3/26【WWE】ロックがコーディをバックステージで襲撃、血祭り葬「レッスルマニアでも同じことしてやる」
ザ・ロックが現地時間25日、イリノイ州シカゴで行われたロウでコーディ・ローデスをバックステージで襲撃。暴行の限りを尽くして血祭りに上げ、「レッスルマニアでも同じことをしてやる」と予告した。
レッスルマニアは12日後。ロックは初日、WWEユニバーサル統一王者ローマン・レインズと組んでコーディ&セス“フリーキン"ロリンズと対戦する。これに勝利し、2日目の同王座戦「レインズvsコーディ」を何でもありのブラッドラインルールとするつもり。コーディの母にコーディの血で染めたベルトを贈ると予告している。
この日、コーディがオープニングに登場。「レッスルマニアまで2週間を切り、話す時間は終わり。もうあとはやるだけだ」と前置きしつつ、「去年のレッスルマニアで学んだことがある。俺一人では成し遂げられない。俺は今まで見返りを求めなかったが、今年はお願いしたい。初日の史上最大のタッグ戦。みんな俺についてきてくれないか? 2日目にはレインズと正々堂々勝負できるようにしたい。俺と一緒に戦ってくれないか?」と呼びかけた。
「俺は約束を守る。二つのメインイベント、初日はファイナルボスをぶっ倒す。そして…」とコーディが続けると、ここでロックがサプライズ登場した。コーディと対峙したロックは両手を後ろで組んで無防備の状態で近づくと、コーディの耳元で何やらささやいた。そして無言のままリングを降りると、場内は大ブーイング。構わずロックは花道を下がった。
祭典へ向けて不気味な静けさとなったが、これで終わらなかった。この日のメインはジェイ・ウーソと中邑真輔の一騎打ち。コーディがセス“フリーキン"ロリンズとともにジミー・ウーソ、ソロ・シコアの介入を阻むと、ジェイがスピアーで中邑から3カウントを奪った。
コーディはバックステージまでブラッドラインを追いかけ、ジミーとシコアを何度も殴りつけた。が、ロックが背後から襲撃。コーディをテーブルなどに叩きつけると鉄製ごみ箱を投げつけ、雨が降りしきる駐車場へと連行。なおも暴行を続け、首根っこをつかんで「ロック様がファイナルボスだ。ナメるなよ」と言い放つと、大型トラックに叩きつけた。
グッタリしたコーディは額から流血。ロックは「ロック様に逆らうとこうなるんだ」と吐き捨て、“MAMA RHODES"と書かれた白い革製ベルトを持ち出した。コーディの血をベルトに塗りたくると、「ローデスママ、こいつを見るんだ。ロック様はちゃんと有言実行する。貴様の息子の血でこのベルトを染めると言った。そしてレッスルマニアでこれに貴様の涙も吸わせてやる。レッスルマニアでも同じことをしてやるからな」と予告した。