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5/3【全日本】芦野の連覇消滅 黒潮に痛恨3敗目で脱落

『チャンピオン・カーニバル2024』夢メッセみやぎ本館展示ホールB/C(仙台市)(2024年5月3日)
Aブロック公式戦 ○黒潮TOKYOジャパンvs芦野祥太郎×

 芦野が黒潮に痛恨の3敗目を喫し、最終公式戦を待たずして脱落。史上4人目のチャンピオン・カーニバル連覇が消滅した。

 昨年覇者・芦野はここまで3勝2敗で白星先行。6戦目となったこの日、黒潮との対決を迎えた。かつて両者はWRESTLE-1時代に頂点ベルトW-1チャンピオンシップを争った間柄。久々の一騎打ちが全日本春の祭典の公式戦で実現した。

 芦野は随所で黒潮の攻勢をアンクルロックで切り返して主導権を握らせない。足攻めで試合を支配すると、黒潮が雪崩式フランケンを敢行してもすぐさまアンクルロックで捕らえた。

 耐えた黒潮も起死回生のイケメンドライバーをさく裂。ムーンサルトが自爆に終わった次の瞬間、アンクルロックに捕まったが、もがきにもがいた黒潮がサムソンクラッチで切り返して3カウントを奪った。

 芦野が痛恨すぎる3敗目。5・6後楽園大会でサイラスとの最終公式戦が残されているものの、Aブロックはすでに宮原が勝ち点10をマーク。芦野がサイラスに勝利しても勝ち点8で、最終公式戦を前に脱落が決まってしまった。と同時に史上4人目となる連覇も消滅。試合後の芦野は「今年はもう終わりました。春が終わった」と肩を落としながらも、「でも次まだまだいろんなチャンスがいっぱいある。俺は次にも向かってるんで。このチャンピオン・カーニバルでプロレスラー芦野祥太郎としての課題みたいなものがたくさん見つかったんで、そこを1個1個クリアしていく」と前向きに話した。そしてサイラス戦へ向けて「消化試合になっちまったな。せっかくアメリカから来てるのにもったいない。大丈夫、俺がジャーマンで投げて、そのまま意識なくしたままアメリカに返してやる」と怪物投げを予告してみせた。

【試合後の黒潮、芦野】

▼芦野「クソー、マジかよ。最後の最後まで、いやあ丸め込まれちゃった」

▼黒潮「この言い方が合ってんのかわからないけど、斉藤ブラザーズにいいバトン渡せたんじゃないの?」

▼芦野「それは間違いない」

▼黒潮「間違いないよ」

▼芦野「譲れよ」

▼黒潮「何も言ってなかったけど、この試合が一番負けられなかったよ」

▼芦野「シングル負けちゃったよ、今年はもう終わりました。春が終わった。でも次まだまだいろんなチャンスがいっぱいある。俺は次にも向かってるんで。このチャンピオン・カーニバルでプロレスラー芦野祥太郎としての課題みたいなものがたくさん見つかったんで、そこを1個1個クリアしていく。次イケメンとやるときはタップ奪うぞ。そして5月6日、サイラス。消化試合になっちまったな。せっかくアメリカから来てるのにもったいない。大丈夫、俺がジャーマンで投げて、そのまま意識なくしたままアメリカに返してやる」

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