プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/21【全日本】MUSASHIが一発奪取確信 「全日ジュニア総なめ」、「他団体行脚」の青写真 世界ジュニア会見

 3・30大田区大会で世界ジュニアヘビー級選手権試合で対決する王者・ライジングHAYATO、挑戦者・MUSASHIが21日、東京・湯島の全日本事務所で会見。全日本参戦5戦目での初挑戦・初戴冠に自信満々のMUSASHIは「全日ジュニア総なめ」、「王者としての他団体行脚」の青写真を描いた。

 元みちのくプロレスのMUSASHIは3・9後楽園大会から全日本に本格参戦。3・30大田区大会での世界ジュニア挑戦を決めた。3・20上尾大会における前哨戦では王者・HAYATOに直接勝利。自信もさらに深まり、「チャンピオンの実力は対戦して十分わかっています。十分わかったうえで勝つ自信があります。大田区では一発でベルトを獲らせていただきます」と豪語してみせた。

 王者・HAYATOにとって世界ジュニアは「恋人」。「この世界ジュニアをちゃんとした気持ちでほしいのか?」と疑問符をつけ、「そんなに俺の恋人・世界ジュニアは安くない。大田区ではMUSASHIをぶちのめすよ」と宣言した。これを受けてMUSASHIは「自分が以前、所属していたみちのくプロレス以外で戦いたい、自分を試してみたいと思ったのがこの全日本プロレスでした。この全日本プロレス参戦は自分にとってすべてが挑戦」と強調。そのうえで「自分が戦いたい、挑戦したいと思ったこのリングのトップ、ベルトを狙うのは当然のこと」と言い切り、「まずはベルトを獲ったら全日本ジュニアを一人一人倒していけたらと思ってますし、このベルトを持っていろんな団体に上がっても面白いかなと思ってますよ」と戴冠後の青写真も描いてみせた。

【会見の模様】

▼MUSASHI「まずは挑戦を承諾してくれたチャンピオンと認可していただいた全日本プロレス、PWFに感謝しております。ありがとうございます。今月から全日本プロレスに本格参戦しているんですけど、自分が以前いた、所属していたみちのくプロレス、そのみちのくプロレス以外で戦いたい、自分を試してみたいと思ったのがこの全日本プロレスでした。この全日本プロレス参戦は自分にとってすべてが挑戦になります。何だろうな。自分が戦いたい、挑戦したいと思ったこのリングのトップ、ベルトを狙うのは当然のことだと思います。チャンピオンの実力は対戦して十分わかっています。十分わかったうえで勝つ自信はあります。大田区では一発でベルトを獲らせていただきます」

▼HAYATO「3月9日に前王者・田村男児からこの世界ジュニアを獲って。5回目の挑戦かな。何回も何回も手が届かなくて、やっとの思いでこの世界ジュニアと両思いになれたんだけど。そこで現れたのがこの挑戦者のMUSASHI。最初は凄いなと、参戦して数試合でこの世界ジュニアに名乗りを上げる。そこは素直に尊敬したよ。で、ほぼ初対面だから、試合でもそんなにやったことないし、そこからMUSASHIの試合をいろんなもので見たりしたんだけど、まだMUSASHIっていう人間が、レスラーがわからないなって。このMUSASHIの美学や哲学や思想は何なんだろうってすごく考えたけど、分からなかった。昨日まではね。それについて考えてる余裕はもうなくなったね。なんたって直接獲られたんだから。哲学や美学や思想っていうのは勝った人間だけが語ることが許されるものだから、俺は勝ってこの恋人・世界ジュニアを守って存分に語らせてもらうよ。で、一つ聞きたいんだけど、この世界ジュニアをそんなにちゃんとした気持ちでほしいのか?ってこと。俺は何回も何回も振られて跳ねのけられて、やっとの思いでこの世界ジュニアを手に入れた。さっきMUSASHIが挑戦って言ったけど、俺からみたら挑戦したい場所にたまたま自分に都合のいい階級にたまたまこの世界ジュニアがあったから、何となく挑戦したいだけなんじゃないかって思った。そんなに俺の恋人・世界ジュニアは安くない。大田区ではMUSASHIをぶちのめすよ」

――前哨戦で直接勝利したことで自信がより高まったと思うが手応えは?

▼MUSASHI「昨日のが全てじゃないですか。昨日の結果が全て。大田区も一緒の結果になりますよ」

――昨日の敗戦はどのように受け止めている?

▼HAYATO「そうだね。昨日の負けは別に油断してたわけでもコンディションが悪かったっていうわけでもなく、本当にただの負け。それ以上でも、それ以下でもない。でも俺は今まで何回も負けてきた。でも、この世界ジュニアかかった試合は絶対負けない」

――先ほど王者からベルトへの思いに問いかけがあったが、反論があれば?

▼MUSASHI「反論ではないですけど、この世界ジュニアのベルトっていうのは過去にも名だたるレスラーが巻いてきて、そこを目指すのはレスラーとして普通のことだと思いますけどね」

――MUSASHI選手の言葉を聞いて思いは伝わった?

▼HAYATO「普通だね。そうだね。もっと…どうだろう。俺は普通が嫌いだから、まあより一層この世界ジュニアを守りたいなって気持ちが強くなったよ」

――まずは大田区に集中するのが第一だと思うが、このベルトを獲ってから描いているものはある?

▼MUSASHI「まずはベルトを獲ったら全日本ジュニアを一人一人倒していけたらいいなとは思ってますし。このベルトを持っていろんな団体に上がっても面白いかなとは思ってますよ」

――MUSASHI選手が思う全日本ジュニアとは?

▼MUSASHI「今、一番感じてるのはホント実力はあるなって、みんな。レベルは高いなっていうのは。それは今というか自分が参戦表明する前から感じてたことですけど。チャンピオンもそうですけど、自分より年齢もキャリアもないですけど、ただ、それでもホントプロレスが好きなんだろうなというのは凄く伝わってくるし、気持ちだけじゃなく実力もちゃんと兼ね備えてる。だからこそ俺はこの全日本で試合がしたいと思ったし、彼らを倒したいと思いましたね」

プロ格 情報局