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4/4【GLEAT】10周年リンダマンに玉砕もGLEAT新人第1号・三宅がデビュー

『G PROWRESTLING Ver.71』新宿FACE(2024年4月4日)
○エル・リンダマンvs三宅豪×

 GLEAT生え抜き新人第1号の三宅がリンダマンを相手にデビューした。

 リンダマンがこの日、デビュー10周年記念日を迎えた。相手は自ら指名したGLEAT初の生え抜き新人・三宅。23歳の三宅はレスリング、柔道を経験し、昨年4月の入団テストに合格した。以来、この1年間リンダマンと寝食をともにしながらトレーニングを積み、この日のデビュー戦にこぎつけた。

 愛弟子・三宅の前にリンダマンは高い壁となって立ちはだかった。三宅は開始早々、タックルを仕掛けて積極姿勢。張り手や逆水平を打ち込んで立ち向かう。リンダマンがチキンウイングアームロックで捕らえても必死にロープに脱出。ならばとリンダマンは強烈な逆水平やエルボーを叩き込んだ。

 リンダマンが「三宅、頑張れ」とゲキを飛ばすと、三宅は必死に逆水平を連発。スリーパーで絞め上げる。リンダマンが一本背負いで逃れ、ロープに振ろうとしても、三宅はロープをつかんでさせず。リンダマンがエルボー、ヘッドバット、サッカーボールキックを容赦なく浴びせても、三宅はショルダータックルでなぎ倒してみせた。

 ブレーンバスター、バックドロップで投げられても三宅は屈さない。正面飛びドロップキックで反撃し、ブレーンバスターを決める。何度もカバーに入って勝利への執念を見せ、張り手を何発も打ち込んだが、リンダマンはドロップキックで鎮圧。ミサイルキックから逆エビ固めで捕らえる。三宅も耐え続けたが、リンダマンはジャーマンでダメ押しして3カウントを奪った。

 三宅がデビュー戦で奮闘したものの玉砕。それでもプロレスラーとしての第一歩を踏み出し、「必ずGLEATの大事な大事な力になって、柱を立てるように頑張っていきたいと思っております」と誓った。すると胸を貸したリンダマンが「もうデビューしたんだから、頑張るのは当たり前。もっともっとこれから頑張っていかなきゃいけない、挑戦していかなきゃいけないんだよ」と投げかけ、「ならよ、ここはいっちょ大きくG-REXチャンピオン・田村ハヤトとシングルどうだよ?」と提案。三宅も「はい!」と力強く呼応してみせた。


【試合後のリンダマン、三宅】

▼三宅「このたびGLEATでデビューさせていただきました三宅豪です。よろしくお願いします。やっぱりリンダマンさん、GLEATのリングは厳しいなと思ったんですけど、最初のマイクでも言った通り、必ずGLEATの大事な大事な力になって、柱を立てるように頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします」

※リンダマンがやってきて

▼リンダマン「カタいよ、お前バカヤロー。今日は今日。確かに三宅豪はここまでよく頑張ってたどり着いたし、今日の試合もめっちゃ頑張ってた」

▼三宅「ありがとうございます」

▼リンダマン「よく俺にビビらずガンガン向かってきたよ。だけどね、もうデビューしたんだから、頑張るのは当たり前。もっともっとこれから頑張っていかなきゃいけない、挑戦していかなきゃいけないんだよ。ならよ、ここはいっちょ大きくG-REXチャンピオン・田村ハヤトとシングルどうだよ?」

▼三宅「はい」

▼リンダマン「はいじゃねえんだよ、お前。やるんだよ。元気出していけオラ!」

▼三宅「はい!」

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