5/19【新日本】DOUKIがダイヤ撃破もドラゲー再戦提案 「菊池リングアナにコールしてもらうのが夢」

『レック Presents BEST OF THE SUPER Jr.31』名古屋国際会議場イベントホール(2024年5月19日)
Bブロック ○DOUKIvsドラゴン・ダイヤ×

　DOUKIがスーパージュニアAブロック公式戦で、DRAGONGATEのダイヤを破って3勝目。ドラゲーマットでの再戦を提案したが、開幕5連敗となったダイヤは負け越しが確定、ブロック突破が早くも絶望的となった。

　DOUKI2勝2敗、ダイヤ4連敗からの5戦目で激突。もう後がないダイヤが序盤から見せ場を連発した。

　スピーディにドロップキックを連発して一気に流れをつかむと、その場飛びシューティングスタープレスや足への619でかく乱し、ケブラーダ(アサイムーンサルト)やエンドオーバーで追い込んだ。

　切り抜けたDOUKIも反撃に転じたものの、止まらないダイヤはデイブレイクを回避。逆にロープ越えのトルニージョプレスを繰り出す。DOUKIにイタリアンストレッチNo.32で切り替えされても、丸め込みを連発してどん欲に3カウントを狙った。

　だが、DOUKIもカサドーラを阻むや、強烈なラリアットを発射。なおもダイヤは摩利支天を逆打ちで切り返したものの、DOUKIもダイヤのDDDDTは打たせない。ならばとダイヤは延髄斬りからのダブルコークを狙ったものの、切り抜けたDOUKIが必殺のスープレックス・デ・ラ・ルナへ。流れるような熱戦を制する3カウントを奪ってみせた。

　3勝目で勝ち星先行に成功したDOUKIだが、「ファンの時、正直、新日本なんてあんまり見てなかった。闘龍門、DRAGON GATE中心によく見てたんだよ。ファンの時によく見た、憧れたプロレスを、しっかりと受け継いでるみたいだな。いや、それ以上かもしれない」と告白しながらダイヤを称賛。元マスクマンのダイヤに“マスクマン回帰"を持ちかけつつ「何ならよDRAGONGATEに乗り込んでもう一回、お前とやったっていいぞ。DRAGONGATEにはな、お前だけじゃない、面白い選手がたくさんいるだろ? それに俺はよ、菊池(直人)リングアナにコールしてもらうのが夢だからよ」とドラゲーマットでの再戦まで提案した。

　一方のダイヤは5連敗で負け越しが確定。早くもブロック突破が絶望的な状況となったものの「DOUKI選手と戦ってみて、やっぱりメキシコの地で育った選手は素晴らしいというか、すごく楽しい戦いができました。5連敗。悔しいけど、今日は少し楽しかったです。でも、負けたまんまでいられないっす。次こそは、次こそは」と前を向いた。