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5/6【ALL TOGETHER】拳王完勝も“めんどくせえ"藤田を絶賛 「NOAHのヤングボーイは見習え」

『ALL TOGETHER 〜日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会〜』日本武道館(2024年5月6日)
○拳王vs藤田晃生×

 『ALL TOGETHER』の第2試合でNOAH拳王と新日本・藤田の一騎打ちが実現。拳王が完勝したものの「NOAHのヤングボーイは藤田を見習え!」と絶賛した。

 キーワードは“面倒くさい"だった。NOAH清宮海斗から「面倒くさい男」と呼ばれる拳王について、藤田は「面倒くさい人は大好き」と発言。新日本マットで連日“拳王ポーズ"を繰り返してメッセージを送り、逆に拳王が面倒くさがる妙な展開を経て、この日を迎えた。

 のっけから藤田が奇襲して勝ち気に拳王を攻めまくる。拳王も場外ボディスラムや逆エビ固めなど“夢★勝ちます"ばりに反撃したものの、藤田も屈さず。ザック・セイバーJr.譲りのテクニックや華麗なジャーマンなどで反撃すると、回転足折り固めでニアフォールまで追い込んでみせた。

 だが、肩を上げた拳王は右ハイキック一閃。続けざまに必殺PFSを投下して完勝したものの、試合後は拍手で藤田をたたえ、握手を求めた。

 藤田も応じずに張り手をズバリ。拳王は「握手を求めてただろ? それにな、また張り手かよ! おい、もう一度言ってやるよ! 藤田、テメーめんどくせえんだよ!」と叫んだものの「何かひとつ“光るモノ"、藤田晃生は持ってんじゃねえかよ。おい、いいか? それはな、俺がNOAHに持ち帰ってやるよ! ノアの若手たち聞いておけ。藤田みたいに噛みついて来いよ。そうしないとプロレスまったく面白くならねえだろ? おい。おい、いいか? NOAHのヤングボーイたち、藤田を見習え」と自団体若手にカツを入れながら藤田を絶賛した。

 一方の藤田は「このままで終わらす気はねえぞ。拳王の首を刈り獲るまで、強くなるからな」といつの日かの雪辱を誓いながら目をギラつかせた。

【拳王の話】「おい、藤田晃生! お前めんどくせえんだよ! おい、藤田、最後、俺は今までやり合ったけど、とりあえず今日はプロレスのチカラを見せるってことで、みんなに見せるため、そして藤田のことを認めたため、握手を求めてただろ? それにな、また張り手かよ! おい、もう一度言ってやるよ! 藤田、テメーめんどくせえんだよ! まあな、めんどくさいのは抜きにして、藤田、お前はヤングライオン? なんか調べたらヤングライオン卒業しているんだよな? おお、それぐらいのキャリアでよく俺に食らいついてきた。そこは認めよう。やっぱりな、このように『ALL TOGETHER』、全団体が集まるところで何かひとつ“光るモノ"、藤田晃生は持ってんじゃねえかよ。おい、いいか? それはな、俺がNOAHに持ち帰ってやるよ! ノアの若手たち聞いておけ。藤田みたいに噛みついて来いよ。そうしないとプロレスまったく面白くならねえだろ? おい。おい、いいか? NOAHのヤングボーイたち、藤田を見習え。今日は俺があのくらい食らいつく若者がいるっていうところをNOAHに持ち帰ってやる。そして藤田、新日本プロレス、あぐらをかいて見てんじゃねえぞ。いつかな、テメーらを追い越してやる。まず今日は、藤田晃生アッパレだよ」

【藤田の話】「おいちゃん……いや、拳王だな……。アンタと闘って感じたことを言おうと思ったけど、全部飛んじまった。ただな、アンタとの試合もう一回やりたい。シングルでもう一回やりたい。アンタがどう思うか知らねえけど、このままで終わらす気はねえぞ。拳王の首を刈り獲るまで、強くなるからな。楽しみにしておけ!」

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