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7/13【NOAH】GLG解散のジェイクが衝撃のWAR DOGS入り、NOAH離脱を表明

『ABEMA presents DESTINATION 2024』日本武道館(2024年7月13日)
○ジェイク・リー&YO-HEY&タダスケvsジャック・モリス&アンソニー・グリーン&LJ・クリアリー×

 『Good Looking Guys(GLG)』を解散したジェイクが、衝撃の新日本BULLET CLUB WAR DOGS入り。同時にNOAH離脱を表明した。

 リーダーのジェイクが新日本・内藤哲也との一騎打ちに敗れた直後に解散を決断。約1年半におよんだ“イケメン軍団"の歩みに突じょピリオドが打たれることになった。

 武道館で組まれた“ファイナルマッチ"は、ジェイク&YO-HEY&タダスケ組とモリス&グリーン&クリアリー組に分かれての同門6人タッグマッチ。モリスが一時音信不通に陥って不穏な動きをみせていたものの、前夜の直前会見には出席し、笑顔で「最後まで一丸」をアピールしていた。

 とはいえ、試合が始まればモリスはジェイクへの敵意をあらわに。いきなり3人がかりで襲いかかったものの、ジェイクも真っ向から応戦して中盤には強烈な打撃戦を繰り広げる。ジェイクがニーリフトを連発すれば、モリスもファルコンアローで応戦して気持ちをぶつけ合った。

 終盤にはモリスがやはり3人がかりでジェイクに集中砲火を仕掛けると、ジェイクばりの照準ポーズから“逆"FBSを狙う。だが、逆にジャイアントキリングでジェイクが阻止すると、そのまま6人が次々に入り乱れての乱戦状態へと突入。6人大の字にGLGコールが飛び交ったが、最後はジェイクがクリアリーをFBSで仕留めて3カウントが数えられた。

 ファイナルマッチを終えても、ジェイクは意味深な表情を浮かべたまま。マイクを握ったところで、花道から一人の男が現れる。それが外道だった。

 マイクを握った外道は「ジェイク! 薄々分かってるとは思うけどな、このグッドルッキングなゴミどもはお前の助けにはならんぞ。ここの控室にいるゴミどもも、お前の助けにはならない」と断言した。

 場内が大ブーイングに包まれるなか、外道は「デビッド・フィンレーの命を受けて、お前をこのゴミ溜めから救いにきた! ウェルカム・トゥ・ザ・ウォードッグス!」とWAR DOGS・Tシャツを差し出すと、ジェイクは袖を通して外道とハンドサインを交わした。

 騒然となる場内。怒り狂うモリス。ジェイクは問答無用のチョークスラムでモリスをKOするや、「グッバイ、NOAH」と一言だけ残して外道とともに花道を下がった。

 衝撃のWAR DOGS入り。そしてNOAH離脱表明。今後の身の振り方について「近く正式発表する」と話していたジェイクは、バックステージで「私は私のなすべきことのために、次のステージに向かう。文句があるやつはかかってくればいい」とNOAH離脱を表明し、外道も「ジェイク・リーはWAR DOGSがいただいた。一軍の仲間入りだ!」と叫んだ。

 ジェイクはすでに新日本の真夏の祭典『G1 CLIMAX 34』(7・20大阪から開幕)参戦が決定ずみ。このまま主戦場を新日本に移すことになりそうだ。

 一方のモリスは大荒れ。「もし万が一、またジェイク・リーとどこかで会うことがあるのならば、その時は必ずあいつのことをぶっ潰してやる」。一時は公私ともに行動をともにし、一枚岩の結束を誇ったGLG。はかなくも大荒れのファイナルマッチを経て、メンバーは早くも別々の道を歩み始めた。


【試合後のジェイク、外道】

※2人で拍手しながらコメントスペースに現れると

▼外道「ジェイク・リーはよ、WAR DOGSがいただいたぞ。一軍の仲間入りだ」

▼ジェイク「まあ、このような結果になってしまったことを皆さんどうお思いだろうか。私は私の成すべきことのために次なるステージに向かう。文句があるヤツはかかってくればいい。以上だ」

【モリスの話】「クソ! 今日がGLGファイナルということだったが、そもそもGLGをぶっ壊したのがジェイクだった。それにこんな急にいなくなってしまうなんて。しかも新日本に行くだと? 今までずっと一緒に話をして、一緒に行動してNOAHを上に上げようと言っていた張本人がこんな形でいなくなるなんて、どういうことなんだ? これからどんなことがあるかわからないけど、もし万が一、またジェイク・リーとどこかで会うことがあるのならば、その時は必ずあいつのことをぶっ潰してやる」



【試合後のYO-HEY&タダスケ、グリーン&クリアリー】

▼クリアリー「今日でGLGが終わりだってことは分かっていたけど、ジェイクがこのようにWAR DOGSに入る形で終わってしまうのは今、気持ち的に動揺しているけど、今みんなに言っておきたいのは、初めて日本に来て、最初からGLGのメンバーとして迎え入れてくれてありがとう。とりあえず自分はいったんヨーロッパに帰るんだけど、また来たいと思っているので、その時にどんな形になるかわからないけど、また日本に帰ってきたいと思っている」

▼グリーン「自分もとりあえずアメリカに帰って、アメリカでしばらく試合をして、何か月先になるかわからないけど、また日本に帰ってきたいと思っている」

▼YO-HEY「サンキュー。まあ、こんな形でGLGが終わる。うーん、ちょっと想定外だったけど、ジェイクがどうこう言うより、あいつも一人の人間なわけであって、いろんな考え方がある。ただそれだけだ。まあ、GLGは今日でフィニッシュするけど、俺とタダスケは今まで通り今後もずっと一緒にやっていく。そして俺たちは俺たちで次、ちょっと考えていることがあるから、そちらも皆さん、ご期待ください。サンキュー(とグリーンとハイタッチ。4人が抱き合う)」

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