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4/27【新日本】TMDKがヒクレオ&ファンタズモとのリマッチ制してSTRONGタッグV1

『Road to レスリングどんたく 2024』広島サンプラザホール(2024年4月27日)
STRONG無差別級タッグ選手権試合 ○マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストvsエル・ファンタズモ&ヒクレオ×

 “TMDK"ニコルス&ヘイストがヒクレオ&ファンタズモとのリマッチを制し、STRONGタッグ王座初防衛。「このベルトは絶対にTMDKを離れることはない」と断言した。

 4・12シカゴ大会における4WAY戦を制したTMDKコンビがSTRONGタッグ王座を戴冠し、新日本における初ベルトを手にした。敗れずして陥落となったヒクレオ&ファンタズモは納得せず、リマッチを要求。この日、返り咲きのチャンスを得た。

 ともに連係を駆使して一進一退の攻防を展開。TMDKがファンタズモに集中砲火を浴びせて主導権を握れば、GoDはヒクレオがダブルブレーンバスターを狙うニコルスとヘイストをまとめて投げるなど巻き返す。ファンタズモがケブラーダを放つと、ヒクレオとの合体スピニングバックブリーカーをヘイストに決めて攻め込んだ。

 TMDKもファンタズモのサドンデスをヒクレオに誤爆させて逆転。合体技・裏摩周を豪快に決めた。粘るファンタズモもタンクバスター、サンダーバレーと合体技をことごとく阻止。ファンタズモのサドンデス、ヒクレオのゴッドセンドがニコルスに立て続けに決まると、スーパーサンダーキス'86'86もさく裂させたが、ヘイストのカットが間に合うと、最後はニコルスがヒクレオをスクールボーイで丸め込んで3カウントを奪った。

 接戦の末、TMDKコンビがSTRONGタッグ王座初防衛に成功。ヘイストが「GoD、シカゴの試合では勝った気がしなかったといったな。今日の試合は勝利中の勝利だと感じられたぜ。俺たちは最高のタッグだ」と勝ち誇ると、ニコルスは「簡潔に言わせてくれ。このベルトは絶対にTMDKを離れることはない」と断言。そしてヘイストは「このベルトは新日本で初めて獲ったタッグのベルト。これからこのベルトと一緒に前へ進むぞ」と宣言してみせた。

【試合後のニコルス&ヘイスト】

▼ヘイスト「春祭りかと思ったぞ。まるで夏みたいだな、ベイビー。そりゃそうだ、TMDKが火をつけたからだ。俺たちは火を燃やし続ける。G.o.D、シカゴの試合では勝った気がしなかったと言ったな。今日の試合は、勝利中の勝利だと感じられたぜ。俺たちがお前たちをもっともっと働かせているのはわかってるだろ? 疲れただろうな。相当疲れてそうだな。マイキーがスクールボーイで決めた。恥ずかしいよな。ああ、恥ずかしい。あれは本当にクリーンで古風なスクールボーイだったからな」

▼ニコルス「俺はスクールボーイ、好きだぞ」

▼ヘイスト「ヒクレオ、ベルトを巻くだけじゃダメだ。ベルトは獲得しなくちゃならない。だからお前の落ち度だ。ベルトを巻くべきじゃなかったんだ」

▼ニコルス「ベストなことは、俺たちは何年も何年も挑み続けたことだ」

▼ヘイスト「そうだ、俺たちは最高のタッグだ」

▼ニコルス「初防衛戦に勝った。簡潔に言わせてくれ。このベルトは絶対にTMDKを離れることはない」

▼ヘイスト「世界最高のチームを連れてこいよ」

※サッポロ黒ラベル缶で乾杯

▼ヘイスト「TMDKは最悪中の最悪だからな。最善を尽くせよ」

▼ニコルス「最善を尽くしても、何も持ち帰るものはないがな」

▼ヘイスト「お前たちは最高のタッグチームかもしれないが、俺たちは勝利した最高のタッグチームなのだ。ウララ。ンンン、ンン(※2人で一緒にビールを飲む) 頭にキーンときた。(※遅れてやって来たザックに向かって)お前も戻って来たのか」

▼ザック「ああ、たくさんエネルギーを使ったな」

▼ヘイスト「もしラリーが、ラリーの中のラリーじゃなくて、リズを持ってただろう? リズラグのラリーをさ」

▼ザック「リズラグ?」

▼ヘイスト「あのクルクル回してたリズ、ラグラリーだよ」
▼ザック「何だって?」

▼ヘイスト「俺たちはリズをTMDKのために持ってきた。リズラグだ。観客が見えた。観客が持ってたんだ。リズだったよ。リズを見たんだ。リズラリー。TMDKラリー」

▼ニコルス「少し真面目にやりたいわけじゃないが」

▼ザック「そうあってほしいね」

▼ヘイスト「俺はただしゃべり続けてるだけさ」

▼ニコルス「俺とシェインだからな」

▼ヘイスト「シェインと俺」

▼ザック「ちゃんとした文法を使ってくれ」

▼ニコルス「10年ぐらいか」

▼ヘイスト「10年ぐらいかな」

▼ニコルス「俺たちは日本で最高のタッグチームだ。世界中で最高のタッグチームだ。ここに戻って来るのに随分時間がかかった。お試しで少し離れてみたり、分かれてやっていたこともあった」

▼ヘイスト「そうだな」

▼ニコルス「だが今、俺たちは同じページに戻って来た。俺たちが同じページに戻ったら何が起こるかわかるか? これが新しいTMDKの物語の始まりだ。(※ザックに向かって)ベターなTMDKの物語だと言ったか?」

▼ヘイスト「俺たちは素晴らしいタッグチームだ。俺たちは良いヤツらだ。なあ、このベルトは新日本で初めて獲ったタッグのベルトで、これからこのベルトと一緒に前へ進むぞ」

▼ザック「おっと、このビールはお前らのためのものだ。(※と言いながらベルトにビールを垂らす)」

▼ニコルス「ベルビーだ。(※と言ってベルトにこぼれたビールを飲む)」

▼ヘイスト「ベルビーだ!(※自ら注ぎ足して飲む)」

▼ザック「こいつらを見てみろよ」

▼ニコルス&ヘイスト「ベルビーだ」

▼ヘイスト「俺が今、何がしたいかわかるか?」

▼ニコルス「何だ?」

▼ヘイスト「シャワーだ」

▼ニコルス「何だって? 今シャワーを浴びたところだろ。ホップと麦芽のうまいシャワーだ」

▼ヘイスト「ホップを追加したらしいぞ」

▼ニコルス「マジか?」

▼ザック「減ったのかと思ってたよ」

▼ヘイスト「そうかもしれないな」

▼ニコルス「ポテトチップスがあるんじゃないか?」

▼ヘイスト「チップス? 地元の人たちとパーティーができるな」

▼ニコルス&ヘイスト「チップスで」

▼ヘイスト「他に何かあるか? シードルとか」

▼ザック「このベルトは使えるだろ。でも別のタックチームチャンピオンもいるな」

▼ニコルス「誰のことだ?」

▼ヘイスト「別のタッグ?」

▼ザック「わからない。スペルを忘れたよ」

▼ヘイスト「IW…GP?」

▼ザック「ウッチ、プッチタイトル」

▼ヘイスト「そいつのことなら知ってるよ」

▼ザック「IWGPならいつでもだ」

▼ヘイスト「『レスリングどんたく』を見てみよう。何が起きるか見るとしよう。とっても注視してな」

▼ザック「カンパーイ!」

▼ヘイスト「カンパーイ! 乾杯!」

▼ニコルス「乾杯!」


【試合後のヒクレオ&ファンタズモ】

▼ヒクレオ「2回だ! 2回もビッチのクソ野郎どもにベルトを巻き上げられた! 俺はこの会社で一番デカイ男だ! それなのにこの俺があんなクソッタレに巻き上げられるとは! TMDK、お前らはクソだ! 俺たちがチャンスをやったんだぞ! 俺たちがこの機会を与えてやったんだ! 何が言いたいんだ、マイキー! あのマヌケは俺が背後から押して、お前が俺を丸め込んだとでも言いたいのか!? 絶対にノックアウトしてやる! 誓ってノックアウトさせてやるぞ!」

▼ファンタズモ「落ちつけ、落ちつけよ」

▼ヒクレオ「やれるもんならやってみろよ、マイキー! お前のケツを蹴り飛ばしてやる!」

▼ファンタズモ「落ちつけって」

▼ヒクレオ「拳を振りかざして心を砕いてやる!」

▼ファンタズモ「ヘイ! もう十分だろ? 大丈夫だ、大丈夫。1年中やってるんだ。ヤツらはクソッタレだ。観客もファンもみんなもわかってる。だから大丈夫だって。落ち着いてくれよ。あいつらが持ってきたんだ。敬意を払うよ。最後に何が起こったかわからない。NJPW WORLDの配信を見直さなきゃな。あいつらはよくやったな! これで終わりじゃないぞ」

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