4/26【DDT】高木が“ウナギ・三四郎"に変身、ウナギからアンマン王座奪還も…
『DDT×ジークスター東京 特別興行 DDZT』が26日、東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で行われ、高木三四郎が“ウナギ・三四郎"に変身。ウナギ・サヤカからアイアンマンヘビーメタル級王座を奪還したものの、プロハンドボールチーム、ジークスター東京のマスコットキャラクター、ジスターに奪われてしまった。
アイアンマン王者・ウナギからの奪還を狙う高木はウナギと同じコスチュームに、かつらを被った“ウナギ・三四郎"として登場した。ゴムパッチンの攻防からウナギがイスの城に高木を突っ込ませると、高木は大型の噴射器で応戦。プラスチックケースにウナギを固定し、トップロープからダイブ攻撃を狙ったもののゴムパッチンによって自爆させられた。
すかさずウナギがギロチンドロップを投下し、スライディングTANAKAをぶち込んだものの2カウント止まり。かつらが取れて一瞬ひるんだ高木だったが、ストーンコールド・スタナーを叩き込んでウナギから3カウントを奪った。
高木がアイアンマン王座を奪還。試合後、ウナギに「このアイアンマンを持ち続けて、いろんな団体、世界中で防衛戦やってくれてありがとう。俺は今日こんな格好してるけど、こうやってパクられるのもお前が一流のレスラーになった証。また機会があったら戦おうぜ」と賛辞を送った。するとウナギは「そうやって自分が一番目立とうとして、すげぇ汚ねぇし、大人げないし、最低で最高のプロレスラーだよ」と返答。「皆さん、DDTの意味知ってますか? ドラマティック・ドリーム・チーム・プロレス。ドリーム・チームという意味では、間違いなく世界で一番のチームだと思う」と敬意を表し、「これからもお前を超えるために一生懸命プロレスをしたいと思います」と誓った。
そしてウナギは握手を求めた。高木が応じると丸め込みで騙し討ちして3カウントを奪取。アイアンマン奪還を果たした。すると高木は「俺はアイアンマンには未練がないんだよ。ウナギ・三四郎として新境地に目覚めたからには、言いたいことがあるんだよ。俺とお前は大阪府豊中市出身。まあまあ地元も近い。これを機にウナギ・ウォリアーズとして豊中、そして世界中を目指してタッグを組もうじゃないか」とタッグ結成を提案。ウナギも「そんなおもろいの、やらねぇわけにいかないよな。おい、DDT、これからも査定してやるよ」と呼応し、2人で同じ花道を下がった。が、スキを突いた高木が丸め込みでお返し。3カウントを奪い、アイアンマン王座を取り戻した。
バックステージで高木は「彼女はやっぱりすごい。だけど、もっといろんなとこに出て行って自分を磨くべき」とウナギにエール。「休養前に試合ができてよかった。ウナギ・ウォリアーズは本人がよければいつでもやるんで。どこの団体でも行ってやります」とタッグ結成に前向きな姿勢を見せた。
陥落となったウナギは「やられた! でも私がデビューした頃、まさか高木三四郎とシングルやるなんて思ってもなかった」と感慨をのぞかせ、「私は大社長を超えて、超社長になると言いました。そのとき、高木三四郎が億になってから超社長になれると言われたんですが、去年の時点で何千万のレベルに到達してるんです。億、必ず到達して超社長になって、高木三四郎、お前を必ず超えてやるよ」と大社長超えを誓った。
だが、これで終わらないのがアイアンマン王座だ。第5試合終了後、DDTとジークスター東京の「炎の七番勝負」が行われた。大石真翔が「プロの7メートル・スローが見てみたい!」と煽り、東江雄斗選手が「社長からシュートを決めたい」と要望。高木がウナギ・三四郎のコスチュームのまま登場し、ゴールキーパーを務めることになった。
東江選手と玉川裕康選手が同時に超高速シュートを決めると、あまりの勢いに高木は失神。マスコットのジスターが高木に覆いかぶさって3カウントを奪い、アイアンマン新王者となった。プロハンドボールチームのジークスター東京にベルトが流出。ジスターは「誰の挑戦でも受けてやる」と言わんばかりにジェスチャーでアピールしていた。
