7/7【NOAH】YOICHIついに清宮直接ピンで札幌締め! 拳王は連日の“白目式アンクル"で永田挑発
『グロリアス製薬 Presents SUNNY VOYAGE 2024』北海道 シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロ(札幌市/2024年7月7日)
○YOICHI&大岩陵平vs拳王&清宮海斗×
7・13日本武道館大会でGHCヘビー級王座に挑戦するYOICHIが、ついに王者・清宮から重爆プレスで直接ピンフォール勝ち。札幌2連戦を締めくくって「これが日常になる」と叫んだ。一方で武道館での永田裕志戦を控える拳王は連日の“白目式アンクルホールド"を披露した。
武道館決戦まで1週間を切った。清宮とYOICHIは前夜の札幌2連戦初日では大乱闘を繰り広げ、清宮が「明日は直接お前から勝ってやる」と予告していた。
そして迎えた二日目。メインイベントのタッグマッチで激突し、言葉通りに清宮がのっけから珍しく奇襲、YOICHIと感情的にやり合った。
拳王も大岩と激しく火花を散らすと、足を絡め取って白目をむきながらのアンクルホールドへ。前夜の札幌初日でも披露しており、武道館での永田戦へ連夜の挑発に出た。
そして終盤には清宮がドロップキックやフランケンシュタイナーで華麗にYOICHIの突進を止めると、拳王のダイビングフットスタンプ→清宮のシャイニング・ウィザードの強力連係も決まって一気呵成。タイガースープレックスホールドからの変型シャイニングで仕留めにかかった。
だが、YOICHIはカウンターのポップアップ式シットダウンボムで豪快に迎撃。必死に立ち上がる清宮を体ごとぶつかる猛烈な肉弾背面エルボーで吹っ飛ばすや、一気の無双で叩きつける。大の字の清宮めがけて弓を引いてから気迫の雄叫びを上げたYOICHIは、コーナーに上がるや、グイングインとロープを揺らしながら飛び上がっての重爆プレスを投下。ついに王者・清宮から完璧な3カウントを奪ってみせた。
清宮の予告を逆に自ら“達成"してみせたYOICHIは、大の字の清宮めがけて那須与一ばりの弓引きポーズ。マイクを握ると「清宮海斗! 昨日、俺から直接勝利を獲るって言ってたみたいけど、これが当たり前だ! 俺はお前のことずっと狙ってんだ!」と絶叫し、「明日も、日本武道館も清宮海斗ぶっ倒して! 新しい夜明けの始まりじゃあ!!」と締めくくり、豪快に札幌2連戦を締めくくってみせた。
清宮が一貫して先行してきた両者の関係性だが、YOICHIは「金星? 大金星? 違うぞ。これが当たり前になるんだ! これが日常になるんだ! YOICHIの勝利が当たり前になるんだ!」と強調。決戦まで1週間を切ったところで、確実にその“差"が僅差となったことを証明した形。過熱する新世代GHC戦に向けた前哨戦は、いよいよあす(6日)の函館大会を残すのみとなった。
【YOICHIの話】「よっしゃあ、よっしゃあ、よっしゃあ! 清宮海斗から初勝利。金星? 大金星? 違うぞ。これが当たり前になるんだ! これが日常になるんだ! YOICHIの勝利が当たり前になるんだ! 7月13日、日本武道館。清宮海斗必ずぶっ倒して、俺が新しい夜明けを始める。新しい夜明けの始まりじゃあ!!」
【大岩の話】「まず俺に今、一番大切なのは結果だと思う。だからこうやってYOICHI選手と組んで、目の前で清宮海斗をぶっ倒した。それを見て俺も刺激になってる。いい意味で。いい刺激になってる。だけど、まずは俺はN-1でしっかり優勝して、この夏はN-1にかけてるから。しっかり見ててください」
【試合後の清宮&拳王】
▼拳王「(清宮に肩を貸してやってきて)大丈夫か? 清宮」
▼清宮「今日でまた自信ついたんじゃねえか? ただ、その自信も日本武道館までだ。日本武道館ですべて失うことになるぞ。今日の勝ちをせいぜい噛みしめておけ」
▼拳王「大丈夫か?」
※拳王が肩を貸したまま控室へ