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4/8【WWE】コーディが1年前の雪辱で悲願のWWEユニバーサル王座戴冠 シナ、アンダーテイカーもサプライズ登場

 『レッスルマニア40』が現地時間7日、ペンシルベニア州フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールドで行われ、初日を212人上回る72755人の大観衆を動員。メインイベントのWWEユニバーサル統一王座戦はジョン・シナ、ザ・ロック、ジ・アンダーテイカーと歴代レジェンドが登場するサプライズの中、コーディ・ローデスがローマン・レインズを激闘の末に破って王座戴冠を果たした。

 コーディは昨年、ロイヤルランブルを制し、レッスルマニアで王者・レインズに挑戦したものの、ソロ・シコアの介入もあって敗戦。あれから1年、史上4人目のロイヤルランブル連覇を成し遂げ、2年連続となる祭典メインでの王座挑戦を果たした。

 初日、セス“フリーキン"ロリンズと組んでレインズ&ザ・ロックと対戦したものの、ロックのピープルズエルボーの前に撃沈。この日の王座戦が何でもありの“ブラッドライン"ルールで行われることになった。

 試合はECW発祥の地・フィラデルフィアにふさわしく、竹刀で激しく殴り合うハードコアな展開で幕開け。一進一退のせめぎ合いが続く中、掟破りの逆クロスローズを決めたレインズがパワーボムで実況席に叩きつけると、スーパーマンパンチを叩き込む。負けじとコーディはコーディカッターをさく裂。掟破りの逆スピアーを叩き込み、クロスローズを決めて勝機を作った。

 コーディが続けざまにクロスローズを狙ったところでジミー・ウーソが乱入し、トラースキックで妨害。すかさずレインズがスーパーマンパンチを叩き込んだ。ジェイ・ウーソがジミーを排除すると、コーディはスピアーで3カウント寸前に追い込まれながらもバリケードを破壊する場外でのスピアーで反撃。クロスローズを連発したが、今度はシコアが乱入。サモアンスパイクを叩き込むと、レインズがスピアーで仕上げに入った。

 1年前の再現かと思われたが、コーディが2カウントで返すと、ここでジョン・シナがサプライズ登場した。レインズにアティテュードアジャストメントを決めたシナは、シコアをアティテュードアジャストメントで実況席に叩きつけて撃退。すると今度はロックが現れ、シナと対峙した。シナが「ユー・キャント・シー・ミー」ポーズで挑発すると、ロックがロックボトムで叩きつけた。そこへロリンズがシールド時代のコスチューム姿でやってきたものの、レインズがスーパーマンパンチを叩き込んで返り討ちにした。

 ロックが革製ベルトを手にコーディを殴りつけようとすると、鐘の音とともに場内が暗転。再び照明が灯ると、ロックの背後にアンダーテイカーが出現した。アンダーテイカーがチョークスラムでロックを叩きつけると、場内はまたも暗転。照明が戻るとアンダーテイカーとロックは跡形もなく姿を消していた。

 場内が騒然とする中、リングに残っていたロリンズをレインズがイスで殴りつけて排除。スピアーを狙ったものの、コーディがヒザ蹴りで迎撃。すかさずクロスローズを3連発すると、大合唱とともに3カウントが入った。

 コーディが1年前の雪辱を果たし、レッスルマニアの大舞台で悲願のWWEユニバーサル王座戴冠を成し遂げた。試合後、ベルトを手にしたコーディをランディ・オートン、ケビン・オーエンズ、サミ・ゼイン、そしてシナ、CMパンクが祝福。家族に囲まれたコーディは母と抱き合うと、誇らしげにベルトを渡した。

 そしてコーディに呼び込まれてCCOのトリプルHが登場。握手、抱擁を交わすと、新王者・コーディの手を挙げて称えた。オートンとゼインに担ぎ上げられたコーディは歓声に応え、後方支援してくれたロリンズと握手。ド派手な花火が何発も上がる中、コーディはコーナー上でベルトを掲げた。

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