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5/20【全日本】6人タッグ王座戦会見でバカバカ劇場 教え子エボ女迎撃の諏訪魔が鈴木を批判「お菓子で乙女の心を引いた」

 5・29後楽園大会で全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合が決まった王者・諏訪魔、挑戦者・鈴木秀樹が20日、東京・湯島の全日本事務所で会見。教え子・ZONES&ChiChiの挑戦を受けることになった諏訪魔は「エボ女の二人をそそのかし、何か俺らに挑戦したいと言わせた。あれはお菓子で乙女の心を引くという、よろしくない手なんじゃないか」と鈴木を批判し、「まだまだ俺の後ろには恐ろしい女性がいるんだぞと分からせてやるしかない」と尾崎魔弓&雪妃魔矢による制裁を予告した。

 昨年10月に6人タッグ王者となった“魔のトリオ"諏訪魔&尾崎魔弓&雪妃魔矢がウナギ・サヤカ自主興行1・7後楽園大会以来、2度目の防衛戦に臨む。挑戦者は鈴木&ZONES&ChiChiの男女トリオ。鈴木はEvolution女子の会場や練習に姿を見せて急接近。お菓子も差し入れすると、エボ女の二人が師匠・諏訪魔に6人タッグ挑戦を要求した。

 6ヵ月ぶりのタイトルマッチとなり、諏訪魔は「6人タッグのベルトですね。少し眠らせてた感はあるんですけど、ちょっと動かそうかな」と宣言。一方で教え子を挑戦者に迎え撃つ状況に「女性にちょっと俺、手を出すのに抵抗があるんでね。ただ、教え子なんでね。それは今まで見たいにひっぱたかれて何もできねえってわけにもいかないし」と頭を悩ませてもいる。

 そこで諏訪魔はその状況を招いた鈴木を「エボ女の二人をそそのかし、何か俺らに挑戦したいと言わせた。あれはお菓子で乙女の心を引くという、よろしくない手なんじゃないか」と批判。持病のぜんそくのためせき込みながらも「こうなったら、まだまだ俺の後ろには恐ろしい女性がいるんだぞと分からせてやるしかないな」と尾崎&雪妃による制裁を予告し、「あんたね、(尾崎)姐さんに殴られるし、お嬢(雪妃)にムチで叩かれるぞ。お前、反応が楽しみだな」と不敵な笑みを浮かべた。

 対する鈴木は「(ZONES&ChiChiが諏訪魔から)何一つ買ってもらったことがないっていうんですね。全日本プロレスの専務ともあろう方が。それはあまりにもかわいそう」と反論。「あなたも頑張ってるから、これあげますよ」とお菓子をプレゼントした。その商品名は「塩キャラメル」。それを諏訪魔にわざわざ読ませると、「諏訪魔と言えば塩」と嘲笑した鈴木は諏訪魔の発言中に大声で叫んだり、会見後の写真撮影時に諏訪魔の前に立ちはだかったりと嫌がらせを連発した。収まらない諏訪魔もスリーパーで絞め上げて報復。組んでも戦う状況になっても、やはりバカバカ劇場は相変わらずだった。

【会見の模様】

▼鈴木「頑張ります!」

▼諏訪魔「マイク持てよ、ちゃんと。6人タッグのベルトですね。少し眠らせてた感はあるんですけど、ちょっと動かそうかなと思いましたね。なぜかと言うと、こないだ道場で行っていたエボ女練習に鈴木秀樹が乗り込み、エボ女の二人をそそのかし、何か俺らに挑戦したいと言わせた。あれはお菓子で乙女の心を引くという、よろしくない手なんじゃないかなと思うし。こうなったら、まだまだ俺の後ろには恐ろしい女性がいるんだぞと分からせてやるしかないなと思いましたね。今日はちょっと姐さん(尾崎)がベルト持ってっちゃってるんで、ないんですよ。姐さんは姐さんで6人タッグのベルトを広めてくれてるみたいなんでね。(鈴木が笑っていると)何笑ってんだよ? 姐さんに怒られるぞ」

▼鈴木「眠ってたんでしょ?」

▼諏訪魔「えっ?」

▼鈴木「広めるっておっしゃいましたけど、ちょっと前に眠ってたって」

▼諏訪魔「眠らせてたの!」

▼鈴木「眠らせてた? どっちなんですか? 眠らせてるのか、広めてるのかどっちなんですか?」

▼諏訪魔「眠らせてたの。でも広めたんだよ」

▼鈴木「以上です」

▼諏訪魔「はい」

――諏訪魔選手から乙女心を引いてると批判的な言葉が出たが?

▼鈴木「いや、Evolutionが始まって、女子の二人、3人か。最初始まってから、先日も全日本プロレス道場に行ったときに聞いたんですけど、何一つ買ってもらったことがないっていうんですね。全日本プロレスの専務ともあろう方が。それはあまりにもかわいそうだなと。頑張ってるわけですからね。あなたも頑張ってるから、これあげますよ、お菓子」

▼諏訪魔「何これ?」

▼鈴木「読んでください」

▼諏訪魔「カレイドショコラ」

▼鈴木「そこじゃねえよ」

▼諏訪魔「えっ? 塩キャラメル」

▼鈴木「塩。諏訪魔と言えば塩」

▼諏訪魔「お前…」

▼鈴木「懐かしいだろ」

▼諏訪魔「塩って何だよ? お前」

▼鈴木「何で棒読みなんだ、てめえ」

▼諏訪魔「棒読みじゃないよ。声がおかしいんだ」

▼鈴木「そういうことです」

――お菓子の意味合いをどのように受け取った?

▼諏訪魔「あのね、言わせてもらいたいんだけど…」

▼鈴木「言わなくていい!」

▼諏訪魔「うるさいよ。あなたいつもかぶせるから」

▼鈴木「ああーーーーー!(としばらく叫び続ける)」

▼諏訪魔「分かった、分かった。鈴木秀樹が選んでくるお菓子。あれ絶対本人の意志じゃないな。センスが女のにおいがする。そのへんどうなんだよ? おかしいぞ、あれ。あんなおしゃれなもん買うセンスないだろ? どうなんだよ? ちょっとちらつくぞ」

▼鈴木「何だてめえ。うるせえぞ。何でベルトがないんだよ。何で6人でやるのに二人しかいねえんだよ?」

▼諏訪魔「質問に答えろよ。女の影がするって言ったんだよ!」

▼鈴木「しゃべりづらいんだったら、しゃべらなくてもいいんだぞ」

▼諏訪魔「苦しいんだよ、ぜんそくで」

▼鈴木「死ぬんじゃねえか?」

▼諏訪魔「(せき込んでから)死なねえよ」

▼鈴木「死ねよ」

▼諏訪魔「ひどいこと言うなよ!」

▼鈴木「息吸ってもいいけど、息吐くなよ」

▼諏訪魔「何だ? それ。詰まっちゃうよ、息が」

▼鈴木「以上です」

――教え子であるZONES&ChiChiに挑戦されることについては?

▼諏訪魔「ちょっと複雑だよね。女性にちょっと俺、手を出すのに抵抗があるんでね。ただ、教え子なんでね。それは今までみたいにひっぱたかれて何もできねえってわけにもいかないし」

▼鈴木「じゃあ手出すの? 女性には手出さないってさっき…」

▼諏訪魔「だから悩んでんだよ!」

▼鈴木「いやいや、もう決めましょうよ。今日発表してください、どうするのか。プロレスラー諏訪魔は女の人に…」

▼諏訪魔「何あんた、女性に手出すタイプなの?」

▼鈴木「出すよ」

▼諏訪魔「マジかよ!?」

▼鈴木「試合だから」

▼諏訪魔「あ、そういうこと? プライベートで手出してるのかと思ったよ」

▼鈴木「それはあなたでしょ?」

▼諏訪魔「俺はそういうことしない。モテないから」

▼鈴木「以上です」

――パートナーの二人の印象は?

▼鈴木「これ真面目な話ですか? 試合見た時もそうだし、こないだ練習見に行った時、少しだけ教えたんですけど、思いっきりがいいってところですね。なかなか100までやってくださいと言うと、だいたい100までできないんですね。80、90ぐらいになっちゃうんですけど、特にChiChiなんかは110ぐらいまでやっちゃうタイプだから。そこまでやれると、あとはここで抑えた方が動き出来るよとかっていうのは教えられるんですけど、110を出すというのは教えられないですね。なかなか自分の限界を。横にいる人はずっと130とか140とかバカになってるんで。力も。頭の方はもともとバカだと思うんですけど、そういう人に教えられたから、それだけ力出せるのかなと。リアルバカ、こっちはリアルEvolution。リアルEvolutionズ」

▼諏訪魔「何だよ? あんたね、姐さんに殴られるし、お嬢(雪妃)にムチで叩かれるぞ。お前、反応が楽しみだな」

▼鈴木「だからどうしたんだよ? それが! お前がつまんないこと言うから、俺までスベったみたいになってんだろ」

▼諏訪魔「何だ? いつもそうやって…」

▼鈴木「終わります、以上です!」

▼諏訪魔「ほら、逃げたね。すぐ逃げるんだ秀樹は」

▼鈴木「写真撮影しましょう。嫌だったら俺一人でやるんで帰ってもらっていいですよ」

▼諏訪魔「自分が帰ればいいじゃない」

▼鈴木「やりましょう写真。しゃべってもたぶんスベるだけなんで。地獄になる。(質問は)あっても受け付けません。ダメです。質問もう無理です。これ以上、我々心が死んじゃう」

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