プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

9/21【NOAH】北宮が王者・清宮から鬼の完全勝利 悲願GHC奪取へ「がっかりさせてくれるなよ!」

『SUNNY VOYAGE 2024』新宿FACE(2024年9月21日)
○マサ北宮&丸藤正道vsアレハンドロ&清宮海斗×

 鬼の北宮が王者・清宮から完全勝利。10・14後楽園大会での「悲願」GHCヘビー級王座奪取へ、「がっかりさせてくれるなよ!」と叫んだ。

 北宮は今夏N-1で清宮とフルタイムドロー。9月上旬のUKツアーで“決着戦"を要求し、10月後楽園大会での王座戦が決まった。

 この日の新宿大会ではメインイベントで前哨戦。GHCタッグ王座戦「(王者)丸藤&杉浦vs拳王&アレハンドロ(挑戦者)」とあわせた向けたダブル前哨戦となった。

 のっけから清宮と感情をぶつけ合った北宮だが、いつも以上の気迫とタフガイっぷりが際立つ。一方でアレハンドロは丸藤を徹底的に翻ろうして、セコンドの拳王も大喜びだ。

 負けじと清宮も強烈なエルボースマッシュを連発したが、北宮は「効かない」とばかりにブルブルと首を振りまくって仁王立ち。左腕に集中攻撃を浴びせる。それでも清宮はアレハンドロとのジャンピングニー&ドロップキックからのシャイニング・ウィザードで押し込み、タイガースープレックスで仕留めにかかった。

 だが、踏ん張った北宮は続くシャイニング弾を今度はガード。逆に凄み十分のラリアットで清宮をなぎ倒すや、アレハンドロにも鬼のラリアットをさく裂だ。返す刀で問答無用のサイトースープレックスで清宮をぶん投げるや、カバーにいかず監獄固めへ。さらに痛めつけた左腕へのアームロックも複合させて、王者から「ギブアップ」の意志を搾り出させた。

 王者からの完全勝利で仁王立ち。まさに獄門鬼の様相と凄みでマイクを握った北宮は「チャンピオン、いや清宮! なんなんだ? そのざまは。忠告しといてやるよ、チャンピオンっていうのは誰よりもタフで、誰よりも強くて、誰よりも客呼んで、誰よりも魂揺さぶる試合してこそのチャンピオンなんだよ!」と説いて拍手喝采を浴びるや、「GHCヘビーのベルトは俺の悲願だ。そして強いチャンピオン・清宮海斗だから挑戦を表明した。あんまりがっかりさせてくれるなよ!?」と王者を煽りまくった。

 「お説教はこれくらいにしておこう。チャンピオン・清宮は終わりだ、そしてGHCヘビー級チャンピオンマサ北宮の始まりだ。10月14日、後楽園ホールだ。ぜってえ観に来い! 以上!!」と渋み十分で締めくくった北宮。バックステージでも「13年やってんだよ、俺。清宮にいくらか嫉妬もあるさ。あいつは有明道場にいる時からの後輩だ。ヤツの運もあるし、センスもあるし、ルックスもあるだろう。そこにはもちろん嫉妬してる。だけども、俺の腹の底にこびりついたこの執念だけはあいつに負けねえんだよ」と、先輩としての情念と悲願への執着をあらわにした。


【北宮の話】「13年やってんだよ、俺。清宮にいくらか嫉妬もあるさ。あいつは有明道場にいる時からの後輩だ。ヤツの運もあるし、センスもあるし、ルックスもあるだろう。そこにはもちろん嫉妬してる。だけども、俺の腹の底にこびりついたこの執念だけはあいつに負けねえんだよ。強いチャンピオン・清宮から獲って、10月14日からはマサ北宮時代の始まりだ。以上」

【清宮の話】「ああ、クソ。耐えきれなかった。クソ。北宮さん、俺はこの短期間でタイトルマッチもやった。大岩陵平とシングルマッチをやった。心を揺さぶる戦いだったら、俺のほうがやってますよ! 前哨戦まだまだここからだ。ぜってえ巻き返すぞ! ああ、クソ」

【アレハンドロの話】「よし。ジュニアの僕が丸藤さんと杉浦を思いきりぶん投げてやりますよ。そして、10・14後楽園、僕が大革命起こしてやります。杉浦、(尻を叩いて)バッチこーい!」

プロ格 情報局