【NOAH】ジュニアトーナメントへ菊池悠斗インタビュー 「ぶっちぎる、一発優勝じゃないと来た意味ない」 2024/10/25
GHCジュニア王座次期挑戦者を決める『N Innovation Tournament』出場が決まった菊池悠斗。新生RATEL'S入りした道頓堀プロレスの黒い旗手が、いよいよノアジュニアで本格的にベールを脱ぐ。 小学校2年生から通った大阪プロレスのプロレス教室出身で、小峠篤司、タダスケらからも指導を受けた。25歳ながらキャリア9年。道頓堀では団体最高峰のWDW王座も獲得し、すでに中心選手だ。 TEAM NOAH主体興行『LIMIT BREAK』からNOAH参戦をスタートさせ、新生RATEL'Sにも加入。軽やかな空中殺法と物怖じしない強心臓で存在感を発揮してきた。いよいよシングルトーナメント参加で本領発揮へ。10・30新潟大会での一回戦では大和田侑と対決する。世界一怖いもの知らずの動物・ラーテルにちなんだユニットに飛び込んだ“ブラック・イーグル"に、その胸中を聞いた。 【菊池悠斗インタビュー】 ――トーナメントに向けた率直な思いは? ▼菊池「突然このNOAHに現れた菊池悠斗っていう存在、それがどんな存在なのかを証明するには、うってつけの舞台じゃないですかね。『ここでダメだったから次』じゃダメなんですよ! ここで、一発で、ノアジュニアの中心に立たないと。負けたけど次につながったね…じゃなくて、ここでトーナメント優勝して菊池悠斗って存在を一気に刻み込まないと。出るにあたって一番最初に思ったことはそれですね」 ――徐々に浸透させていく気はさらさらないと? ▼菊池「はい、ノアジュニアは人数が多いやないですか。しかも一人ひとりが『飛び抜けてやろう』って闘ってると思いますけど、その中でも自分は気持ちが違うと思っていて。自分がお客さんだったら、いきなり来たのにトーナメントで負けたら『何のためにノアジュニアに来たんや?』って思うはずなんですよ、絶対。だから何がなんでも結果もそうですし、『こいつはほかとは一味違う』って思わせないといけない」 ――逆に言えば、NOAHに参戦してそれだけの手応えを得られた? ▼菊池「そうですね。LIMIT BREAKから始まって、自分も関東に出る機会はこれまで少なくて。他団体に出る機会も少なかった。LIMIT BREAKからNOAHの闘いを経験して、他のリングでも菊池悠斗のプロレスが通用するなっていう手応えは得られました。NOAH本戦でのジュニアでも闘っていくうちに、自分のやってきたプロレスは間違いじゃなかったって思えたし、トップを取れる感触もつかめたからこそ、今は今回のトーナメント、何がなんでも優勝しなきゃいけないって気持ちに変わった感じですね」 ――大阪プロレスのプロレス教室出身だが、改めてRATEL'Sに入ってみて? ▼菊池「HAYATAさん、YO-HEYさん、タダスケさん、自分以外に3人いてますけど、自分が子どもの頃からみてきた選手、ずっと指導してきてもらった選手しかいてないんで。一番は“安心感"があるというか。不安要素なんてひとつもなくて。別に組むだけじゃなくて、闘っても最高の闘いができるはず…っていう気持ちもありますね」 ――とはいえリング上での振る舞いをみていると、先輩への遠慮もなく強心臓で、逆に先輩にプレッシャーをかけているようにも見えるが… ▼菊池「原田さん創った前のRATEL'Sと今のRATEL'S。最大の違いは“菊池悠斗がいるか、いないか"なんですよ。確かにベルトを持ってるHAYATAさんとYO-HEYさんが中心メンバーだと思われてますけど、自分のなかではそれが一番悔しくて。同じユニットやからって、HAYATAさん、YO-HEYさんの下になるワケにはいかない。RATEL'Sっていうのは、リーダーじゃなくても菊池悠斗が引っ張ってるんやで!って思われるように。HAYATAさん、YO-HEYさん、タダスケさんを自分が引っ張り上げる…ぐらいの気持ちで、最初からこのユニットに入ったんで。それこそ原田さんに誘われた時に、そのことを心に決めてから入ったんで。だから菊池悠斗がチャンピオンになったで!って、3人の先輩に一日でも早く言ってやろうと思ってます」 ――トーナメントの一回戦では大和田侑と当たる ▼菊池「確かに自分より身長も高くて、体もデカい。でも経験値は絶対に自分のほうが上だと思うんで。向こうもヨソモン相手に絶対負けられない気持ちでくると思うけど、こっちはこっちで、さっきも言いましたけど、ここで勝たないとノアジュニアに来た意味がないと思ってるんで。気持ちと気持ちのぶつかり合いになりますけど、気持ちじゃ絶対に負けないんで」 ――勝ち上がればRATEL'S対決の可能性もある ▼菊池「反対のブロックにはYO-HEYさんとタダスケさんがいてるんで、どっちかが勝ち上がってきてくれると信じてますんで。決勝がRATEL'S対決になれば、YO-HEYさんかタダスケさんに恩返しができる。もちろん勝つことで」 ――優勝したら挑戦することになるダガの印象は? ▼菊池「映像やSNSでみると身体能力が凄くて。えげつない選手というかバケモンやな…っていうのが外から見てた印象ですけど、自分がノアジュニアに入ったなら、そう考えてたらハナから負けてるのと一緒なんで。負けてるところは一個もないし、俺がチャンピオンをねじ伏せる画を想像しながらこのトーナメントも闘っていきたいと思いますね」 ――改めて自身の強みは? ▼菊池「ノアジュニアに来て一番思ったのは、外国人選手は身体能力的にもメチャクチャ凄いんですけど、日本人選手はそこまで自分みたいに飛んだり跳ねたりする選手はいない。その中では自分はずば抜けてると思ってるんで。このトーナメントの誰と当たっても、ずば抜けてやるつもりでいるし、相手以上に凄いモンぶちカマして、ぶっちぎりで印象残します。なぜ自分が“ブラック・イーグル"を名乗ってるのかも分かると思うし、あとは誰にも負けない気持ちの強さ。そこを見て欲しいなって思いますね」
GHCジュニア王座次期挑戦者を決める『N Innovation Tournament』出場が決まった菊池悠斗。新生RATEL'S入りした道頓堀プロレスの黒い旗手が、いよいよノアジュニアで本格的にベールを脱ぐ。
小学校2年生から通った大阪プロレスのプロレス教室出身で、小峠篤司、タダスケらからも指導を受けた。25歳ながらキャリア9年。道頓堀では団体最高峰のWDW王座も獲得し、すでに中心選手だ。
TEAM NOAH主体興行『LIMIT BREAK』からNOAH参戦をスタートさせ、新生RATEL'Sにも加入。軽やかな空中殺法と物怖じしない強心臓で存在感を発揮してきた。いよいよシングルトーナメント参加で本領発揮へ。10・30新潟大会での一回戦では大和田侑と対決する。世界一怖いもの知らずの動物・ラーテルにちなんだユニットに飛び込んだ“ブラック・イーグル"に、その胸中を聞いた。
【菊池悠斗インタビュー】
――トーナメントに向けた率直な思いは?
▼菊池「突然このNOAHに現れた菊池悠斗っていう存在、それがどんな存在なのかを証明するには、うってつけの舞台じゃないですかね。『ここでダメだったから次』じゃダメなんですよ! ここで、一発で、ノアジュニアの中心に立たないと。負けたけど次につながったね…じゃなくて、ここでトーナメント優勝して菊池悠斗って存在を一気に刻み込まないと。出るにあたって一番最初に思ったことはそれですね」
――徐々に浸透させていく気はさらさらないと?
▼菊池「はい、ノアジュニアは人数が多いやないですか。しかも一人ひとりが『飛び抜けてやろう』って闘ってると思いますけど、その中でも自分は気持ちが違うと思っていて。自分がお客さんだったら、いきなり来たのにトーナメントで負けたら『何のためにノアジュニアに来たんや?』って思うはずなんですよ、絶対。だから何がなんでも結果もそうですし、『こいつはほかとは一味違う』って思わせないといけない」
――逆に言えば、NOAHに参戦してそれだけの手応えを得られた?
▼菊池「そうですね。LIMIT BREAKから始まって、自分も関東に出る機会はこれまで少なくて。他団体に出る機会も少なかった。LIMIT BREAKからNOAHの闘いを経験して、他のリングでも菊池悠斗のプロレスが通用するなっていう手応えは得られました。NOAH本戦でのジュニアでも闘っていくうちに、自分のやってきたプロレスは間違いじゃなかったって思えたし、トップを取れる感触もつかめたからこそ、今は今回のトーナメント、何がなんでも優勝しなきゃいけないって気持ちに変わった感じですね」
――大阪プロレスのプロレス教室出身だが、改めてRATEL'Sに入ってみて?
▼菊池「HAYATAさん、YO-HEYさん、タダスケさん、自分以外に3人いてますけど、自分が子どもの頃からみてきた選手、ずっと指導してきてもらった選手しかいてないんで。一番は“安心感"があるというか。不安要素なんてひとつもなくて。別に組むだけじゃなくて、闘っても最高の闘いができるはず…っていう気持ちもありますね」
――とはいえリング上での振る舞いをみていると、先輩への遠慮もなく強心臓で、逆に先輩にプレッシャーをかけているようにも見えるが…
▼菊池「原田さん創った前のRATEL'Sと今のRATEL'S。最大の違いは“菊池悠斗がいるか、いないか"なんですよ。確かにベルトを持ってるHAYATAさんとYO-HEYさんが中心メンバーだと思われてますけど、自分のなかではそれが一番悔しくて。同じユニットやからって、HAYATAさん、YO-HEYさんの下になるワケにはいかない。RATEL'Sっていうのは、リーダーじゃなくても菊池悠斗が引っ張ってるんやで!って思われるように。HAYATAさん、YO-HEYさん、タダスケさんを自分が引っ張り上げる…ぐらいの気持ちで、最初からこのユニットに入ったんで。それこそ原田さんに誘われた時に、そのことを心に決めてから入ったんで。だから菊池悠斗がチャンピオンになったで!って、3人の先輩に一日でも早く言ってやろうと思ってます」
――トーナメントの一回戦では大和田侑と当たる
▼菊池「確かに自分より身長も高くて、体もデカい。でも経験値は絶対に自分のほうが上だと思うんで。向こうもヨソモン相手に絶対負けられない気持ちでくると思うけど、こっちはこっちで、さっきも言いましたけど、ここで勝たないとノアジュニアに来た意味がないと思ってるんで。気持ちと気持ちのぶつかり合いになりますけど、気持ちじゃ絶対に負けないんで」
――勝ち上がればRATEL'S対決の可能性もある
▼菊池「反対のブロックにはYO-HEYさんとタダスケさんがいてるんで、どっちかが勝ち上がってきてくれると信じてますんで。決勝がRATEL'S対決になれば、YO-HEYさんかタダスケさんに恩返しができる。もちろん勝つことで」
――優勝したら挑戦することになるダガの印象は?
▼菊池「映像やSNSでみると身体能力が凄くて。えげつない選手というかバケモンやな…っていうのが外から見てた印象ですけど、自分がノアジュニアに入ったなら、そう考えてたらハナから負けてるのと一緒なんで。負けてるところは一個もないし、俺がチャンピオンをねじ伏せる画を想像しながらこのトーナメントも闘っていきたいと思いますね」
――改めて自身の強みは?
▼菊池「ノアジュニアに来て一番思ったのは、外国人選手は身体能力的にもメチャクチャ凄いんですけど、日本人選手はそこまで自分みたいに飛んだり跳ねたりする選手はいない。その中では自分はずば抜けてると思ってるんで。このトーナメントの誰と当たっても、ずば抜けてやるつもりでいるし、相手以上に凄いモンぶちカマして、ぶっちぎりで印象残します。なぜ自分が“ブラック・イーグル"を名乗ってるのかも分かると思うし、あとは誰にも負けない気持ちの強さ。そこを見て欲しいなって思いますね」