだ、静岡で! EVILをボコボコに完全に叩き潰してやるからな」と予告した。

【辻の話】「(ヒザに手をつき、腹を押さえて)オイ、成田、いいか! 世代交代、まだ終わってねえんだよ!」

【鷹木の話】「(右肩にタオルを当てて押さえながら)オイ、EVIL! お前がやってることはなぁ、中途半端なんだよ、この野郎! オイ、別に肩なんか壊れちゃいねえんだ。(タオルを取ってテーピングされた右肩を見せると)壊せるもんだったら、明日、静岡! とことん壊してみろって。お前に最高の右腕を(右腕を上げて力こぶを作ると)ノド元に食らわせてやるからな。アイツや成田が勝ち進んだって、新日本のためには何にもなんねえんだよ。なぁ、ファンも求めてねえんだよ! なぁ、みんな見てえのは鷹木信悟vs辻陽太だろう? なぁ、俺自身も、陽太自身も、対戦したがってんだ。やるしかないんだ、このタイミングで! ちょうど今日、試合前、吉江豊さんの追悼セレモニーがあって、俺らL・I・Jも少し出たけど……俺と吉江さんは18年前、DRAGONGATE時代だがシングルマッチをやっている。あの160kgの巨漢を、ブレーンバスターで完璧にぶん投げたんだ。吉江さんに比べたら、EVILなんか大したことねえよオイ! 何発でもぶん投げてオイ、必ず明日、俺が静岡で! そうだ、静岡で! EVILを、ボコボコに、完全に叩き潰してやるからな」


【試合後のヒロム】

▼ヒロム「HOUSE OF TORTURE、久しぶりにやったけど何一つ変わってねえなあ。(しゃがんで)気持ちいいぐらいの反則っぷりですなあ。おかげで腰が痛くなっちまったよ。(腰に手を当てると)それにしても何だ、次は……鷹木さんと、EVILか。ホッホッホッ! 久しぶりに鷹木さんが怒ってたよ。あれはなぁ、マジん時のヤツだぜ? 知らないよ? 言ったからね? 謝るなら今のうちじゃない? 知らないよ? どうなっちゃうんだろうね? まぁ、鷹木さんが勝つだろう。やっぱねぇ、でもねぇ、ヒロムちゃん目線。ヒロムちゃんはねぇ、このNEW JAPAN CUPを全くフラットに見てますよ。チームとか関係なくね。関係なく見たけど、やっぱりね、陽太様と鷹木さんの試合は、これはねえ、見たいよ。見たい。どうなっちゃうんだろうっていうね、楽しみだね。いや、それが一番見たいな。これはねぇ、次、何としても勝ってもらわないとね。(立ち上がりながら)まぁ、そんな感じで、高橋ヒロム、何を言ったらいいでしょう。これがないんですわ。高橋ヒロムからのメッセージがないんですわ。ねぇ、市川さん! どう思いますか、この現状? この高橋ヒロムの現状をどうやったら、俺がこうね、イキイキとね、イキイキとコメントを出せるか。どうやったらいいと思いますか」

──テーマを見つければいいのでは?

▼ヒロム「そう! その通り。おっしゃる通り。そのテーマを見つけるっていうのもね、これまた大変なわけですよ。……頑張ります!」

【内藤の話】「(IWGP世界ヘビーのベルトを床に置き、片ヒザをついて)NEW JAPAN CUPもついに準々決勝。いよいよ今年のNEW JAPAN CUP優勝者、そして4月6日、両国大会にて行われるIWGP世界ヘビー級選手権試合の挑戦者が決定。このNEW JAPAN CUP開幕前の、俺の優勝予想、覚えてる? 本命・鷹木信悟、対抗・辻陽太、大穴・成田連。その俺の予想を、しっかり頭に入れた上で、明日の準々決勝2試合、ご覧ください。じゃあ明日はそんな準々決勝2試合が行われる、ツインメッセ静岡で、またお会いしましょう。アディオス!」

【成田の話】「オイ、オイ辻! 明日もアレか、ロス・インゴを介入させて今日みたいに勝つのか。やれるもんならよぉ、やってみろよバカ野郎、ヘヘヘヘ。介入させてみろよ、バーカ!」

【EVILの話】「オイ、次のよぉ、俺のトーナメントの対戦相手、誰だっけなあオイ。え? 嘉藤? 村島? 誰だっけ、オイ? あ、鷹木か。アイツはよぉ、存在感がなさ過ぎて、見えなかったわ。フフフ。まぁよぉ、唯一アイツから見えたものは、(右肩に手をやり)右肩のテーピングだな、オイ。まぁただよぉ、アイツがやりてえみてえだから、真っ向勝負、受けて立ってやるよ。その代わりよぉ、お前、な、負けてもメソメソすんなよ。な、分かったか、よく覚えとけ!」


【試合後の金丸】

▼金丸「決まったろう、長岡で、オイ! YOHとシングルマッチ。(手に持ったIWGPジュニアのベルトを示し)ベルト盗んで、どういう教育してんだ、オイ? シングルマッチじゃねえよ、教育マッチだ! 俺がしっかりあの野郎を教育してやるよ、オイ。ふざけんなよ、オイ! 分かったか、シングルマッチ……」

※YOHが叫びながら金丸に飛びかかるが、金丸がよけるとYOHは床に転がる

▼金丸「(YOHの背中を蹴りつけながら)テメー、いい加減にしろ! テメー、俺が長岡でしっかり教育してやるからな、覚えとけ!」

※金丸が立ち去ると

▼YOH「(起き上がり)クソー、(被っていた帽子を取って床に叩きつけ)クソッタレが!」

※裕二郎、東郷はノーコメント

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