7/11【ZERO1】ウナギが3WAY戦でシュレック狩り、田中との続き見据えて「最高にぶち上げていく」

『朝凪Present's-破壊・創造・誕生-プロレスリングZERO1 弾丸戦士・田中将斗レスラー生活30周年!記念大会 D・A・N・G・A・N anniversary!』新宿FACE(2024年7月11日)
○ウナギ・サヤカvs八須拳太郎vs関根“シュレック”秀樹×

　ウナギが3WAY戦でシュレックを急所蹴りで撃破。田中将斗30周年大会に花を添え、「たこ焼きマンともっとタッグもできるように、そしてまたシングルをやりたいと言わせられるように、最高にぶち上げていく」と田中との続きを見据えた。

　昨年の火祭りで田中と対戦したウナギはその後、タッグを結成。Fortune Dream6・12後楽園大会では土井成樹&世羅りさに勝利している。この日、田中の30周年記念大会に参戦し、シュレック、“胸毛ニキ"八須との3WAY戦に臨んだ。

　シュレックは「俺はずっとウナギ・サヤカのファンで“ひつまぶし”なんだよ!」とアピール。八須が「知らねえよ!」と返答すると、ウナギが「ちょっと待って! 私のことで争わないで」と仲裁に入ったかと思いきや、「いけいけいけ!」とけしかけ、コーナーに座って高みの見物を決め込んだ。

　シュレックと八須は総合仕込みのグラウンドのせめぎ合いを展開。シュレックはアキレス腱固めを仕掛ける。胴締めスリーパーで捕らえると、ウナギがカットしてしまう。「今日はお前の願いを一つかなえてやるよ。何でも言え」と投げかけると、シュレックは「わかるか? みんな! 苦節5年、ずっと温めていた夢が僕にはあります! 上から山脈お願いします!」と訴えた。

　するとウナギは「お前の夢かなえてやるから、コーナーにいてもらっていい? 目をつむって。そのまま待っててね」と指令。応じたシュレックだが、待っていたのは八須の胸毛攻撃。顔面に押しつけられたシュレックは3カウント寸前に追い込まれた。

　すかさずウナギがフェースバスター、ギロチンドロップで八須に攻勢。負けじと八須がスクワットからのバックフリップで叩きつけ、胸毛攻撃に出ると、ウナギは心理的にもダメージを受けた。

　ならばとウナギはシュレックと共闘し、八須の胸毛をむしりまくった。そして二人が対峙。足攻めに出たウナギがフロントネックロックで絡みついたが、八須がカットに飛び込んでウナギと共闘。シュレックにショルダータックルでまとめてなぎ倒されても、ダブルブレーンバスターで巨体を投げた。

　すかさずウナギは田中ばりのスライディングDをさく裂。シュレックがストマッククローで反撃し、八須をジャーマンでぶん投げたが、ウナギは急所蹴りで鎮圧。そのまま3カウントを奪った。

　ウナギがシュレックにピンフォール勝ちを収め、3WAY戦を制した。「シュレック討ち取ったり」と勝ち誇ったウナギは田中を「たこ焼きマン」と称しつつ、「去年の7月7日に火祭りでシングルやったんですけど、あの試合があったからという気持ちが今でも自分にあって、勇気が持てるというか、ずっと大切な一戦になっていくと思います」とキッパリ。「たこ焼きマンともっとタッグもできるように、そしてまたシングルをやりたいと言わせられるように、最高にぶち上げていく」と田中との続きを見据え、「たこ焼きマン、また査定してやるよ。ギャン!」とメッセージを送っていた。

【ウナギの話】「シュレック討ち取ったり。30周年、プロレスを30年。やっぱたこ焼きマンは私、去年の7月7日に火祭りでシングルやったんですけど、あの試合があったからという気持ちが今でも自分にあって、勇気が持てるというか、ずっと大切な一戦になっていくと思います。そんなたこ焼きマンの大事な試合に読んでもらえて、すごくうれしいですし、たこ焼きマンにもっとカッコいい姿を見せていけるようにプロレスラーとして生きていきたいと思うので。今年は残りも半分ですけど、たこ焼きマンともっとタッグもできるように、そしてまたシングルをやりたいと言わせられるように、最高にぶち上げていくんで、まだまだこれからもウナギ・サヤカを見ててください。たこ焼きマン、また査定してやるよ。ギャン!」