4/5【DDT】MAOがAEWスタークスと痛み分けもじゃんけん対決制してUNIVERSAL王座V7
『DDT goes PHILADELPHIA!』が現地時間4日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア・ペンズランディングケーターズで行われ、DDT UNIVERSAL王者・MAOが女子レスラー、ビリー・スタークスと痛み分けに終わったものの、じゃんけんで勝利し、7度目の防衛に成功した。
挑戦者のスタークスはAEW所属で、東京女子プロレスでも活躍。“ノールールマッチ"とあって、両者は大量のイスを持ち出し、イスチャンバラを展開した。MAOはスタークスにイスを持たせ、旋風脚をさく裂、みちのくドライバーIIで突き刺したが、3カウントは奪えない。逆にスタークスがイスの上に変型バスターで投げて逆襲した。
負けじとMAOもイスの山めがけてみちのくドライバーIIを敢行、立てた板に投げつけたものの、スタークスはカウント1で意地のキックアウト。ならばとMAOは立てたイスの上に板を設置し、キャノンボール450°を放ったが、自爆させたスタークスが回転足折り固めを仕掛けた。これを切り抜けたMAOはジャーマンのような形でホールドしたが、両者の肩がマットについて3カウント。ダブルフォールで痛み分けに終わった。
勝敗はじゃんけんで決められることに。2度のあいこを経て、MAOが勝利を収めた。フィラデルフィアの地でUNIVERSAL王座7度目の防衛に成功。MAOは「ビリー・スタークス、ちょっとネジが外れてんだよ。俺がじゃんけん早く出し過ぎて、あいつが後出しで負けるという奇跡的な負け方だよ。これがUNIVERSALといったところでしょうか」と満足げ。「私の積み上げてきたことはすべてじゃんけんに表れた。常に人の一歩先を行く。DDTは楽しいんだよっていうのをわかってくれたらそれでいい」と自信を深めた様子で、スタークスにメッセージを送った。
