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3/31【NOAH】清宮と拳王が「決別」かけ一騎打ちへ 大・大和田コール切り裂き清宮&大岩がGHCタッグ挑戦へ再出発

『STAR NAVIGATION 2024』後楽園ホール(2024年3月31日)
○大岩陵平&清宮海斗vs拳王&大和田侑×

 VCタッグリーグ覇者の清宮&大岩組が、仕切り直しのGHCタッグ王座挑戦へ前進。一方で「勝って絶縁」を通告していた清宮は“決別マッチ"を提案し、4・11後楽園大会での一騎打ちが決定的となった。

 VCタッグを制してGHCタッグ挑戦が決まっていた清宮&大岩組だが、清宮の負傷欠場(脊髄震とう)により霧散。リーグ戦で引き分けていた拳王&大和田組との決着戦が組まれた。

 一方の拳王は覇者食いでの割り込み挑戦を宣言。清宮も「負けたらトロフィーも挑戦権も譲る」と明言したうえで「勝ったら拳王とはもう関わりたくない」と絶縁を宣告し、事実上のGHCタッグ次期挑戦者決定戦、そして“決別マッチ"の側面を含む一戦に昇華していた。

 のっけから清宮と拳王は喧嘩腰で火花。大岩も“制裁"を予告していた大和田を手厳しく攻め立てまくる。苦境が続いた大和田が場内の大和田コールに応えて自力脱出に成功すると、再び清宮と拳王が猛打戦を繰り広げて感情をぶつけ合った。

 さらには大和田も拳王に何度もスローイングされながらの串刺しジャンピングエルボーを連発し、清宮を逆さ押さえ込みで丸め込んでニアフォールを連発。それでも清宮はジャンピングニーで黙らせると、飛び込んできた拳王をビンタや後頭部へのジャンピングニーで次々に排除。最後は大岩が、粘りに粘った大和田へのコールを断ち切るドクターボムで勝利をもぎ取った。

 清宮&大岩が仕切り直しのGHCタッグ挑戦へケジメの再起星。とはいえ場内は敗れた大和田へのコールに染まり、拳王も“絶縁"を通告していた清宮めがけてマイクを握った。

 「おい清宮! こんなんで勝ったと思ってんじゃねえぞ! 俺ともう関わらない? デコがメチャクチャ狭くて、眉毛がメチャクチャ太い“デコせまイガグリ坊主"の時から俺がかわいがってやってるだろ!」と叫んだものの、清宮は「お前…めんどくせえんだよ! お前とは一切かかわりたくねえんだよ!」と改めて関係断絶を強調すると、「次の後楽園、4月11日、俺と一騎打ちしろ。次の後楽園でお前とはおしまいだ」とシングルでの“決別マッチ"を提案した。

 拳王も「そのシングルマッチ、俺が勝ってテメーとずっと続けていってやるからな」と返答するや、バックステージでも「今日でお前の心がわかったぞ。俺のこと大好きなんだな。俺もテメーのこと大好きなんだよ。愛が芽生える日、4・11かな…」と“清宮愛"を口に。決別か、継続か。二人の“愛"の行方やいかに。

【試合後の清宮&大岩】

▼大岩「今日は文句なしの俺と海斗さんの勝利だよ。だから、次は俺と海斗さんでGHCタッグのベルト獲りにいくぞ」

▼清宮「タッグのベルトもそうだし、拳王は本当に面倒くせえ、あいつは。目障りだよ。くどくどくどくど昔のことを掘り出して、人にひっついて。あいつ何なんだよ? 本当に。あんな女々しい野郎、次の後楽園で本当に終わりにしてやるよ。一切関わりたくねえんだよ」

▼大岩「俺らでベルトいきましょう」

【拳王の話】「おい、清宮。俺ともう関わり合いたくない? そう言ったよな。今日勝ったらもう関わらねえ。なのにお前、4月11日後楽園か。シングルマッチを要求してきた。やっぱりな、清宮は俺のこと大好きなんだよな。まあな、次シングルマッチ、関わりたくないって言ったから、勝つつもりなんだろ。いや、俺がテメーを倒して、まだまだ関わってやるよ。おい、清宮。今日でお前の心がわかったぞ。俺のこと大好きなんだな。俺もテメーのこと大好きなんだよ。愛が芽生える日、4・11かな」

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