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4/20【全日本】芦野が執念のアンクル葬で開幕2連勝 綾部は歴代覇者連破ならず

『チャンピオン・カーニバル2024』アクトシティ浜松(2024年4月20日)
Aブロック公式戦 ○芦野祥太郎vs綾部蓮×

 昨年覇者・芦野が綾部に金星を許さず開幕2連勝だ。

 史上4人目の連覇を狙う芦野は初戦で北斗に完勝。続く2戦目となったこの日、開幕戦で宮原から金星を挙げた綾部と対決した。

 序盤から綾部が攻勢。芦野が鉄柱を利した足攻めに出てもフラップジャックでエプロンに叩きつける。フルネルソンで絞め上げたり、強烈なエルボーを打ち込んだりと攻め立てる。芦野もドラゴンスクリューでアンクルの布石を打ったが、綾部はランニングネックブリーカードロップで応戦した。

 芦野がジャーマンで投げても、綾部はドロップキック、ミサイルキック、ドラゴンスープレックスの猛攻に出る。それでも芦野は綾部の新技・デスルーレットを食い止め、アンクルロックで捕獲。綾部も一度は蹴り上げで逃れたが、芦野は再びアンクルに持ち込み、執念でレフェリーストップ勝ちをもぎ取った。 

 芦野が綾部に2戦連続の歴代覇者狩りを許さず、開幕2連勝を飾った。「俺は何かの理由でコスチューム変えてくるヤツとか、髪の毛染めてくるヤツとか嫌いなんだよ。ただ、綾部はその中に強さも持ってた」と綾部を評した芦野は「俺は174センチしかないよ。ただ、この全日本プロレスのヘビー級で戦っていける体を作ってきた。それは絶対的な自信がある」と豪語。無傷で迎える3戦目は4・21幕張大会。自身がヤマ場と定めるスミス戦を控え、芦野は「次、デイビーボーイにも青柳にも宮原にもサイラスにも負けない。絶対負けない。なぜなら自信があるから」と言い切ってみせた。

【芦野の話】「よし、2勝目だな。よしよしよし。綾部、俺はね、なんかの理由でコスチューム変えてくるヤツとか、髪の毛染めてくるヤツとか嫌いなんだよ。でも、綾部はその中に強さも持ってたから。全日本プロレスの道場にいるだけのことはあると思うよ。強さがあの(見た目の変化の)中にはあった。ただ、負けられないよ。俺は二連覇を目指してるんだ。ここでつまづくワケにはいかない。明日のデイビーボーイ・スミスJr.もアンクルロックだ。2メートルだろ? 俺は174cmしかないよ。でもこの全日本プロレスのヘビー級で闘っていける体を作ってきた。その絶対的な自信があるんだ、俺には。だから負けるワケにはいかない。これからプロレスラーを目指してる子どもたちに言いたい。小さくてもデカいヤツに勝てるよって。そんな思いを届けたくてプロレスを今やってるから。チャンピオンカーニバルだって優勝できるんだよ。腕が折れたりもするんだよ、それで。これが現実だ、リアルファイトなんだよ! 負けないよ俺は。次、デイビーボーイにも、青柳にも宮原にもサイラスにも負けない。絶対負けない。なぜなら、自信があるから」

【綾部の話】「クソ…チャンピオンカーニバル2戦目。本当に悔しい。最後ギブアップしてしまいました。開幕戦で宮原健斗から正真正銘3カウントを獲って、この勢いで心機一転、新しい綾部蓮でチャンピオンカーニバルを突き進んでいく。その気概と勢いを浜松のお客さんにもみせたかった。最後、自分に負けてしまった部分もあるのかと思うと、めちゃくちゃ悔しい1敗だ。でも、チャンピオンカーニバルは2戦目が終わったばかり。まだまだ残ってるんだ。これからいくらでも巻き返せるんだよ。このチャンピオンカーニバルでプロレス界で一気に突き抜けるからな。みんなこの綾部蓮に注目しとけ」

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