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6/2【NOAH】近藤が地元メインで王者タダスケ完全粉砕 フィナンシェも完売でジュニアタッグ獲りへ加速

『SUNNY VOYAGE 2024』静岡・ふじさんめっせ(富士市/2024年6月2日)
○近藤修司&丸藤正道&杉浦貴&Eita vs ジャック・モリス&アンソニー・グリーン&YO-HEY&タダスケ×

 6・9後楽園大会のGHCジュニアタッグ王座戦「(王者)YO-HEY&タダスケvs近藤&Eita(挑戦者)」に向けた最後の前哨戦で、近藤がタダスケを完全粉砕。地元・富士での王者狩り&フィナンシェ完売で王座奪取へ加速してみせた。

 EitaのNOAH入団を機にタッグを本格結成。6・9後楽園大会ではGHCジュニアタッグ王座挑戦も決まったが、闘龍門時代の後輩・タダスケから罵詈雑言の嵐を浴びせられ、前哨戦でもピンフォール負けを喫していた。

 迎えた最後の前哨戦は地元・富士大会のメインイベントが舞台。“キングコングラリアット封じ"で徹底的に右腕を攻められたものの、地元の声援に支えられて乗り切る。それでも終盤にはYO-HEY&タダスケの連係攻撃を立て続けに浴びて窮地に陥った。

 だが、相棒のEitaらが一斉にカット。タダスケに垂直ロープワークを仕掛けたEitaは、飛びつき式のDDTを鋭く決めて近藤を援護だ。すかさず近藤もランサルセでタダスケをマットに豪快に叩きつけ、YO-HEYがカットに入ってもEitaがImperial UnoでKO。間髪入れずに今度は近藤がタダスケめがけてキングコングラリアットをぶっ放し、怒とうの連係で完璧な3カウントを奪ってみせた。

 そろって大の字となったタダスケとYO-HEYの王者二人を、Eitaとともに悠然と見下ろした近藤。マイクを握ると「地元・富士で勝つことができました。丸藤さん、杉浦さんはGHCのタッグベルトを狙って、俺とEitaはGHCジュニアタッグのベルト狙ってます。今日勢いつけたんで、お互い頑張りましょう」と同世代でもある丸藤&杉浦に呼びかけて握手を交わした。

 一方で「フィナンシェ売り切れた? これでフィナンシェ売り切れたら僕は最高です。また富士大会よろしくお願いします。ありがとうございました!」と気にしながら締めくくった。

 すかさず丸藤が売店に直行。近藤が手掛ける『バターブラザーズ』フィナンシェが6袋残っていることを発見するや、その場ですべての袋にサインを入れて購入を呼びかけ、すぐさま完売に。近藤もホクホク顔で全袋にサインを入れて“最高"の弾みをつけ、「俺がタダスケに直接獲られたの、ただの油断だからよ。本番だよ。ベルトがかかった本番は俺強えぞ。3回目のチャレンジだけど」と堂々予告してみせた。

【試合後の丸藤&杉浦】

▼丸藤「どうですか? 今日の相手、チャンピオンチーム、こっちが挑戦者。結果、勝ったのはどっちだ? 俺たち挑戦者組。なあ、あんだけおいしいフィナンシェ作ってりゃ負けるわけがないな。俺たちもこの勢いに乗って必ずベルト獲りたいと思う。あいつらのちょっとふざけたプロレスを当日は徹底的に叩き直しますよ(と杉浦に視線を向ける)」

▼杉浦……(無言のまま丸藤を見てうなずく)」


【試合後の近藤&Eita】

▼Eita「おい、おい、おい、おい、おい! 6・9後楽園、ジュニアタッグのベルトはな、俺と近藤が必ず獲るからな」

▼近藤「先輩な。俺がタダスケに直接獲られたの、ただの油断だからよ。本番だよ。ベルトがかかった本番は俺強えぞ。3回目のチャレンジだけど」

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